大きな台風が来ると言うことであちらこちらで騒ぎになっていますが、災害時に重要なものの一つに電気があります。
一般的に、今までは一番復旧の早いインフラが電気だとされていたのですが、去年関東地方をおそった台風15号では、あちこちの電柱が軒並み倒れてなかなか停電が復旧しなかったという状況が発生しました。
電線を引き直すのはそう難しくない作業だそうですが、電柱が倒れると倒れた電柱の撤去から行わないといけないため、電気の復旧にも非常に時間がかかったようです。
そこで確認しておきたいのがあなたのお手元の充電池です。普段使っている充電池や、非常用にしまってある充電池の充電は満タンになっているでしょうか。
充電池に充電してある電気は使わなくても徐々に消耗していきます。いざというときに使おうと思っても、充電がされていないということが起こりえるわけです。
幸い、台風が来るのにまだ少し時間がありそうですから、お手元の充電池を片っ端から充電しておいて、停電に備えておいた方がいいと思います。
暗い中で灯りがなかったり、情報が入らなかったりするのは非常に不安が募ってくるものです。そうならないためにも、災害が予測される前には乾電池の準備、そして充電池の充電はしっかりとしておきましょう。
ちなみに、あなたは普段の生活でどれ位の電力量を使っていて、停電時に自分の考える最低限の生活を維持するためにはどれくらいの電気が必要となるのかについて考えたことがありますか。
蓄電池または発電機でもいいのですが、電気自体は今の生活には欠かせないものだと思いますから、自分の安全や普段の使い勝手を考えて、電源に対してもある程度の備えはしておきたいものですね。
カテゴリー: アイテム
バケツがあるととっても便利
災害時にあると助かるものの一つにバケツがありますが、あなたのおうちにはバケツがありますか。
水、荷物、ゴミなど、何かを入れて運ぶときだけでなく、生活用水を川や側溝から汲み上げたり簡易トイレにしたりすることもでき、被災後に大活躍するアイテムなのですが、なぜか非常用持ち出し袋や備蓄品に入っていることが少ない意外なものです。
給水場所でポリ袋に飲料水を入れて運ぶのに難儀している人を見かけるたびに、そのポリ袋をバケツに収めて給水してもらえば運ぶのも楽だったのにと思うことがあります。仮にバケツが汚れていても、ポリ袋がきれいならば飲料水として問題なく使うことができるのですが、輸送のことまではなかなか意識が向かないようです。
バケツというとどうしてもしっかりとしたプラスチックやトタン製のものを想像しがちなのですが、最近では釣り用やアウトドア用に折りたためて小さくなるバケツも販売されていますから、これを非常用持ち出し袋に入れておけばいざというときに役になってくれます。
余談ですが、浸水を防ぐときにつかう水のうを作るときにも、このバケツは活躍します。バケツにビニール袋を二重にしたものを入れ、内側のビニール袋に水を6分目まで入れて袋の口をしっかりと結びます。
それから外側のビニール袋の口をしっかりと結び、浸水しそうな場所に運んで置くと水のうのできあがりです。
いろいろと使える便利なバケツ。値段も高くないですから、あなたの防災用品の中に是非一つ準備してくださいね。
水のうの作り方
水害対策でよく使われるのが土のうといわれるもので、麻袋などに土を詰めて積み上げ、水の被害を防ぐために使われています。
ですが、土のうは非常に重たく、作るための土を持ってきたり積み重ねたりといった作業も一人でやるにはかなり無理があります。
家の周辺や外などで水の被害を防ぐためには土のうが必要だと思いますが、家屋への浸水など、じわじわと広がってくる浸水対策には水のうも有効です。
今回は水のうを作ってみようと思います。
1.水のうのメリット
1)一つあたりの重量は少ないので、一人でも作って運ぶことができる
2)ビニール袋なので柔らかく、水が侵入してくる場所にしっかり貼り付くため、水の浸入がしにくくなる
