常識の共有化をしておこう

 避難所運営において一番問題となるのは、正しいと思っていることと正しいと思っていることのぶつかり合い、常識同士の喧嘩です。
 例えば、避難所におにぎりが避難者の半分しか配られなかったとします。
 あなたは避難所の運営者として、これをどういう風に取り扱いますか。
 老人から渡すという人もいるでしょう。一つを半分にして全員に配るという考え方もあります。子供や妊婦、病人に優先するという見方もあれば、元気な若い人に優先するという考え方も、全部捨ててしまうと言う考え方もあり、千差万別になると思います。
こういったときには、運営者の間で激しくもめることになってしまうことがあります。言っている話は、誰の話もきちんと理解できるもので、お互いの常識がぶつかり合っている状態になっているのです。
 非常時にこういった事態になると、もめたあとはずっとしこりを残すことになり、あまり良い状況を生み出すとは思えませんから、平時に避難所の運営方針について基本ルールを定めておく必要があるのです。
 避難所には当初予定していない状況の人達が避難してくることがあります。避難所の性格上受け入れないと決めることはできませんから、あらかじめそういった人達が避難してきたときにどのように対応するのかを決めておくことが重要なのです。
 さまざまな大規模災害では、必ず何らかのトラブルが起きていて、毎回異なった考え方で解決がされてきていますから、そういった事例を収集して、自分たちだったらどうするかということを話し合っておきましょう。
 時間の関係や情報の集め方などで難しいなと感じるのであれば、クロスロードゲームというのがありますので、これで考え方を整理していくのもいいかもしれません。
 クロスロードゲームは実際に起こった出来事を追体験し、その処置が正しいと思うか他の処置ができたのではないかという意見を出し合うもので、そこから考え方を掘り下げていくとさまざまな意見を擦り合わせることもできると思います。
 あなたの常識が全ての人に通用するわけではありませんし、誰もがあなたと同じように考えているわけではありません。
 自分の常識は他人の非常識、それくらいの気持ちで他人の意見も傾聴できる避難所運営体制も組み立てていきたいものですね。

クロスロードゲームとは?」(内閣府防災担当のサイトへ移動します)

雪道を車で走行するときの注意点

2016年のときの雪景色。

 年末年始は大きな寒波が来るそうです。
 夜の間に雪が一気に降り積もってしまうこともありそうですので、予め積雪対策はしておいたほうがいいかもしれませんね。
 新型コロナウイルスの移動自粛ではありませんが、大雪のときにも不要不急の外出は控えて天気が落ち着くのを待つというのは基本です。
 でも、何らかの事情で道路を車で走らなければいけないことが起こりうるかもしれません。
 そんな方は、出かける前に以下の点に注意しておいてください。

1.車のタイヤはしっかりとしたスタッドレスタイヤになっているか。

 四輪駆動車などをお使いの方の中には「四駆だから大丈夫」と不思議なことをいう人が一定数いらっしゃいますが、二駆であれ四駆であれ、道路に設置しているのはタイヤです。そして、普通のタイヤは雪道を走るようには設計されていません。
 正確に書けば、「雪道を走れても止まれない」のです。
 普通のタイヤだと、走り出せても止まれませんので、高確率でどこかに突っ込んでしまいます。
 また、スタッドレスタイヤは普通のタイヤよりも経年劣化が早いですので、保管状況にもよりますが、3年も使うとしっかりと効かなくなってしまいます。
 まだ山があるからと言って古いスタッドレスタイヤを履くのはかなり危険です。
 道路で立ち往生して動けなくなる車の中には、結構高確率で古いスタッドレスタイヤを履いている車がいるそうですので、そうならないためにもきちんと使えるタイヤを履かせておきましょう。

2.タイヤチェーンは積んでいるか。

 スタッドレスタイヤも圧雪状態ではなかなか効果が十分に発揮できません。
 そんなとき、タイヤチェーンがあればしっかりと走ることができます。
 また、雪道からの脱出時にもタイヤチェーンがあったほうが安心できます。
 金属チェーン、ゴムチェーンとありますが、どちらでもいいのできちんと準備しておきましょう。また、あらかじめちゃんと巻くことができるように練習しておくことは言うまでもありません。

