【活動報告】高津小学校の防災クラブを開催しました。

 2022年9月21日に益田市立高津小学校で第3回目の防災クラブを開催しました。
 本当は7月に開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延により中止となり、9月の開催となってしまいました。
 今回は前回に引き続いて応急処置法と搬送について行いました。
 応急処置は心肺蘇生法に次いで大切な処置で、傷の種類や手当の方法について説明し、実際に包帯を巻いてみてもらいました。

直接圧迫法が基本であることを理解して包帯を巻いていく。

 最初は手こずっていたようでしたが、要領がわかると一人で自分の手に上手に巻いた子もいました。
 それから、毛布を使った搬送法、そして担架を使った搬送法を行いましたが、全体を上手に見て声をかけるリーダー役がなかなか難しかったようです。

力を合わせて担架で搬送します。

 災害時に怪我をしたとき、大人子ども関係なく、応急処置できる人が対応をする必要があります。
 こういった技術は使わないに越したことはありませんが、万が一に備えて、しっかりと覚えておいてほしいなと思います。
 今回参加してくれた子供たち、そして担当の先生、支援に来てくれたスタッフに感謝します。

【活動報告】一般向け研修会「火災保険の基本」を開催しました。

遠くて近い存在の損害保険ですが、知らなければ意味がないものです。

 去る2022年9月17日に益田市民学習センターにおいて、研修会「火災保険の基本」を開催しました。
 災害時に生活再建の基礎となる損害保険の火災保険について、当研究所理事の大谷一樹様を講師に迎えての研修会。
 火災保険の基本から始まり、補償の見方や補償額の考え方、災害後に気をつけないといけないことまで、非常にわかりやすく丁寧に研修をしていただきました。
 例えば、普段何気なく支払っている火災保険ですが、なぜ火災保険をかける必要があるかご存じですか。
 「失火ノ責任ニ関スル法律(明治32年法律40号)」によって、失火については大きな過失がない限り他者に与えた損害に対して補償の義務を負わないこととされており、もらい火で火事になっても誰もその補償をしてくれないため、自らを守るためにかける必要性があるものだからです。
 また、災害後の保険金の請求は自分でできるので、見たことのない業者などには任せないことも大切です。
 保険が出せるのか、そしてどれくらい出るのかについては保険会社が査定を行いますが、その際に第三者からの意見によって査定額が変わることはありません。
 災害後にはどうしてもすることが多く、また動揺もしていますので、つい他人に頼りがちですが、見ず知らずの人にお金に関する手続きを代行させるのは、普通に考えたらありえないと思いますが、災害時にはそういうことが普通に起きてくるのが不思議ではあります。
 また、いざというときに備えて、自分がどのような保険に入っていて保険会社がどこなのかくらいはまとめておいたほうがいいと思います。
 災害に対する研修会というと避難や避難所運営、災害復旧支援ボランティアなど多岐にわたりますが、こういった生活再建にかかる研修会も行っていきたいと思いますので、興味がある方のご参加をお待ちしております。

【活動報告】防災研修会の講師をさせていただきました

 9月7日に益田市市民学習センターにおいて、NPO-MASUDA様主催のけやき学園の防災講座の講師をさせていただきました。
 このけやき学園は年齢を重ねた方がさまざまなことを学習する機会の場として提供されているもので、今回はその一コマとして、防災に関する研修会をしました。
 初めて防災の話を聞く方向けということで、あまり深い内容についてはできませんでしたが、約1時間半に渡って受講生の皆様が熱心に聞いてくださいました。
 今回は展示物の一つとしてエマージェンシーシートを実際に身に着けてみてもらうものをやってみました。

エマージェンシーシートと毛布、どちらがいいかは状況によって変わる

 最近何かと話題になるエマージェンシーシートですが、実際に使ったことのない方がほとんどでしたので、実際に使ってみて、どうやって使うのかやどんな感じになるのかについて体験してみることは大切だなと感じています。
 また、こういう研修会は「知らないということを知る」というものでもありますので、気の付いた部分からいろいろと動いて準備してもらえればいいなと思っています。
 今回研修に参加してくださった皆様、そしてこの研修の機会をくださいましたNPO-MASUDAの皆様に感謝します。

【活動報告】水難事故防止講習会&水遊びを開催しました

 去る8月7日、高津川支流の匹見川上流部で、今年度の「水難事故防止講習会&水遊び」を開催しました。
 今年度は大規模周知をかける直前で新型コロナウイルス感染症の流行が始まってしまったため、主に事前周知できた当研究所研究員達の参加となってしまいましたが、水への浮き方や救助の待ち方の確認をし、川の危険な場所について目視や実際にその場所に行って水の深さや川の流れを確認していました。

流されたら「浮いて待つ」ことが大事。

 ただ、講習に入る前に投棄された釣り針を研究員が発見して確保。こういった投棄された釣り針も危険だねという話もすることができました。

釣り針の不法投棄は危険な事故につながる。

 そのあとは恒例の水遊び。川にいるゴリを網で取ったり川流れ、沢登り、淵への飛び込みなどを思い切り楽しみ、暑い中ではありましたが、楽しい時間を過ごすことができました。

沢の中を歩いたり、流されたり。全身の感覚を研ぎ澄ませて登っていく。

 途中昼食休憩のときにゴリの入った虫かごを置いておいたら、盗まれるといったハプニングもあり、今回は事故防止だけでなく防犯対策についても考えることのできる会となりました。