3)単価が安い
2.水のうのデメリット
1)形がしっかりとしていないので積み重ねることが難しい
2)しっかり、丁寧にビニール袋の口を縛らないと水漏れして水のうとして使えない
3)一つ一つは小さいので、水の勢いのある場所では水に負けてしまう
3.水のうの材料
1)買い物用ビニール袋2枚(水のう一つあたり)
2)水のうにいれる水
3)バケツ(写真は折りたたみできるバケツを使用)
4.水のうの作り方
1)買い物用ビニール袋を二重にし、口を開いてバケツの中に入れます
2)内側の袋に水を6分目まで入れる
3)内側の袋の口をしっかりと縛ります
3)外側の袋の口をしっかりと縛ります
4)水を防ぎたい場所に移動させ、そっと置きます
5)必要な数だけ(1)~(4)を繰り返します
水のうは大きくすることはできますが、土のうと違ってしっかりとした形がないため、どうしてもぺちゃんとなって安定した形状を作ることは難しいです。
そのため、扉やサッシなどからのゆるやかな浸水を防ぐのには使えますが、勢いのあったり量が多かったりする水を防ぐことは難しいことは知っておいてください。
ただ、簡単に作れることと作るのに時間がかからないこと、人手が土のうほど必要ないことから、家の中の守りに使うことはできます。
また、この水のうはトイレや水道の排水口の上に積むことで溢れている水の逆流を防ぐことができます。
土のうほどの丈夫さはありませんが、自宅を守る手段の一つとして、作り方を知っておくと便利だと思います。ただ、元々ビニール袋なので傷つけたり破いたりすると、水を防ぐはずの水のうからこぼれた水で家の中が水浸しになりますのでご用心。
明日は防災の日です
大正12年9月1日に発生した関東大震災にちなんで、毎年9月1日は防災の日となっています。
そしてこの日を挟んで毎年8月30日から9月5日までを防災週間として防災に関するさまざまな行事が全国的に行われています。
今年はコロナ渦で人の集まるイベントは軒並み中止になっていますが、こんなときだからこそそれぞれが自分の防災グッズや避難計画などを見直し、確認しておく時間にしたいですね。
ちなみに、普段は1日と15日しか体験利用ができない災害用伝言ダイヤル171番は、この防災週間中は体験利用することができるようになっていますので、web171番と併せて使い方をしっかりとマスターしておいて欲しいなと思います。
折しも大きな台風が近づきつつあります。週の中程にかけて西日本に影響が出るような予報が出ていますので、対策についてしっかりと確認しておいてくださいね。
当研究所記事「災害時伝言ダイヤルを使ってみよう」
防災用ホイッスルは何のためにあるのか
市販品の非常用持ち出し袋セットにほぼ必ずついているのが笛(ホイッスル)です。
では、このホイッスルは何のために使うのでしょうか。
ホイッスルは「災害時に何らかの理由で自分が動けないとき、助けを呼んだり位置を知らせるために準備してあるもの」です。
災害時に自分は動けないが非常用持ち出し袋を持っている状態というのはどんな状態なのか想像ができるでしょうか。
災害時に自分が動けなくなるというのは、何かの下敷きになったり、家屋の下に埋まっていたりする状態です。地震が代表的なものですが、地震は突然やってくるので、非常用持ち出し袋をたまたま持っていたというのはかなり珍しいケースだと思います。
つまり、ホイッスルは身につけていないと役に立たないと言うことになります。
首から提げたり、ポケットに入れたりして、いざというときに自分の身を守れるように身につけておくことが大切です。
その際には、できれば中に玉のないタイプのものを準備してください。玉が中に入っているものは、埃や水などが中に入ると鳴らなくなります。
構造はシンプルなもの。そして、吹き方をマスターしておいてください。
