【活動報告】オンライン防災研修の講師をしました

2024年7月19日。三重県津市の川合公民館とオンラインで結んで、全4回に渡って防災研修を行いました。
同じ内容の研修2コマを2回、地域の自治会の代表者の方向けに開催したこの研修会では、1回目は地域の災害と対策について、2回目は川合公民館を使った避難所設計を行ってもらいました。
オンラインでは参加者の方の反応がわかりにくくて少し大変なのですが、現地スタッフと川合公民館の皆様、そして参加者の皆様のご協力により、無事に終わらせることができました。
意識していても、普段はあまり考えない、でも対応はしておかなければならない災害の備え、この研修会が少しでもお役に立てたならうれしいです。
今回お声がけいただきました川合公民館の皆様、現地支援をしてくれた子ども教室ミラコロの安井様、そしてご参加くださいました皆様に、厚くお礼申し上げます。

【活動報告】おたがいさま益田の防災研修会講師をしました

2024年7月8日。益田市高津町にあるおたがいさま益田様で、「災害復旧はおたがいさまから」というタイトルで研修会をさせてもらいました。
おたがいさまというのは、よくあるようでなかなか難しいテーマかもしれません。
この団体では、ちょっとしたお手伝いを少しの費用でお願いできるというシステムを作り、地域のいろいろな方のちょっとした困りごとをお互い様の精神で助けておられます。
被災後は、支援が来ても細かなことでいろいろな困りごとが発生しますが、そういうときに、お互い様の精神が使えるといいなと思います。
今回講師に呼んでくださったおたがいさま益田の皆様に、心からお礼申し上げます。

【活動報告】高校生に能登半島地震炊き出し支援のことをお話しました。

 2024年7月3日に島根県立益田翔陽高校で、防災に関心のある生徒さん向けに、能登半島地震の炊き出し支援報告をしました。
 前回防災カフェとしていろいろとお話しした子達でしたが、この後、逃げ地図の話やローリングストックの話を地域の方にするのだそうです。
 若い方が動いてくれると、それ以外の人も動き出してくれます。
 今後の活躍を期待するのと同時に、引き続きできる支援をしていきたいと思っています。
翔陽高校の皆さんに厚くお礼申し上げます。

【活動報告】親子防災ディキャンプを開催しました

2024年6月30日。浜田市三隅町にある黒沢まちづくりセンターで、親子防災ディキャンプを開催しました。
元々は屋外でブルーシートテントづくりやたき火づくり、炊飯体験を予定していたのですが、当日は大雨警報が出るかもしれないという天候でしたので、屋内開催に変更し、経口補水液づくり、避難所設営練習、ポリ袋クッキングを体験してもらいました。
当日ご参加いただきました3組の親子の皆様には、ちょっと物足りなかったかもしれませんが、今後屋内開催のディキャンプも内容を充実していければなと思っています。
今回ご参加いただきました家族の皆様と、会場を快く貸してくださった黒沢まちづくりセンターの皆様に厚くお礼申し上げます。
なお、黒沢まちづくりセンターでは、当研究所との防災イベントをあと2回計画しており、次回は10月19日に親子防災キャンプを予定しています。
興味のある方は、ぜひご参加ください。

【活動報告】匹見下公民館で防災研修会の講師をしました。

 2024年6月22日、午後は益田市匹見町の匹見下公民館で防災研修会の講師をしました。
 災害についての全般的な話や今回の公民館の近くにある弥栄断層、そして地震についてお話をさせていただきました。
 住んでいる方でも、興味がなかったり情報に接することがなければすぐそばに地震の素があることは知らなかったようで、参加してくださった方々は非常に興味深く聞いてくださいました。また、お話の後は、公民館に備蓄されている資機材を使って、実際に仮設トイレを組んでみました。
 いざ使うとなると、どのようになるのか、どんな感じでつかえばいいのかについて、考えてもらうきっかけになったのではないかと思います。
 活断層はいつ動くかわかりません。そのため、その日に備えて準備だけはしておく必要があります。
 今回のお話がきっかけになって、地域の防災意識が少しでも向上してくれることを願っています。
 今回お声がけいただきました匹見下公民館の皆様に、厚くお礼申し上げます。

【活動報告】浜田市の浜田第三中学校で防災体験会をしました

2024年6月21日に、浜田市の浜田第三中学校で防災体験会の講師をさせてもらいました。
前回は防災講話として防災についてのお話をしたのですが、今回は地域の方と一緒になるべく活動体験をさせてやりたいとのお話で、何をやったらいいのかなと試行錯誤し、結局「ダイレクトロード」「避難誘導に協力しよう」という二本のゲームと、実際の体育館を使った避難所設計、そして実際の道具を使った避難所用アイテムの組み立てまでを行い、生徒さんや地域の方に支えられて、なんとか無事に終わらせることができました。


