自分のデータを知ろう

 防災用品を準備するときに必要となるのは自分自身のデータです。
 例えば、自分が一日にトイレに何回行くのか知っていますか。その回数や大小の回数によって準備すべき簡易トイレの量が変わります。
 また、一日にどれくらいの水分を取るのかによって、準備すべき水の量も変わります。飲む水の量だけで無く、料理に使う量も含めて考えなければいけません。普段料理をしない人は意識しづらいかもしれませんが、味噌汁や料理などでどれくらい水気を取っているかを一度調べてみてください。
 国が一応の基準は示していますが、この基準で準備すると、余ったり足りなかったりと言った状況が間違いなく起こります。「標準的な人」はデータ上にしか存在しないのです。
 例えば、水は成人が一日に必要な量は最低3リットルとされていますが、よく水を飲む人や夏場に汗をかく時期であればこれでは足りないでしょうし、あまり水分を取らない人や冬場の汗をかかない時期であれば、必要とされる最低量は減ります。塩辛いものが苦手な人は、食事が塩気の強いものであれば水の量は増えるでしょうし、その逆もあるでしょう。
 準備するに当たっては、自分のデータを取って、それに従っていろいろなものを準備しておくのがあなたに一番あっている防災と言うことになります。
 例えば「非常食」。とにかく準備したものは一度食べてみること。どうやって作るのか、どれくらいでどんな感じになるのか、味付けはどうか、何よりできあがりが自分の好みかどうか。これらがわかっていないと、いざというときに食事でこんなはずではと落ち込むことになります。災害避難後の生活では、それまでの自分の生活の質をいかに落とさずにすむかが大変重要になりますが、その中でも特に重要と考えているのが食事と排泄です。生活の質を落とさないためにも、あなたが普段どのような生活をしているのか、そして一日に何をどれ位使用しているのかについて、一度しっかりと確認してみてくださいね。

じゃがりこサラダ再び

 じゃがりこ、というとカルビーさんのジャガイモを使ったお菓子です。

 これを砕いてお湯を加えて混ぜると、ほくほくのポテトサラダができるということで、最近の防災ネタでは割とよく使われているもので、当研究所でも、以前「やってみた」シリーズの一つとして作ってみたこともあります。

 で、今まで気がつかなかったのですが、先日とあるコンビニで小さな袋に入ったじゃがりこを発見してしまいました。
 しかもファスナー付き!
 じゃがりこサラダを作るときにネックになるのが紙の入れ物でした。じゃがりこを砕く関係上、どうしてもパッケージが傷んでしまって場合によっては水漏れがしてしまうようなことがありました。でも、ビニール袋でファスナーのついたこの袋タイプのじゃがりこであれば、きっとじゃがりこサラダを作るにもたやすくなるに違いない!

 というわけで、じゃがりこサラダを作ってみることにしました。

 封を開けて中を確認し、さっそく袋をもんでじゃがりこを砕きます。
 今回は諸般の事情で水で作ることにします。これだと水漏れがしないのでしばらく置いても大丈夫・・・、と思ったら、微妙に水漏れしてました。

 思ったよりも袋が弱いようで、底のマチのつなぎ目部分から漏っているようですが、こんな風に使うことを想定されてはいないと思うので、これは仕方がありません。滴がちょっとずつといった感じだったので、タオルにくるんでおいておきます。


一仕事終えて、3時間弱。口を開いてみると、水気をしっかりと吸い込んだじゃがりこがありました。普通にスプーンですくって食べましたが、いつものとおり美味でした。やってみた感じ、袋よりも紙容器の方が強度はありそうな感じです。ジップロックがあれば、その中で砕いて作ればいいのかなと思いましたが、そうすると今までの紙容器の方が安くつきそうな感じがします。
 持ち運びができて、ちょっとずつ食べられるというコンセプトで作られていることを考えれば、これでサラダを作ることは想定されていないでしょうから、気をつけてやるしかないのかなと思います。ただ、袋タイプは容器がコンパクトなので非常用持ち出し袋に入れたり持ち歩くのにはかなり便利です。
もし見かけたら、一度買って試してみてもいいと思いますよ。

リップスティックでろうそくを作ってみた

 寒くなってくると空気が乾燥してきます。唇が切れることも多くなるので、リップスティックは必需品。というわけで、今年も仕入れてきました。

 パッケージを眺めていると、ふと気になる「ワセリン」という文字。ワセリンは石油から作られている保湿剤の一つなのですが、パラフィンの一種、つまり燃料になる材質でできています。
 ・・・もしかして、真ん中に芯を刺したらろうそくが作れるんじゃなかろうか。
 というわけで、試しにろうそくを作ってみることにしました。