3.スコップは積んでいるか。

 もしも動けなくなったときには雪をどけて道を切り開く、またはその場で救援を待つとして車内暖房を効かせるためにエンジンを回すとき、排気管が雪に埋もれるのを防ぐために排気管の周りを定期的にほる必要があります。
 そのためには、先が平らな平スコップまたは除雪スコップを準備しておきましょう。

4.幹線道路以外は走らない

 大雪になると、幹線道路以外の道路の除雪は後回しにされます。
 そのため、普段使っている迂回路だからと狭い道に入ってしまうと、そこで動けなくなると救援が来るのがいつになるか分からない状態になります。
 自分も困りますし、周囲にも迷惑をかけますので、幹線道路以外は走らないようにしましょう。

5.燃料はできるだけ入れておく

 普段の感覚で大丈夫だと思っていても、道路で動けなくなると車のエンジンを使っての暖房が生命線になります。
 そのため、大雪でどうしても出かけないといけない場合には、できるだけ燃料を満タンにして出かけるようにしましょう。
 ちなみに、軽油の場合は暖地と寒冷地では仕様が異なりますので注意してください。

 まだまだいろいろな注意点はあるのですが、大雪のときには車でも歩いてでもできる限り出かけないのが基本です。
 どうしても出かける場合には、上記の点そして下記のリンク先の中もしっかりと確認してもらって、安全に出かけて帰ってこられるようにしてくださいね。

雪道・アイスバーンでの運転の注意点」(JAFのウェブサイトへ移動します)

作った計画はできるかどうかを検証しておこう

 マイタイムラインやBCPなどを作りましょうということでさまざまな場所でいろいろな講習会や説明会が開かれています。
 そこで出来上がった計画は非常に優れていて被災しても命はきちんと守れるというものになっているのですが、それが実際の行動に移せるのかというと、ちょっと難しいのではないかというものを作っていることも多いです。
 マイタイムラインやBCPは非常時に命を守ることが目的となっています。BCPの場合にはこのあとの復旧も記載しておかないといけませんが、その策定計画に無理がないかを、一度しっかりと確認してみてください。
 よくあるケースとしては、マイタイムラインで特別警報が発表されたら自動車で川向こうの高台の避難所に避難するといったものがあります。
 「特別警報が出たら」「高台の避難所に避難する」は問題はありませんよね。
 ここで問題になるのは「自動車で」「川向こうの」という部分です。特別警報が出ているような状況だと、河川が氾濫危険水位もしくは氾濫している可能性が大きいです。
氾濫しそうだと通行止めになりますし、もし氾濫していたらそもそも通行できません。
自動車で突破しようとしても、川の流れに車ごと流されてしまう可能性もかなり高くなりますから、手順を考える必要があるわけです。
 このケースだと、「特別警報」ではなく「氾濫注意水位情報」にしておくと、他を変更しなくても安全に避難することが可能になります。
 もしも「特別警報」を避難判断の基準にするのであれば、「自宅の2階以上の部分」や「近くの高い建物に歩いて避難する」ようにした方が安全だと考えます。
 特別警報が発表されるときには、すでにそのエリアでは災害がどこかで起きていると考えた方がいいですから、家の周囲で水が溢れている状態ということを想定して避難計画を組んでおきたいところです。
 また、「非常用持ち出し袋に1週間分の食料と水を入れて歩いて避難」というのも見たことがありますが、それを持って避難しようとすると、一人分であっても自力でもって移動することは困難だと思います。
 実際に実行できる計画というのは、作った後に実際に行動してみてうまく行くかどうかをきちんと確認しておかないといけません。
 作ったことで満足するのではなく、実際にその作った計画が実施できるのかについて一度やってみて、できない部分を手直しし、本当に使えるものにしていきたいですね。