「難しかったけど楽しかった」とか、「途中から何やってるかわからなくなった」とか、終わった後の振り返りでもたくさんの意見をもらって、もし次回があればもっと楽しみながら考えてもらえるような内容にできればいいなと思っています。
今回参加してくれた生徒さんや地域の方、そして先生方に感謝します。

【活動報告】「はじめてさんのぼうさいおとまり会」を開催しました

2024.6.1-2に益田市美都町にあるぬくもりの里二川様で、「はじめてさんのぼうさいお泊まり会」を開催しました。
いきなり体育館で雑魚寝はハードルが高いけれど、防災やアウトドアには興味がある、そういった子供さん向けに、入門編として宿泊施設に泊まっていろんな体験をするコースを作ってみました。
このコースは、少ないプログラムをゆったりとできるまでやることと、家族以外の人と一緒に寝るということに重点をおいた内容でしたが、温泉と布団がついていたので、参加者以上にスタッフが喜んでくれました。
火を起こす、その火でご飯を炊く、大きなお風呂の入り方を知る、暗いということを知る、そして翌朝は普通の朝ご飯を作って、体育館で避難所テントや段ボールベッド、仮設トイレを組み立てて避難所を作り、最後は自由遊びという、とってもゆるいプログラムでしたが、参加してくれた子ども達はそれなりに楽しんでくれたようです。


「防災」と書くと途端に難しいことのように思われるのですが、日常生活の延長線上にあるものですから、細かく分解すれば難しいものは何もありません。
今回は初めてでしたのでかなり説明不足な点が多かったのですが、見つかった改善点を直して、また開催していきたいと思っています。
参加してくれた子ども達、参加を許可してくださった保護者の方、会場を快く貸してくださったぬくもりの里二川様、二川公民館様、そしていろいろなイベントを支えてくれているスタッフの皆様に、こころから感謝申し上げます。

【活動報告】中学生向け防災教室の講師をしました。

 2024.5.21。浜田市の浜田第三中学校の一年生の皆さんに総合的な学習の時間として防災教室をやらせていただきました。
 当日は実際に体を動かしてもらう内容を主に、地震時に身を守る姿勢や、避難所と避難場所の考え方、収容人員の違いなどを体験してみてもらいました。
 途中で説明が長くなって退屈させてしまうところもあり、今後の中学生向けのプログラムについて検討が必要な部分もたくさんありましたが、伝えたことの一つでも生徒さんに残ってくれているといいなと思います。
 次回は6月に、図上演習や実際の避難所設営を行ってみたいと思っています。
 今回お声がけいただきました浜田第三中学校の阿部先生、ご紹介くださいました長浜公民館の長谷川様、そしていろいろな質問で盛り上げてくれた生徒の皆さんに心から感謝します。

【活動報告】研修会「マイタイムラインを作ろう」を開催しました

2024.5.11。益田市民学習センターで研修会「マイタイムラインを作ろう」を開催しました。
マイタイムラインというと意味がわからんというかたもおられると思いますが、災害が起きるまでに時間があって対応ができる水害や台風などへの時系列の備えをあらかじめ決めておくことで、これがあると抜けなく落ちなく、確実に安全が確保できるという行動計画書のことです。
参加者はお一人でしたが、備えることができる災害には、準備して備えるということが伝えられたなら良いなと思っています。
今回ご参加くださった方に、こころから感謝します

【活動報告】能登半島地震被災地で炊き出し支援を行いました

2024年4月9日から11日の3日間、石川県志賀町にある富来活性化センターで能登半島地震で被災された方への昼食炊き出し支援を行いました。

4月9日は雨天の中でしたが、益田市匹見町や津和野町などで食べられている郷土食の「うずめ飯」と「大根のはりはり漬け」を105食提供。


4月10日は「ひじきご飯」と「塩ちゃんこ鍋」を102食提供。


最終日の4月11日はばら寿司と石川県七尾市産のもずくを使ったもずくの澄まし汁を111食提供しました。


遠路参加してくれたスタッフの皆さん、さまざまな形で支援してくれた皆様に、厚く感謝します。ありがとうございました。
3か月経って、現地報道はかなりされなくなってきていますが、まだ復旧にすら手が付けられていない状態の被災地と、何もなかったかのように観光客でごった返していた金沢のギャップ。
いろいろな意味で驚き、そして何かできないかを考えさせられる支援となりました。
今の状況が長引けば、第2陣以降の災害復旧支援を実施する必要があると考えていますので、引き続きご支援をよろしくお願いします。

なお、本事業を行うに当たっては多くの方にご寄付を頂戴し、また、日本財団様、中国ろうきんNPO寄付システム様の災害枠の助成を受けて実施することができました。重ねてお礼申し上げます。