【活動報告】高津小学校の防災クラブを開催しました

2022年5月15日に益田市立高津小学校で令和4年度第2回目の防災クラブを開催しました。
今回は「助けよう、助かろう」ということで、以前購入した心臓マッサージ練習機のあっぱくんライトとスクーマン2を投入して、心臓マッサージとAEDの使い方、そして傷の手当てと担架搬送をやってみることにしました。

 ただ、実習主体でやったため、今回は心臓マッサージとAEDの使い方で時間が終了してしまい、ケガの手当と担架搬送は秋にもう一度やることにしました。
心臓マッサージでは、実際に2分間、二人一組で交代しながら心臓マッサージを続けてもらい、「同じリズム、同じ強さで続けるのは取っても大変」ということを理解してもらいました。
 その後は、AEDの実機を見てもらい、それからAEDの訓練機で実際に心臓マッサージとAED、そして救急通報までを数人の子ども達にやってみてもらい、今回のクラブを終了しました。

 訓練では省略されがちですが、実際には救急車が来るまでは自力で心臓の拍動が再開されない限り、心臓マッサージを続けることになります。その大変さと、周囲の人の協力を得ることが重要であることがわかってもらえたら嬉しいです。
 現在はコロナ禍ですので人工呼吸はしないようですが、緊急時に命を繋ぐための心臓マッサージ、少しでも記憶に残っているといいなと思います。
 今回参加してくれた子ども達、そして毎回無理難題を聞いて下さる担当の先生、支援してくれた研究所の会員の皆様に、こころからお礼申し上げます。

【活動報告】外あそびごはんの会を開催しました。

天気の良い海辺はテンションが上がります。

5月29日、益田市喜阿弥町のデルマーレキアーミで外あそびごはんの会inデルマーレキアーミを開催しました。
今回のテーマは塩づくり。実際に海水を汲んで煮て最終的に本当に塩ができるのかどうかを試しました。

 そして、かなりたくさんいただくことのできた農家さん差し入れのお野菜を使った具だくさんスープとポリ袋を使ったもみもみ料理、あとはアルファ米と水戻ししたカップ焼きそばを昼食として食べました。
午後は日差しが強かったのでのんびりと過ごし、喜阿弥海岸で少しだけビーチコーミングし、缶切りを使ってフルーツ缶を空けておやつでみんなで食べました。
日差しは強かったですが海が穏やかで、参加者も少なかったのでゆったりまったりと開催する事ができました。
今回会場を貸して下さったデルマーレキアーミ様は普段は貸別荘やイベントをされている施設です。
街からは少し離れていますが、海のそば、風光明媚な場所にありますので、益田での宿泊や合宿、ちょっとしたイベントなどに利用してみてはいかがでしょうか。
参加してくれた子ども達、お野菜を差し入れて下さった農家の皆様、いつも助けてくれるスタッフやお手伝いの皆様にこころからお礼申し上げます。

【活動報告】活動見本市に出展しました

イベント開始前のブースの様子。本番中は必死で写真が撮れませんでした。

 2022年5月27日に浜田市のいわみーるで開催された”人生100年時代”生きがいやりがい活動見本市に出展しました。
 意欲のある高齢者の方が学習しているくにびき学園西部校の主催で、石見地方で活動しているさまざまな団体の活動内容について受講生や卒業生の方などにお話をするという企画でした。
 当日は総勢19名の方にお話を聞いていただく事ができ、短い時間でしたが災害ボランティアについてのお話をしました。
 災害ボランティアはやろうという気持ちのある方には必ずなにがしかの仕事はあります。自分ができる事を見つけて上手にそれをボランティアセンターに伝える事で、ボランティアセンターに来るさまざまな仕事を手伝う事ができます。
 自分の強みを見つけて、ボランティアだけでなく日々の生活にも活かしてもらえるといいなと思いながら行事を終えました。
 時間管理がうまくいかなくてお話が最後までいかないこともありましたが、こういった機会に見ず知らずの人に当研究所の活動を知ってもらう事も大切なのかなと思っています。
 お声がけいただきました島根県社会福祉協議会石見支所の担当様、そして当日お話を聞いてくれた参加者の皆様にお礼申し上げます。