地域の調整役を作っておく

 被災後に支援や復旧がどれくらい速やかに進むかどうかというのは、地域、行政、ボランティアを繋ぐ調整役がいるかどうかで決まります。
 行政機関はこの役を地域の自治会長に担ってもらうことを前提にさまざまな支援計画を作っているわけですが、自治会のない場所や自治会が機能不全に陥っているところは自治体職員が派遣されて調整を行うことになります。
 誰がやるにしても、地域の中でしっかりと顔が売れていて、「あの人が言うのなら」というような人が調整役として存在していないと声の大きい人やさまざまな伝手やコネを持っている人が優遇されてそれ以外の人はいっこうに復旧が進まないといった事態になることもよく起こります。
 地域を上手に復旧させるためにはしっかりとした方針と実行力が必要となります。そして、いろいろな要望や無茶ぶりをする人達の間を上手に調整してトラブルを上手に解消できること。そう言った人を地域に作っておかないといろいろと面倒なことが起こります。
 普段から頼りになる人に防災担当になってもらい、諸機関と地域の被災者を上手に調整してもらうことが必要なのです。
 ちなみに、阪神淡路大震災でも東日本大震災でも、救助や復旧が早かったのはこういった人がいる地域でした。
 なかなかご近所同士でも顔が分からないことがあるというこのご時世ですが、地域で頼りにできる人は必ずいると思いますので、可能であれば地域で災害だけでも窓口を決めておくことをお勧めします。

大雪が降るかもしれません

 山陰地方では、これから年末年始にかけて大雪が降るかもしれないという予報が出ています。
 大雪に対する対策としては、水道管の凍結防止対策、停電に備えて発熱素材を使った服の準備などを含む暖房の多様化、それから雪による交通障がいによる食料品の配送遅延や買い出しできない場合に備えた食べ物の準備をしておくと気分的に安心すると思います。
 また、初詣などにお出かけの場合には、事前に気象情報や交通情報をしっかりと確認し、移動中も定期的に確認して道路での立ち往生を防ぐようにしましょう。
万が一に備えて、お出かけの荷物には水と簡単な食料を入れておいた方がいいと思います。
 準備しても、何事も起きないかもしれませんが、何事もなければ準備した物をそのまま使えばいいだけの話です。
 備えあれば憂いなしです。しっかりと準備をしておきましょう。
 ちなみに、水道管が破裂すると給水が止まってしまうことになりますので、念のため生活用水としてお風呂のお湯は落とさずにいたほうがいいかもしれませんね。

大掃除と地震対策

よくある転倒防止用の突っ張り棒。天井の強度によっては天井と突っ張り棒の間に板を一枚入れると安全。

 そろそろ年末の大掃除を始めているご家庭も多いと思いますが、大掃除のついでに少しだけ家具の地震対策をしてみてはいかがでしょうか。
 大掃除では、普段やらないような場所まで掃除をすることが多いです。家具の上や壁との隙間、場合によっては家具を移動させての掃除をすることがあるかもしれません。
 そんなときに、家具の上部に転倒防止用の金具や空き箱の段ボール箱、壁への固定などの地震対策用の器具を取り付けてみませんか。

棚の中身が飛び出してこないようにロックをつけるのも有効

 一度に全部するのは難しくても、台所と寝室だけでもやっておくと、安心感が違います。
 最近あちこちで少し強めの地震が増えてきています。だからといって大地震が来るとは限らないのですが、来たときに家具などが倒れたり落ちてこないようにしっかりと対策をしておきましょう。
 なお、地震対策用の器具については、ホームセンターや百円均一ショップなどでも取り扱っています。
 自分のところにあった道具を見つけて、できれば複数の組み合わせで対策をしておいてくださいね。