 材料は、リップスティック、芯用のたこ糸、そしてはさみ。

 リップスティックは案外と柔らかいので作業はスティックケースの中でやりたいところですが、中央部に押し上げるねじがついているので、ケースから頭を出しておきます。
 お試しなので芯となるたこ糸は短めに切ります。そのままだと糸が太すぎるので、撚ってあるうちの一本を抜き取って芯にします。

 リップスティックの中央部に押しピンで穴を開け、そこにたこ糸を押し込むと、
なんとなくそれっぽいものができました。

 火をつけてみると・・・。

 ちゃんとろうそくになってます。火力はろうそくよりも強いです。
 ただ、その分リップスティックの消費も早い感じで、1分経たないうちにパラフィンが流出を始めました。
 メントールが助燃剤になっているのでしょうか?


 ともかく、いちおう予測通りろうそくにはなりました。火を消して試してみましたが、いちおうリップスティックとしても使えました。
 結論ですが、リップスティックはろうそくとして使うことは可能そうです。ただ、燃焼速度が速いので、ろうそくとして使うときにはケースから出して使った方が安全かもしれません。目方が少なく燃焼時間が短いので、あくまでもろうそくがなくて明かりが欲しいときの一つの応急的な手段として使えるかもしれないといったところです。
 他にもワセリンが含まれているものは燃料として使えるはずなので、また近いうちに試してみたいと思います。
 あ、もしもやってみようという奇特な方がいらっしゃる場合には、自己責任であることと、周囲の安全確保をしていただくようにお願いいたします。

防災缶を開けてみた

 以前に名古屋市港防災センターに出かけたとき、受付で売っていたので買っていた「防災士が考えた防災缶」。
 パッケージには、中にろうそく、マッチ、手袋(白手袋、ポリ手袋各1)、マスク、ホイッスル、ビニール袋が入っていることが書かれています。
 非常時に使う用として大事に保管していたのですが、具体的にどんなものが入っているかどうしても気になったので開けてみることにしました。

 ビニールの開閉自在の蓋と、その下は缶切り不要のプルトップがついています。

 これを引っ張って開けてみると、中はこんな風になっています。

 品物を取り出してみると、こんな感じ。

手袋が軍手ではなく白手袋。軍手だと嵩張るからだと思われる。

 当たり前ですが、缶の外側に書かれていた内容物がきちんと納められています。
 ただ、イマイチこれらのアイテムをどういう風に使うのかがピンときませんでした。パッケージの説明にはそれぞれのアイテムをどんな風に使うのかが書いてあるのですが関連性がよくわからない。どのアイテムも被災後に使うものではあるのですが、それぞれ使う時点が異なるアイテムが一緒に納められているような気がします。
 以前に防災ポーチを作ったことがありますが、そちらは「被災してから避難するまでのアイテム」という明確な設定があったのですが、防災缶はいろいろなシーンに思い出して使ってねといったイメージ。
 もちろんいらないものは入っていませんし内容物的に腐るものも入っていませんので、缶が駄目になるまでは保管もしっかりとできそうです。
 で、これらのアイテムを見ていて、うちの研究員が首を傾げて一言。
「このマッチ、どうやって使うんですかね?」
 ・・・とりあえずはそこから説明が必要そうです。

