電池は規格を統一しておこう

乾電池各種
乾電池には種類がいろいろとあるので自分が使えるものをしっかりと選んでおこう。

 最近は百円均一ショップの防災コーナーも充実してきていて、ある程度のものや基本のセットをお試しで作ってみるのにはとても便利だなと感じています。
 ところで、非常用持ち出し袋の中で電池が必要な二大アイテムが「懐中電灯・ランタン」と「携帯ラジオ」です。
 これらが一体型になったものも出てはいますが、使い勝手を考えると分かれている方がメリットが大きいのでは無いかと思うのですが、それはさておき、非常用持ち出し袋の重量をできるだけ増やさないために、必要な電池は共通化しておくことをお勧めします。
 百円均一ショップで売られている懐中電灯の中には非常にコンパクトで使い勝手のよさそうなものが結構あるのですが、コンパクトさにシフトしすぎて交換用電池がかなりレアな規格のものを使っていることがあります。

百円均一ショップでよく見るホイッスル付きの小型懐中電灯。小さい割に明るく使い勝手もいいが、電池がLR41という特殊規格。家電量販店でもいかないと置いていないのが難点。

 携帯型ラジオは基本的に電池の規格が単二、単三、単四、充電式のどれかの場合が殆どなので、こちらにあわせて共通化を進めておくといいと思います。

単三電池、単四電池のどちらでも使うことのできる懐中電灯もある。ランタンにもなるので避難から避難所生活まで幅広く使うことが可能。でも、お値段もそれなり。


 電池に関して言えば、サイズが大きいほど電池容量が大きくて重たくなります。コンパクトさを狙うなら単四ですが、電池容量がさほど大きくないので、持って歩く予備電池を多めにしておく必要があります。
 中庸な単三電池は非常に使い勝手が良いので、こちらをメインに準備しておくのがいいかなと考えます。
 充電式の乾電池もありますから、充電するための太陽光発電パネルと蓄電池の組み合わせを準備してあれば、充電式乾電池は非常に使い勝手のよいものになります。
 発電式の懐中電灯やラジオもありますが製品によって使える時間や使い方がまちまちなので、事前にしっかりと調べておかないといけません。
 また、発電式の中には発電機能はあるのになぜか蓄電機能がないものもあったりしますので、製品を選ぶときには充分に気をつけてください。
 ちなみに、サイズの小さい電池はスペーサーなどを使うことでサイズの大きな電池の代わりに使うことができます。電池容量が足りないのですぐに使えなくなってしまいますが、いざというとき、ちょっとした手間で使えることは知っておいてください。
 見落としがちな電池の規格。非常用持ち出し袋や備蓄品を準備するときには、なるべく規格を共通化して、いざというときに電池がないといった騒ぎにならないようにしてくださいね。

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