笑いでストレスを飛ばそう

 災害に遭うと、さまざまな不安からどうしても暗い表情になってしまいます。
 日本には空気を読む文化がありますので、大規模災害ともなると、日本中が一様にくらーい雰囲気に包まれてしまってどうにも居心地が悪くなってしまいます。
その上「笑うことは被災者に失礼だ」と、お笑い芸人などにクレームをつける自粛警察の方々が出てくると、笑いを届ける人達が萎縮してしまっていつまでも笑顔が戻ってこない状況になります。
 でも、災害やその後のさまざまな心理的負担に耐えるには、笑うことが重要です。
 笑うことでストレスをはねのけ、気分を切り替え、精神的な元気を維持することは、被災地の復旧復興のためにはなくてはならないことなのです。
 被災地で笑いを届けることは不謹慎だという方もいらっしゃいます。被災地の中でさえ、そういったことをいう方もいらっしゃいます。
 確かに、被災直後に笑えというのは無理な話だと思います。でも、災害との戦いはほぼ長期戦になりますので、難しい顔ばかりしていると身が持ちません。
 笑うことで不安を一時的にでも忘れ、心の均衡を取り戻すことは非常に大切です。
 別に面白い話を聞いて笑わないといけないということではありません。大きな声で笑うこと。大事なのはそこです。
 どうにもならないときには、人目につかないところで大きな声で思いっきり笑ってみてください。おかしくなくてもいいのです。とにかく笑い声をあげること。
 何がどう変わるわけではありませんが、気分的にすっきりします。笑ったという事実が心を軽くするのです。
 被災後に限りません。悩んだときや困ったときなどにも、一度だけで良いので大きな声で思い切り笑うことを試してみてください。特に現在コロナ禍で最近笑ったことのない人がやると大変効果的です。
 本当にすっきりとしますよ。

大波と津波の違いを知っておこう

津波の怖さについてはいろいろと語られているところではありますが、大波と津波の違いについてはご存じですか。
同じように思われているこの二つですが、同じ大きな波でも発生原因も構造も実はかなり異なります。
今日は大波と津波の違いについて確認しておきたいと思います。

1.大波が起きる原因

大波も津波も自然現象の結果発生するところは同じですが、原因となる現象は異なります。
大波は台風や低気圧と言った大風を起こす気象現象によって海水が風に押されて発生するもので、高い波が短い周期で次々に来るのが特徴です。
気象条件が穏やかになるとすぐに収束するのも、この大波の特徴と言えるでしょう。
少し離れた場所で起きた気象現象により起きることもあるので、その場の天候が晴れていても大きな波が来ることがあります。

2.津波が起きる原因

 津波は海上や海中の地形が何らかの原因で大きく隆起したり窪んだりすることによる海水の移動が原因で発生する現象です。
 例えば海端の火山や海中火山の噴火、海溝型の地震や地殻変動による隆起、陥没といったものが発生すると、水が一気に動くことになるので一気に大量に遠くまで水の塊が移動することになります。
 そのため、発生地から同心円状に津波は広がっていくのが特徴です。もちろん気象条件を問わずに発生します。

3.大波と津波の違い

 発生方法が違うことはご理解いただけたと思いますが、その発生方法の結果、大波と津波では持っている波の強さが大きく異なっています。
 イメージとして、簡単な図を書いてみました。


 大波は水の表面だけが動くので、高く大きな波でも堤防や防波堤などで力を大きく弱らせることができます。
 でも、津波の場合には水全体が移動するので、堤防や防波堤では力を大きく弱らせることができません。大きい物になると堤防も防波堤も破壊されてしまいます。
 同じような高さの場合、大波では避難する必要がなくても、津波では急いで避難しなくてはいけないのは、その力の違いによるものだと考えておけばいいと思います。
 東日本大震災では、津波が到達する模様を空から撮影した物がたくさん残っていますが、いずれも海そのものが隆起して移動しているのがわかるものになっていますので、興味のある方は調べてみてください。