水を確保する

 防災グッズについては本当にさまざまなものがあり、何から揃えればいいのか非常に目移りします。ですが、どうしてもこれだけは準備しておいてほしいものを一つあげろと言われると、私は水をあげます。
 他のものは代用品がいろいろとあるのですが、こと水に関して言うと代用品がないのです。ついでに書くと、非常食は基本的に乾燥しているものが多いため、アルファ米のように戻すにしても、乾パンやクラッカーのようにそのまま食べられるものでも、どちらにしても水は必要となります。
 飲用だけではありません。けがをしたときの傷口の洗浄にも、手や顔を洗うのにも、調理、洗濯。掃除など、すべての生活の基礎に水が存在するのですが、この水を作り出そうとすると非常な困難が伴うのです。
 最近は高性能な浄水器がいろいろと登場していますが、マニュアルをよく読んでみると化学物質の濾過はできなかったり、泥水や海水が使えなかったり、いろいろと制限があります。
 水を作るのであれば、浄水器以外にも、濾過器や湯沸かしの蒸気を冷ましたり、夜露や雨を集めたりといろいろとやり方はありますが、どれも非効率的です。
 水道が破損して使えない場合には、井戸を頼るしかありませんが、使っていない井戸だと、水が痛んでいないか、汚染されていないかをしっかりと確認しておく必要があります。
 そんなこんなを考えていくと、結論として水は水のまま確保して保管しておくのが一番早いし手間もかからずコストも安いということがわかりました。
 宅配水のウォーターサーバーを使っているのなら、予備の水タンクを一つ準備しておくとか、2リットルのペットボトル6本組みを準備しておくとか、何らかの形で水を保存しておくといろいろと使えます。
 面倒くさければ水道水をペットボトルに詰めて密封すれば、数日は持たせることができますし、18リットル入りの灯油缶を水専用として準備しておくのもありでしょう。
 水道に関して言えば、被災してもすぐには止まらないことが多いですから、被災したときにいかに水をためておくかを考え、道具を準備しておくことも忘れないようにしたいですね。
 また、機会を作って、普段自分たちが一日にどれ位の水を使っているのかを調べてみるのもいいと思います。節水できるところはするとして、一日に必要な水の量を調べて、それを三日分準備しておけば、とりあえずはなんとかなります。日常生活で仕事や学校などにいるときには、さすがに大量の水を持ち歩くわけにはいかないと思いますが、200mlくらいでもいいので、いざというときに備えた飲用水を準備して持ち歩くようにしたいものです。


 普段どれ位水を使っているのかを知り、準備しておくことは自分の安心にもつながります。機会を作って、是非一度自分や家族の水の使用量と最低限必要な量を調べ、知っておくようにしてくださいね。

被災した外国人の強い味方「voiceTra」

 海外から仕事や旅行で日本に来る方は増えているようです。
 ただ、残念ながら日本語がわかる状態で来る人は少ないのが実態で、そういう人たちが被災したときの意思疎通をどのようにすればいいのかという問題があります。命からがら避難所に避難してきたのに、言葉が通じないと避難してきた本人も、受け入れる避難所の人も途方に暮れてしまいます。普段から地域の人たちとあいさつや会話をしている人たちばかりならいいのですが、勤務時間や生活習慣の違いで地域とはほとんど接触のない人もいます。
 そういう人たちとのコミュニケーションツールの一つとして、スマートフォンを使った翻訳アプリ「VoiceTra」があります。
 情報通信研究機構(NICT)が作成したスマートフォン用のアプリで、Android用、iPhone用のどちらも準備されており、アプリ利用料は無料となっています。通信費はかかりますのでそこは了解しておく必要がありますが、およそ30種類の言語に対応しており音声に変換されるもの、文字に変換されるものがあります。災害時に通信環境が使えないと駄目ですが、通信環境が無事、もしくは復旧すれば強い味方になってくれます。
 災害時だけでなく、平常時でもちょっとしたコミュニケーションに使うこともできますので、興味のある人はインストールしてみてもよいかもしれません。なお、ダウンロードやアプリの利用についてはあくまでも自己責任でお願いします。
 ちなみに、東京消防庁はこのアプリをベースにした救急用VoiceTraを現在運用をしています。作成は消防庁消防研究センターだそうです。
 VoiceTraについてのより詳しいことはリンク先(総務省)(情報通信研究機構)をご覧ください。

アルファ米おにぎりを作ってみた

 以前に「飲むおにぎり」でちょっとひどい目に遭った記憶があるのですが、それでも災害食というとなんとなくおにぎりが浮かぶ筆者。
 なんかないかなと思っていたら、ありました。アルファ米のおにぎり。尾西食品さんの製品です。


見た感じは小さめのアルファ米のパッケージ。これでもかとおにぎりであることを主張しています。
ただ、ちゃんと底がついているので自立しますし、開口部は他のアルファ米と同じくビニール製チャックがついていますが、中の空間は三角形です。

 まずは中から脱酸素剤を取り出します。

 普通は上から覗いたら注水線を確認できるようになっているのですが、サイドに注水状態を確認する窓がついてます。

 お湯を注ぐと、どこまで入っているのかが一目瞭然で非常に助かります。ただ、注水線が太めなので、入れすぎるとうまく固まらないかもしれません。

 振り混ぜて待つこと10分。まだお湯があるのがわかります。
 指定時間の15分経過。無事に固まっているようです。

 指示書に従ってまずはおにぎりの中腹をカッティング。そして底に近い部分から斜めにカッティング。

 中からごろんとしたおむすびが出てきました。
 上部注ぎ口に近い方はちょっとばらけていますが、自重でしっかりと固まっています。底の部分には、重さで沈んでしまった鮭が固まっており、不思議な光景となっています。