ホイッスルなど簡単に吹けると思いがちなのですが、持っているホイッスルによって吹き方が違い、同じように吹いても音がうまく出たり出なかったりします。
非常時には、周りがびっくりするくらい大きな音が出ないと助かりません。どうやったら大きな音が出せるのか、周囲の環境に気をつけながら、ホイッスルを吹く練習もしておいてくださいね。
【コクヨ】防災用救助笛〈ツインウェーブ〉(オレンジ) DRK-WS1NYR 価格:335円 |
電池は規格を統一しておこう
最近は百円均一ショップの防災コーナーも充実してきていて、ある程度のものや基本のセットをお試しで作ってみるのにはとても便利だなと感じています。
ところで、非常用持ち出し袋の中で電池が必要な二大アイテムが「懐中電灯・ランタン」と「携帯ラジオ」です。
これらが一体型になったものも出てはいますが、使い勝手を考えると分かれている方がメリットが大きいのでは無いかと思うのですが、それはさておき、非常用持ち出し袋の重量をできるだけ増やさないために、必要な電池は共通化しておくことをお勧めします。
百円均一ショップで売られている懐中電灯の中には非常にコンパクトで使い勝手のよさそうなものが結構あるのですが、コンパクトさにシフトしすぎて交換用電池がかなりレアな規格のものを使っていることがあります。
携帯型ラジオは基本的に電池の規格が単二、単三、単四、充電式のどれかの場合が殆どなので、こちらにあわせて共通化を進めておくといいと思います。
電池に関して言えば、サイズが大きいほど電池容量が大きくて重たくなります。コンパクトさを狙うなら単四ですが、電池容量がさほど大きくないので、持って歩く予備電池を多めにしておく必要があります。
中庸な単三電池は非常に使い勝手が良いので、こちらをメインに準備しておくのがいいかなと考えます。
充電式の乾電池もありますから、充電するための太陽光発電パネルと蓄電池の組み合わせを準備してあれば、充電式乾電池は非常に使い勝手のよいものになります。
発電式の懐中電灯やラジオもありますが製品によって使える時間や使い方がまちまちなので、事前にしっかりと調べておかないといけません。
また、発電式の中には発電機能はあるのになぜか蓄電機能がないものもあったりしますので、製品を選ぶときには充分に気をつけてください。
ちなみに、サイズの小さい電池はスペーサーなどを使うことでサイズの大きな電池の代わりに使うことができます。電池容量が足りないのですぐに使えなくなってしまいますが、いざというとき、ちょっとした手間で使えることは知っておいてください。
見落としがちな電池の規格。非常用持ち出し袋や備蓄品を準備するときには、なるべく規格を共通化して、いざというときに電池がないといった騒ぎにならないようにしてくださいね。
パナソニック LED懐中電灯 電池がどっちかライト ホワイト BF-BM01P-W [BFBM01PW] 価格:1,030円 |
【活動報告】防災ポーチを作ってみました
持ち歩きのできる防災グッズというと防災ポーチを推奨している当研究所ですが、ふと思いついて防災ポーチのアップデートと防災ポーチの作成を行うことにしました。
防災ポーチはいつもカバンの中に入っていて何かあったときに活躍してくれる便利なアイテム(某研究員は友人から「異次元カバンだ」と言われたそうです)ですが、たまに点検しておかないと電池が切れたり不足しているものが発生したりしますので、新規研究員に防災ポーチを作るついでに持っている人のポーチもアップデートしてしまおうというのが今回の試み。
今回は100円均一ショップで売られているエマージェンシーシートと裁縫セットを追加してみました。
向こうが透けそうなほど薄いエマージェンシーシートではありますが、軽量で邪魔にならないことからそれなりに使えるのではないかと思います。
一つ問題があるとすればいろいろな便利アイテムを追加していくとポーチがどんどん大きくなっていくこと。