【活動報告】第1回高津小学校防災クラブを開催しました

去年よりも人数が増えてかなり賑やか

去る5月25日に益田市立高津小学校で令和4年度の第1回防災クラブを開催しました。
今年度は約20名の児童と一緒に防災について学習していきます。
今回は、手始めに地震について一緒に考えてみました。
普段の授業でやっている学習が反映しているのか、いろいろな意見を出してくれて非常に面白かったです。
地震のときには机の下に入るという子ども達に、なぜ入るのかを聞いたところ、「頭を守るため」という答えが返ってきて、きちんと考えて行動しているのだなと頼もしく感じました。


最後には、台車に学習机を載せたぐらぐらくん1号で実際に横揺れの中でどうやって机を支えるかという体験をしてみてもらいました。
これから1年間、一緒に活動をしていくわけですが、いざというとき、少しでも一緒に学習する子ども達が自分で判断し、自分で自分の命を守る事ができるようになってほしいと思っています。
参加してくれた子ども達、担当の先生、そして支援に入ってくれた当研究所の会員の方に、厚くお礼申し上げます。

【活動報告】救急救命法講習会を開催しました

座学と実技、3時間、密度の濃い研修会でした。

 2022年5月22日に益田市のジャストホールで、日本赤十字社島根県支部の方を講師にお招きして応急処置法を学ぶ救急救命法講習会を開催しました。
 当日は7名の方にご参加いただき、水難事故の防ぎ方や心臓マッサージ、AEDの取り扱い方法、安全な体位の作り方や毛布を使った搬送法など、さまざまなことを座学、実技を交えて教えてもらいました。

AEDの使い方の訓練。消毒はしっかりとしています。

 もしも応急処置の必要な現場に居合わせたとしたら、応急処置を的確にできるかどうかは普段からの意識と訓練にかかっています。
 一人でも多くの人にこういった場で経験を積んでいただき、一人でも多くの人が救えるようになるといいなと考えています。
 今後もこういった講習会を開催していきたいと思っていますので、興味のある方は是非ご参加下さい。
 今回お忙しいところ講師をしてくださった日本赤十字社島根県支部の方、そして参加者の皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】第2回総会を開催しました

 去る5月21日18時45分から益田市市民学習センターで第2回目の社員総会を開催しました。
 初めて通年で事業を行う事ができましたことを、会員の皆様、ご支援をいただいている皆様にお礼申し上げます。
 コロナ禍で中止した事業も多かったのですが、地道に仕事を増やして一人でも災害で死んだりする人が出ないように、さまざまな防災普及活動を行っていきたいと思っています。
 当研究所の決算報告などについては、別サイトに資料として掲示する予定にしておりますので、興味のあるかたはご覧下さい。
 引き続き、活動への支援を宜しくお願いいたします。

【活動報告】都野津まちづくり協議会様で防災講話をしました

 2022年4月28日に、江津市都野津町の都野津まちづくり協議会様で、地域の方を対象に防災講話をさせていただきました。
 ご依頼の内容は「胸を張って助けてもらうには」。
 普段の防災講演会では救助の話ばかり出てくるのですが、助けられる方はどうしても負い目を感じてしまうので、胸を張って助けてもらうことができるようなお話をしてくださいとのことで、助けられる側の助けてもらうための準備や心構えについて1時間半に渡ってつたない話をさせていただきました。
 当日は江津市役所様の協力で、実際に使用する段ボールベッドやパーテーションセットも組み立てて展示してもらい、簡易トイレについては参加者の方に実際に設営してみてもらいました。
 助けてもらうためには、自分がなにを助けて欲しいのかを明確にしておき、助けてくれる人にきちんと伝えておくことが大切です。
 そして、地域に自分の存在をアピールしておくことで、いざというときに思い出してもらえるようにしておくことも、捜索時の優先順位を上げてもらうためには重要です。
参加された方に少しでも何か持って帰ってもらえるといいなと思いながらお話をさせていただきました。
 お忙しい中ご出席いただきました皆様、展示にご協力いただいた江津市役所の担当者様、お声がけいただきました都野津まちづくり協議会様、当研究所をご紹介いただきました県社会福祉協議会の当時の担当者様にお礼申し上げます。