 食べてみましたが普通においしいおにぎりでした。このまま食べてもよいのですが、海苔で巻いてやるとさらにおいしくなりそうです。
 で、ここまでやってなんですが、普通にアルファ米を戻してビニール袋でおにぎり作る方が安くて簡単だったかもと考えてしまいました。
 とはいえ、商品のラインナップはおにぎりそのもの。
 通常のアルファ米では量が多い人や、奇をてらった目先の変わったものが好きな方は、一度試してみてもいいと思います。

 非常食なのでアレルゲン27品目の項目があるのも安心ですね。
 興味のある方は是非一度試してみてください。

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アルファ米のエビピラフを食べてみた

 アルファ米にはさまざまな種類が出ていて、一通り食べるだけでも結構な時間が必要だなと考えています。
 さて、去る11月2日に江津市で行われた防災セミナーinしまねに参加したのですが、島根県が主催して開催する防災講演会では結構な頻度でアルファ米が配られているような気がします。
 今回食べてみようと思ったエビピラフも、実はこの講演会でいただいたもの。
 講演会で配られるアルファ米はたいていの場合保存食の入れ替えのために配られるので賞味期限ぎりぎりのものが多いのですが、今回のやつは2021年まで、わりとしっかりと期限がありました。
 このエビピラフ、封を切ると中にはいつもの小さなスプーンと脱酸素剤、そして小さな銀の袋が入っていました。
 銀の袋はエビピラフの粉末調味料で、お湯を入れる前に袋に入れろと書いてありましたので、まずはこれを加えます。


 それから、お湯を注ぎます。内部にある注水線まで、沸騰したお湯を注いでいきます。
 それが終わったら、しっかりとまぜまぜ。説明書きにも20回は混ぜろと書かれています。
 混ぜ終わったら、封をして待つこと15分。

製造元はアルファ食品。アレルギー27品目の中の対象が割と多い。


 できあがって封を開いたのですが、鼻が悪いせいか、ピラフのような香りはしていません。
 お茶碗に出してみます。具として入っていた乾燥したエビや卵はしっかりと戻っていますが、色は白米とそんなに変わらない気がします。
 一口食べてみると、ちゃんとエビピラフです。内容量が270gあったので、お茶碗3杯につけて3人分としていただきました。


 さて、この評価ですが、味の濃いものを食べ慣れているのであれば問題なしですが、薄味の好きな方は投入する粉末調味料の量を調整するか、別に作った白米にあわせて混ぜてもおいしく食べられると思います。
 内心ではきわものかなと思っていたエビピラフですが、想像に反してとてもおいしかったです。小学生以上の子どもたちには結構受けがいい感じがしました。

マチ付きのレトルト非常食

非常食に使われる代表的なもの。インスタント食品、缶詰、そしてレトルト食品。

 非常食というと保存期間の長さからどうしても缶詰や乾燥食品が検討されがちです。
 ただ、最近はレトルトパウチでも常温でそのまま食べられて、賞味期限が長いものが出てきましたので、これらをレパートリーに加えることで豊かな非常食生活ができるようになって、ありがたいなと思っています。
 でも、レトルトパウチには大きな問題点が一つ。
 それは、封を切った後自立して立てられるものが少ないという点です。
 レトルトパウチは、その構造上マチが作りにくく、マチなしのものが殆どですが、いざ食べようとしたときにお皿の無い環境だと非常に使いづらいものになります。封を切ったレトルトパウチの容器は手で持つか何かで支えていないと、置くにおけない、置くとこぼれてしまうという悲しい状態になります。
 でも、このレトルトパウチにマチがついていて自立できるなら、仮置きができるためストレスを感じません。ほんの些細なことなのですが、神経が高ぶっているときにはその些細なことがイライラの元になったりしますので、決して侮ることはできません。
 で、今回見つけたのはそんなありがたいレトルトカレーです。

 商品はいなば食品さんの「甘口カレー」。リンゴとマンゴーが入っているとパッケージに書かれていますが、かなり甘口のため、カレーが食べられる年齢の子であれば、問題なく食べられると思います。マチ付きなので、写真のとおり自立していて、中にスプーンを入れてもひっくり返ることはありませんでした。
 温めなくてもそのまま食べられるとあったのでそのまま試してみたのですが、油でべたつくことも無く、まったく何の問題もなく食べられました。

