【活動報告】防災研修会「逃げ地図を作ろう」を開催しました

2024年4月12日に益田市の市民学習センター103会議室で防災研修会「逃げ地図を作ろう」を開催し、3名の方にご参加いただきました。
逃げ地図とは、災害の発生が予測されるときや発生後に避難する際、事前に安全な避難経路を想定して逃げるための道を決めておくためのものです。
この地図を作るためには、ハザードマップの確認や防災マップを作って地域の安全な場所や危険な場所を確認したうえでの作業が必要となります。
今回は前段の作業を省いてしまったためわかりにくかったと思いますが、実際にやってみるとそんなものかと思われるような内容だと思いますので、災害のときには避難する必要がある方は、ぜひ一度作ってみてください。
今回ご参加いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】能登半島地震被災地で炊き出し支援を行いました

2024年4月9日から11日の3日間、石川県志賀町にある富来活性化センターで能登半島地震で被災された方への昼食炊き出し支援を行いました。

4月9日は雨天の中でしたが、益田市匹見町や津和野町などで食べられている郷土食の「うずめ飯」と「大根のはりはり漬け」を105食提供。


4月10日は「ひじきご飯」と「塩ちゃんこ鍋」を102食提供。


最終日の4月11日はばら寿司と石川県七尾市産のもずくを使ったもずくの澄まし汁を111食提供しました。


遠路参加してくれたスタッフの皆さん、さまざまな形で支援してくれた皆様に、厚く感謝します。ありがとうございました。
3か月経って、現地報道はかなりされなくなってきていますが、まだ復旧にすら手が付けられていない状態の被災地と、何もなかったかのように観光客でごった返していた金沢のギャップ。
いろいろな意味で驚き、そして何かできないかを考えさせられる支援となりました。
今の状況が長引けば、第2陣以降の災害復旧支援を実施する必要があると考えていますので、引き続きご支援をよろしくお願いします。

【お知らせ】防災ディキャンプをしました

2024年3月27日に、益田市の水防センターをお借りして、益田市の民間学童施設よつばキッズスクールの子ども達と一緒に防災ディキャンプを行いました。
当日は消防団に配属される新型の消防車が届いたということで、その車を見せてもらうところから始まり、ゲームでしっかりと体を動かしてから、ポリ袋を使ったご飯炊きを行いました。
その後、炊けるのを待っている間は横揺れ体験やブロック塀体験をし、実際に地震が起きた時がうまくイメージできるようになるといいなと思います。
ご飯が炊きあがったところで、よつばキッズスクールで育てた大根を使った大根ステーキを作り、炊きあがったご飯はカレーをかけて、カレーライスと大根ステーキを昼食にして食べました。
その後はお片付けをして終わったのですが、子ども達は興味をしっかりと持って楽しんでくれていました。
長期休みになると、学童保育でも子供をお預かりする時間は長くなり、どのようなことをやるのか頭を悩ませることも多いと思います。
こういった防災ディキャンプがその手助けになればいいなと思います。
今回この企画に乗ってくださったよつばキッズスクールの先生方、会場を貸してくださり、当日は消防車まで見せてくださった益田市消防団の皆様、そして、参加してくれた子ども達に、心から感謝します。

【活動報告】研修会「災害とお金の話」を開催しました

2024年3月23日に益田市の市民学習センターで研修会「災害とお金の話」を開催しました。
当日は2名の参加をいただき、災害後に支援金などが出るまでの流れや地震保険の考え方などについて、2時間に渡ってお話をさせていただきました。
地震保険は地震から生活を立て直すための資金として出されることや、査定の方法などについても説明があり、非常に内容は濃かったのではないかと思います。
あまり着目されることのないお金のことですが、被災後にはかなり重要な問題となってきます。
さまざまな事情で働けなくなることが発生しうることを考えると、それに対するしっかりとした備えが必要なのではないかと、改めて考えさせられました。
今回の研修で講師を務めてくださいましたあるむ保険プランの大谷様、そしてご参加いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。
当研究所では、こういった研修会を今後もやっていきたいと思っていますので、気になるものがありましたら、ぜひご参加ください。
お待ちしております。

【活動報告】防災カフェを開催しました

2024年3月15日に益田市高津にある連理松センター様で、高校生のお二人に防災についてお話をさせてもらいました。
お一人は食、もう一人は医療と防災について調べているそうで、防災についての質問を受けました。
あちこち飛んでまとまりのない所長の話を聞くのは大変だったと思いますが、お二人ともしっかりと話を聞いてくれました。
今後の研究がうまくまとまることを願うと同時に、引き続きできる範囲での支援ができるとよいなと思っています。
この度高校生の皆さんとのご縁を作ってくださった連理松センターの職員様に、厚くお礼申し上げます。
また、こういった調査研究のお手伝いもやりますので、興味のある学生さんがいれば、声をかけてみてくださいね。