気がついたら防災ポーチでは無く非常用持ち出し袋になっているような気がして、セットの作り方を考えてしまいました。
ただ、防災ポーチは使い続けているとその人にあった形にカスタマイズされていきます。ある程度時間が過ぎたところで持っている人達の防災ポーチがどのように進化したのか見せ合うのも面白いのでは無いかと思っています。
手動式シャワーを使ってみた
お盆を過ぎたとは言え、日中はまだまだ暑い日が続いています。そんなときにはどうしても水遊びがしたくなるものですが、プールはコロナ禍で閉鎖中。
では海遊びということで、当研究所も海に遊びに行くことがあるのですが、普段遊ぶ場所はあいにくとシャワーなど塩を流す設備のないところです。
いつもは4リットルの焼酎の空きペットボトルに水を詰め込んで、遊び終わったら頭からかぶっているのですが、どうにも使うお水の効率が悪いのと、ある程度の勢いがないと塩が落ちている気がしない。というわけで、20リットルのポリタンクに手動加圧式のシャワーを用意して使ってみることにしました。
ポリタンクの吸水口にポンプを取り付けて、あとはひたすら加圧すると、シャワーが出てくるという単純な仕掛けなのですが、これが結構便利。
ポリタンクの色を吸熱性の高い茶色にしてしまったせいか、圧をかけすぎると怪しい膨らみ方をしたので、膨らみ方をみながらの加圧となり、使う人にはちょっと水圧が物足りなかったようです。
ただ、吊り下げ式に比べると使える水量が多く、電動式と違ってバッテリーが不要で軽いという利点は素晴らしいなと思いました。
15リットル入れて試してみたのですが、上手に使って3人ちょっとくらいは塩を落とすことができましたので、世帯や家族程度ならそれなりに汗を流すことが可能だと思われます。
お値段も安く、維持管理も殆ど不要の手動式シャワー。
防災用品の一つとして準備しておいてもいいのかなと感じます。
ちなみに、準備するのであれば、できれば目隠し用のブルーシートや杭なども用意しておいた方がいいかなと思います。
簡易シャワー アウトドアポンプシャワー 電池不要 手動式シャワー エコシャワー スポーツ・アウトドア 価格:3,740円 |
水分の取り方
先日、スポーツドリンクと経口補水液について違いを書かせていただいたところですが、ある方から「普通に水を飲んでも熱中症にはならないでしょう?」というご意見をいただきました。
確かにそのとおりです。ただ、普通のお水でも飲み方によっては「水中毒」と言われる症状を引き起こすことがあり、暑い時期の水分摂取では少しだけ気をつけないといけないことがあるので、今回はそれを踏まえて、もう一度水分摂取の方法について考えてみたいと思います。
汗をかいたときに何も水分を摂取しないと脱水症状を起こします。それにより体温調節機能が損なわれた結果熱中症になりますので、運動をしていようがじっとしていようが、汗をかくようであれば水分はしっかりと摂取する必要があります。
脱水症状というのは、体の体液が不足して体の中の調整がうまくいかなくなる状態を指し、放っておくと命の危険があります。
ただ、激しい運動や屋外の作業をしているので無い限り、普通の水をこまめに飲めば脱水症状を防ぐことが可能です。熱中症及びその前段となる脱水症状を防ぐために、しっかりと水を飲むようにしましょう。
さて、最初のところで「水中毒」と言ってはいますが、別に水を飲んだら中毒症状が起きるというわけではありません。
汗をかくと、汗に混じってナトリウムなどのミネラル分も体外へ出ていきます。この状態で水だけを補給し続けると血中に残っているナトリウム分がどんどん薄くなって、けいれんや意識障害といった症状が起きます。
これを「水中毒」と言い、それを防ぐためにナトリウムなどのミネラル分が入っているスポーツドリンクや経口補水液が夏場は推奨されているのです。
では、スポーツドリンクや経口補水液に頼らず、水だけでうまくやる方法はというと、これは「こまめに水分を適量取りましょう」と言い方になります。