 具材は少し少なめですが、ちゃんと鶏肉も入っていました。
 マチ付きで封を開けてもちゃんと自立してくれるのがありがたいです。

買ったのは2019.10.6なので、とりあえず1年以上は賞味期限がある計算になる。

 そして、賞味期限も買った時点で1年以上先!
 非常食に非常に向いた商品だなと、ちょっと感激です。
 ただ、問題点が一つ。

うちの研究員が踏んづけた結果、周囲には微妙にカレーの香りが漂うことに。
この蒸気口が開いてしまった結果らしい。

 それは、蒸気穴の存在です。容器のまま電子レンジにかけることができるため、蒸気抜き用の穴が開くようになっているのですが、袋を押さえつけたり踏んだりしたら、この蒸気抜き用の穴が開いてしまい、一度開いたら塞ぐことができません。
 そのため、この商品は他のレトルトパウチのように非常用持ち出し袋に「ぽいっ」というわけにはいかないみたいです。
 湯煎はできるみたいですけれど。

 そのまま食べられるとあるが、実際においしく食べられた。

 とはいえ、常温長期保存ができて味も良く、マチもついていて食べやすいこのカレー。
 いくつか種類もあるそうなので、見かけたらぜひ非常食として検討して欲しいなと思います。

体を冷やす方法あれこれ

 台風15号による停電は想定以上の被害が出ているようで、復旧に時間がかかっているようです。
 電力関係の方々が昼夜問わず復旧作業をされていますが、なかなか困難な状況とも聞きます。ぜひ安全第一で作業を続けていただければと思います。
 そして、台風一過で真夏並みの暑さが戻ってきました。その結果、冷房なしで殺人的な暑さを耐えないといけなくなるという過酷な状態になってしまいました。熱中症により亡くなる方も出てきています。
 熱中症の傾向については以前触れたことがありますが、今回は遅ればせながら「体の冷やし方」についていくつか方法を考えてみたいと思います。

1.なぜ体を冷やさないといけないのか

 人間の体は体の機能を維持するために体温を調整する能力を持っています。
 ただ、まだ調整能力が発達していないこどもや、調整機能が衰えている高齢者の方は、体の調整機能が環境の変化についていけず、熱中症になってしまうことがあります。
 そのため冷房などの外的要因で体を冷やしてやる必要がありますが、最近はやりの携帯扇風機にはお気を付けください。
 周囲の空気を顔に吹き付けると汗の気化熱で涼しく感じるのですが、高温になると汗が出る前に熱風で乾いてしまって熱中症を誘発してしまう危険性があります。もし使うなら、水をミスト上に吹き出せる構造を持ったものを使うようにしてください。

2.どこを冷やせばいいのか

 体温を下げるということを考えると、大きな血管が集まっている場所を冷やすのが効率的です。
 背中の肩甲骨の間、脇の下、太ももの付け根などがよく言われる部位ですが、冷やすのが難しい場所でもあります。
 また、夏場にできる野菜や果物には体を冷やす働きがありますから、そういうものを食べて体を冷やすこともいいでしょう。氷やアイスクリームなどの冷たいものも同様ですが、どちらも食べ過ぎるとお腹を壊したりします。
 今回、簡単に誰でもできてお勧めしたいのが「手のひらを冷やす」こと。
 手を水につけるだけでも体温を下げる効果が期待できます。
 手に冷たくしたペットボトルを持っているだけでも、体温が確実に下がります。先日テレビで実験していましたが、冷えすぎているとよくないようなので、凍っているペットボトルの場合はタオルを巻くなど、温度を少し上げる方がいいようです。
 また、濡れたタオルで熱を吸収しやすい頭などを冷やすのも効果的ですが、びちゃびちゃのタオルを使うと周囲の熱で逆に煮えてしまうこともありますので注意してください。
 また、いっそのこと水風呂に入ってしまうというのも涼を取るという点ではいいと思います。

 停電区域全域に電気を行き渡らせるのは無理でも、電源車や発電機を使えば、特定の施設を通電させ、冷房を稼働させることはできるのではないでしょうか。
 また、停電していない場所まで被災者を移動してしまう広域避難を行うのも効果的だと思います。移動手段を提供できれば、小さい子ども連れや高齢者を移動させることも用意だと思います。。
 停電も災害の一つと考えると、地域への支援や地域外への避難という選択肢はできると思うのですが、あなたはどう思いますか?