【活動報告】外あそびごはんの会inやぶさめ公園を開催しました

2024年3月3日に益田市高津町にあるやぶさめ公園にて、外あそびごはんの会inやぶさめ公園を開催しました。
当日は13人の子供たちが、雨が降ったり止んだり、冷たい風が吹いたりする中を、ブルーシートテントを作ったり、たき火を作ってご飯を炊いたり、おにごっこや斜面滑りなどをして楽しみました。
今回は高校生も四人お手伝いに来てくれて、スタッフをしながら子供たちと一緒に活動をしてくれました。
こういった輪が広がっていくとよいなと思いながら、今回の活動を終了しました。
今回参加してくれた子どもたちと、参加を許可してくれた保護者の方、手伝ってくれた高校生の皆さん、そしてスタッフの皆さん。
本当にありがとうございました。

【活動報告】子ども防災キャンプを開催しました

 2024年2月23日から25日にかけて、二泊三日で子ども防災キャンプを開催しました。
 場所は浜田市三隅町の黒沢まちづくりセンター様。
 今回は黒沢まちづくりセンター様の全面的な後援をいただき、期間中仮設トイレ体験やゴミ袋防寒着、ダンボールシェルター作りなどを体験しました。
 途中、地元の方々や地元消防団の皆様、浜田市社会福祉協議会三隅支所様、浜田消防本部西部消防署様のご協力をいただき、避難所設計や放水体験、消火器体験、炊き出し訓練をさせていただきました。
 参加してくれた子どもたちは全部で7名でしたが、非常に濃い経験ができたのではないかと思っています。
 参加してくれた子どもたちと彼らを快く送り出してくださった保護者の皆様、黒沢まちづくりセンターの職員の皆様、黒沢まちづくり協議会の皆様、浜田市消防団黒沢分団の皆様、浜田消防本部西部消防署の皆様、浜田市社会福祉協議会三隅支所の皆様、野菜やお米などの提供をしてくださった皆様に、厚くお礼申し上げます。
 ありがとうございました。

【活動報告】防災研修会を開催しました

 2024年2月4日に益田市高津町のSeaside Community NALUにおいて防災研修会「日頃から備える 防災&備蓄づくり講座」を、講師に吉賀町の樋口ふみ様をお招きして開催いたしました。
 当日は定員オーバーの12名の方にご参加いただき、備蓄の考え方など災害に関わらず必要な内容を聞いていただきました。
 備蓄の考え方は人それぞれです。自分の考え方に沿って準備してあれば、それは生きた備蓄だと思います。
 参加してくださった皆様が、これから先楽しい備蓄ができるようになるとよいなと思っています。
 今回参加してくださった皆様、講師を快諾してくださった樋口ふみ様、そして快く会場をお貸しくださり準備までお手伝いいただきましたNALUのスタッフの皆様に、あつくお礼申し上げます。

【活動報告】防災研修会を開催しました

2024年2月3日に益田市民学習センターで、研修会「地震の前に何をしよう? 地震の後はどうしよう?」を開催しました。
どたばたしていてほぼ広報できなかったのですが、お二人の方にご参加いただき、なんとか開催することができました。
地震については、地元の人は案外と気にしていないのですが、過去に大きな地震が起きていないからこそ、大きな地震が来たら大きな災害を生み出すことになります。
構造上どうしても地震が起きる日本列島に住んでいる以上、地震対策は日ごろの生活から切り離すことはできないと思っています。
今回の研修会が、そのための参考になれば幸いです。
新年度は月に一度こういった研修会を定例でやっていきたいと思っていますので、興味のある方はぜひぜひご参加ください。
このたびご参加いただきました皆様に、厚くお礼申し上げます。

【活動報告】高津小学校で防災クラブを開催しました

 2024年1月31日に、益田市立高津小学校で、今年度最後の防災クラブがありました。
 今回は、最初にクイズをし、それから正解のない答え探しというタイトルで、二つの問題を考えてもらいました。
 一つは800人いる避難所に届いた700個のロールケーキをどうするかをそれぞれ個人で考えてもらい、どう考えたかを全員に聞いてみました。その後、避難所が必要か必要でないかを二つのチームに分け、それぞれの立場から考えてもらいました。
 災害時には、さまざまな考え方でさまざまな人が動きます。その行動に後付けで文句を言うのは簡単なのですが、その時に最善を考えて行動するのなら、それが正解なんだと言う話で、一年を締めくくりました。
 一年間、よくわからないクラブ活動に参加してくれた子どもたちと、担当の先生、手伝ってくれたスタッフの皆様に、改めて感謝します。
 ありがとうございました。