喉が渇く前にコップ1杯程度の常温の水をゆっくりと飲むこと。そして食事はきちんと摂取すること。
「水中毒」は「失われた水分の急激な摂取+ナトリウム分の不足」で起きるわけですから、失われた水分を水で摂取する場合、もう一つの失われたナトリウム分をどこで補うのかということになりますが、これは食事を普通に摂取すれば充分カバーできます。
減塩食などの場合には別ですが、基本的には日本人の食事は塩分が多めだと言われていますので、普通に食事ができていればナトリウム分の補充は充分に可能です。
ちなみに激しい運動や炎天下での屋外作業では、汗による水分とナトリウム分の喪失が急激に起きるため、それを同時に短時間で体内に吸収摂取できる工夫がされているスポーツドリンクや経口補水液が推奨されているのです。
普通に考えるとあまり起きそうにない水中毒ですが、例えば気づかない間に脱水症状を起こしてしまって意識がはっきりしない状態の時に「水を飲め」と言われて水を飲み続けた場合、若しくは炎天下にいた人がおいしいからといって冷たい水を一気に大量に飲んだりすると発生しますので、飲み方に気をつける必要があります。
そういえば、夏の風物詩の一つ「スイカに少しの塩」や運動部でよく見た「麦茶に塩」は水分やナトリウムなどのミネラル分をしっかりと摂取することができ、よく考えられているのだなぁと調べているうちに感心したことを思い出しました。妙に見えても、きちんと理にかなったことをしているのですね。
最後に、糖尿病などの糖質制限や減塩指導されている方は、水、スポーツドリンク、経口補水液の摂取方法に注意が必要な場合がありますので、いろいろと自分で考える前にかかりつけのお医者様に確認して脱水症状を起こさないような水分補給をしていただければと思います。
川で溺れたときの救助法
暑いせいか、水の事故があちらこちらで起きています。
川の事故の場合、最初に一人が溺れ、それを助けようとした人がさらに溺れるという悪循環が起きた結果、亡くなる人が増えてしまっている状況のようで、ちょっと困ったものだなと感じています。
前にもちょっと触れましたが、水辺、特に川で遊ぶときにはライフジャケットは必須です。意識があってもなくても最低限の浮力があれば、最悪でも溺れて溺死という事態だけは避けることができます。
では、溺れたらどうなるのかというと、よくドラマであるようなじたばたは滅多にできません。実体験上は身体が動かなくなって静かに溺れていきます。
そこから意識が取り戻せれば、ばちゃばちゃと溺れているおなじみのシーンになるのではないかと思いますが、もしも溺れている人を救助しようとするのであれば、間違っても溺れてバシャバシャしている人には近づいてはいけません。
バシャバシャと溺れている人は溺れまいと必死ですから、救助者に抱きつくこともかなりの確率で発生します。そうすると、いくら泳ぎの得意な人でも身体の自由を奪われて一緒に溺れることになってしまいます。
溺れている人を助けるためには、ある程度重さのある浮き輪や大きめのペットボトルに重し代わりの水をいれたものなどに紐をつけて、溺れている人めがけて投げてそれに捕まらせるようにします。
溺れている人に救命具を掴ませるのはかなり困難な作業ですが、それでも近づいていって巻き込まれるよりもよほどマシです。
もしも下流で受け止めるのであれば、ロープなどでしっかりと固定した状態で浮力を確保した救助者が溺れている人を救助します。このときの浮力は、二人以上つかまっていても絶対に沈まないだけのものが必要となります。
いずれにしても、まずは溺れていることに気づくことが大切ですから、水遊びをするときには必ず監視役を用意し、下流側から全体を見渡せる位置を確保して監視するようにしてください。
浅くても、下手すると簡単に溺れてしまいますので、安全を確認し、安全装備を確保した上で遊ぶようにしてくださいね。