手動式シャワーを使ってみた

 お盆を過ぎたとは言え、日中はまだまだ暑い日が続いています。そんなときにはどうしても水遊びがしたくなるものですが、プールはコロナ禍で閉鎖中。
 では海遊びということで、当研究所も海に遊びに行くことがあるのですが、普段遊ぶ場所はあいにくとシャワーなど塩を流す設備のないところです。
 いつもは4リットルの焼酎の空きペットボトルに水を詰め込んで、遊び終わったら頭からかぶっているのですが、どうにも使うお水の効率が悪いのと、ある程度の勢いがないと塩が落ちている気がしない。というわけで、20リットルのポリタンクに手動加圧式のシャワーを用意して使ってみることにしました。

上についているポンプで空気を圧縮し、そのチカラでシャワーを出す構造。下側に見えるオレンジのボタンは圧抜用

 ポリタンクの吸水口にポンプを取り付けて、あとはひたすら加圧すると、シャワーが出てくるという単純な仕掛けなのですが、これが結構便利。
 ポリタンクの色を吸熱性の高い茶色にしてしまったせいか、圧をかけすぎると怪しい膨らみ方をしたので、膨らみ方をみながらの加圧となり、使う人にはちょっと水圧が物足りなかったようです。

水道ほどではないが、それなりにしっかりシャワー感じられる水流はある。


 ただ、吊り下げ式に比べると使える水量が多く、電動式と違ってバッテリーが不要で軽いという利点は素晴らしいなと思いました。
 15リットル入れて試してみたのですが、上手に使って3人ちょっとくらいは塩を落とすことができましたので、世帯や家族程度ならそれなりに汗を流すことが可能だと思われます。
 お値段も安く、維持管理も殆ど不要の手動式シャワー。
 防災用品の一つとして準備しておいてもいいのかなと感じます。
 ちなみに、準備するのであれば、できれば目隠し用のブルーシートや杭なども用意しておいた方がいいかなと思います。

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