 いかがでしょうか。大波と津波の違いについてなんとなくでもいいのでイメージできたでしょうか。
 大波のときにはあまり水位に変化は見られませんが、津波が来るときには場合によっては浜や港の水が一時的に無くなったり水位が極端に下がったりすることがあります。
 そういった現象を見たら、とりあえず可能な限り高台へ逃げるようにしてください。
 スマトラ島沖地震では、津波のために一時的に浜から水が引いたため、飛び跳ねていた魚を拾ったりして逃げ遅れた人達もいたと聞きます。
 自分の安全は自分で守る。そのためにも災害が起きるメカニズムも知っておいてほしいと思います。

緊急を知らせる警報音を知っておこう

 防災行政無線やテレビ・ラジオ、携帯電話と言ったものから災害発生時にびっくりするような大音量で耳慣れない警報音が鳴ることがありますが、それぞれの警報音には意味があることをご存じですか。
 緊急地震速報は最近地震が多いので良くも悪くも耳に慣れてきていますが、この他にも河川の放水警報や津波警報、大津波警報、そして国民保護法による警報音など、普段耳にしないさまざまな警報音があります。
 防災行政無線などからはこの警報音の後に何が起きているのかについて言葉で教えてくれるのですが、予め警報音を知っておけば行動を少しだけ早くすることができます。
 基本的にはあちこちで勝手に鳴らすことは禁止されていますのでこちらのサイトに音を掲載するわけにいかないのですが、youtubeや内閣府などのホームページでさまざまな警報音を確認することができます。
 いずれも不快な音ではありますが、あなたの命を守るために鳴らされる警報です。警報音と、どのようなタイミングでその警報が鳴らされるのか知り、今何が起きているのかを把握できるようにしておきましょう。

災害の時の扉や窓の開け閉めについて考える

 さまざまな災害が発生したときにちょっと悩んでしまうのが窓の開閉です。
 例えば、地震のときには避難路を確保するために窓や扉を開けろといわれますが、火事が発生すれば窓や扉は閉めて避難しろと言われます。単独の災害なら問題なのですが、複合になるとどうなるのかなと、ちょっと考えてしまいます。
 そこまで気にする必要はないのでしょうが、今回は災害時に扉や窓の開け閉めをどうするのかについてちょと考えてみたいと思います。

1.地震の場合

 地震の場合には、前述しましたが避難路を確保するため可能な限り開口部を空けておいた方が安心です。余震などのこともあるので、避難するまでは空けておくことになりますが、夏場はともかく、冬場は冷えて寒いですので、早めに行動するようにしましょう。
 避難するときには、外に出たら防犯上窓や扉は閉めておくようにしましょう。

2.火事の場合

 火事の場合には、酸素供給を絶つ必要があるので、避難時にできる限り窓や扉は閉めておく必要があります。
 開いているとそこから新鮮な酸素が供給されるため、建物が燃えてしまう速度が速くなる上に窓の開いている方向に向かって煙が集まってきます。

3.水害の場合

 水害の場合には、これは溢れてくる水の量や勢い、そして建物をどうしたいかによって変わってくると思います。
 何が何でも建物だけは守りたいというのであれば、一階の外側に面している扉や窓を全て外すことで水の破壊を押さえることができます。
 逆に中のものを守りたいというのであれば、扉や窓をしっかりと閉めて土のうなどで防御し、少しでも水の圧力による破壊を防ぐ手立てを取っておく必要があります。

4.台風の場合

 これは絶対に窓や扉は閉めておく必要があります。できれば段ボールや布テープなどで追加補強し、ガラスなどが割れたり壊れたりしても被害を限定的にできるようにしておいたほうがいいと思います。

台風対策としての窓飛散防止。ガムテープが便利。

5.その他の災害

基本は窓や扉を閉めることになると思います。

 ここまで自分で書いていて、地震の時の避難路の確保と水害の時の被害対策での窓や扉の開放ということ以外は窓や扉は閉めておくことが基本だと言うことに気づきました。普段あまり意識しない扉や窓の開閉ですが、災害に出会ったときにはどのようにするのかということについて確認をしておいてくださいね。