【活動報告】よつばキッズスクール様の避難訓練を見学させていただきました

益田市あけぼの西町にある民間学童施設よつばキッズスクール様の避難訓練を4月21日に見学させていただきました。
今回は火災想定で火災発生から避難の手順や消火について、実際に動いて確認をされていました。
外が雨天だったため、実際に予定している避難場所までの移動はしませんでしたが、初めてとは思えないくらい参加した先生方や子ども達の動きが機敏で非常に安心しました。
当研究所は今回は訓練内容を見させていただき、少しだけ火災からの避難についてのお話をさせていただきました。
また、施設的に気になったところをお話ししたところ、すぐに改善されたそうで非常にうれしかったです。
このよつばキッズスクール様では、毎月避難訓練を行うそうで、万が一に備えて定期的に訓練をするということは非常に大切だなと思っています。
今後もお手伝いできることがあれば当研究所も積極的に関わっていきたいと思っています。
今回避難訓練のお手伝いを快く許可いただきましたよつばキッズスクールの岩田先生を初めとする皆様方に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】研修会の展示に協力しました

非常用持ち出し袋各種の展示。市販品のセットを手に取るのは珍しいことのようでした。

 去る4月10日、日本防災士会島根県支部益田鹿足ブロックの顔合わせ会兼研修会が開催されました。
 事前の打ち合わせの中で、エマージェンシーブランケットについて現品があれば展示がしたいとのご相談を受け、せっかくなので非常用持ち出し袋について展示していただけないかを打診、快諾いただき、当日に非常用持ち出し袋や仮設トイレ、簡易ヘルメットなどの展示をさせていただきました。
 当日は参加者の方々からさまざまなご質問をいただき、また、市販品の非常用持ち出し袋や防災食について興味深そうに品物を確認していました。
 普段は当研究所の講習会などで展示しているアイテム類ですが、こういったアイテム類の貸し出しにも需要があることがわかって非常に参考になりました。
 今後、他団体の行事でも展示の意向があれば貸し出しについても行っていきたいと考えています。
 今回お話をいただきました日本防災士会島根県支部益田鹿足ブロックの皆様にお礼申し上げます。

【活動報告】防災体験会を実施しました

去る2022年4月3日、山口県岩国市の岩国市防災学習館で会員様向けの防災体験会を開催し、14名の方にご参加いただきました。
ここの防災学習館では、消火器訓練、煙からの避難、地震体験と映像による学習ができるのですが、参加された方はそれぞれに気づきがあったようです。

消火器訓練。消化器から出る噴射液をできる限り火元へかける。
地震体験は過去の地震の他、岩国市に関係する活断層の予想震度も体験できる。
煙からの避難。なるべく姿勢を低く移動する。
非常出口の鍵の開け方の一つを確認する。これができなくてなくなった人も多いとか。

 岩国市防災学習館は家族単位で出かけても体験をすることができますし、職員さんが親切丁寧にいろいろと教えてくれ、非常に深い学びを行うことができました。
 飛び込みでも空いていれば体験はできるようですので、岩国市にお出かけの際は是非一度この施設で防災体験をしていただければと思います。
 参加して下さった皆様、対応して下さった岩国市防災学習館の皆様、そしてご厚意で車両見学をさせてくださった中央消防署の皆様に厚くお礼申し上げます。

今回参加して下さった皆様。ありがとうございました。