毎年恒例の豚汁は今年も大好評。スイカの差し入れもいただき、川の水で冷やしたスイカも堪能しました。

 日程の都合上、本年度はこれで終了となりましたが、また来年、今度は一般の親子ふれあいも兼ねてにぎやかにできたらいいなと思っています。
 今回参加してくれた研究員と子供たちに感謝すると同時に、水の事故が少しでも減るといいなと思っています。

【活動報告】蚊取り線香づくりを開催しました

 2022年8月5日に益田市の四つ葉キッズスクール様で蚊取り線香作り体験を開催させていただきました。
 当日は18名の子供たちに、除虫菊やヨモギの話、そして蚊取り線香の色の違いなどを説明した後、実際にケーキの口金を型にして蚊取り線香を作ってみてもらいました。
 最初は粉を混ぜ合わせるのにおっかなびっくりの子供たちでしたが、やがて泥遊びと同じ要領と気づいたようで、とても楽しそうにこねて、型に詰めていました。


 粉の分量は同じなのですが、水の含有量やこね方によって嵩がが変わるため、口金一つでちょっと余った子もいれば、口金を2個使っても練った粉が余った子たちもいて、非常に楽しそうにやってみてくれました。
 もともとは当研究所の研究の一環として、身近に手に入るもので避難所の虫よけが作れないかというものの中の一つとしての蚊取り線香作りだったのですが、ちょっとした工作に向いているのかなと感じました。
 資材はまだ残っていますので、夏休みの活動の一つとして取り入れてみたい学童クラブ様や団体様がいれば、お声がけいただければと思います。
 今回、こういう機会を作っていただきました四つ葉キッズスクールの先生方、そして参加してくれた子供たちに感謝します。

【活動報告】益田市の財政を学ぶ会様で防災研修会をしました。

 2022年6月25日に益田市の市民学習センターで開催された益田市の財政を学ぶ会様にご依頼いただき、防災の研修会をさせていただきました。
 今回は普段と違い、法律のお話や益田市で進められている自主防災組織と、国の内閣府が進めている地区防災計画との違い、個人の避難の考え方について1時間と少しの間お話をしました。
 過去には行政が全てを担うような印象がある時代もありましたが、現在行政が行う公助は、地方公務員の縮減につぐ縮減で住民と直接接触する市町村の対応がかなり困難になってきています。
 そのため、公助だけに頼るのではなく、自分のことを自分でする自助、そして近所や避難者同士で助け合う共助が現在求められています。
 自主防災組織も地区防災計画もその中で設定や運営が求められているものであり、地域コミュニティが健在なら自主防災組織、そうでないなら地区防災計画で自分や周りの人の命を守っていく必要があると思っています。
 この会でもさまざまなご意見をいただき、こちらもそういう見方があるのかというよい勉強をさせていただきました。
 今回お声がけいただきました主催者様をはじめ、防災研修に参加して下さった皆様に感謝いたします。

【活動報告】二条公民館で防災教室の講師をしました

 2022年6月17日に益田市の二条公民館で地域の方向けの防災教室の講師をしました。
 テーマは「豪雨の前にできること」ということで、情報の集め方や気をつけなければいけない場所、避難すべきかどうか、それから避難の考え方までをお話ししました。
 避難の判断は個別に行うことと、まず自分の安全の確保をすること、それから避難先やトイレの問題など、避難と避難後について、いろいろな情報を提供したのですが、あまりに一生懸命聞いていただけたので時間を越えてしまったのがちょっとまずかったかなと思っています。
 災害の発生は、地震を除けばある程度の時間がありますので、自分が避難したい場所に避難するための時間を逆算して、避難情報にこだわらずに避難してほしいと考えています。
 二条公民館は今回で3回目。今ある情報をできるかぎりわかりやすく提供したと思いますが、お話を聞いて下さった方達が自分の安全確保ができることを願っています。
 今回お声がけいただきました二条公民館の皆様、参加してくれた皆様に心から感謝します。

【活動報告】高津小学校の防災クラブを開催しました

2022年5月15日に益田市立高津小学校で令和4年度第2回目の防災クラブを開催しました。
今回は「助けよう、助かろう」ということで、以前購入した心臓マッサージ練習機のあっぱくんライトとスクーマン2を投入して、心臓マッサージとAEDの使い方、そして傷の手当てと担架搬送をやってみることにしました。

 ただ、実習主体でやったため、今回は心臓マッサージとAEDの使い方で時間が終了してしまい、ケガの手当と担架搬送は秋にもう一度やることにしました。
心臓マッサージでは、実際に2分間、二人一組で交代しながら心臓マッサージを続けてもらい、「同じリズム、同じ強さで続けるのは取っても大変」ということを理解してもらいました。
 その後は、AEDの実機を見てもらい、それからAEDの訓練機で実際に心臓マッサージとAED、そして救急通報までを数人の子ども達にやってみてもらい、今回のクラブを終了しました。

 訓練では省略されがちですが、実際には救急車が来るまでは自力で心臓の拍動が再開されない限り、心臓マッサージを続けることになります。その大変さと、周囲の人の協力を得ることが重要であることがわかってもらえたら嬉しいです。
 現在はコロナ禍ですので人工呼吸はしないようですが、緊急時に命を繋ぐための心臓マッサージ、少しでも記憶に残っているといいなと思います。
 今回参加してくれた子ども達、そして毎回無理難題を聞いて下さる担当の先生、支援してくれた研究所の会員の皆様に、こころからお礼申し上げます。

【活動報告】外あそびごはんの会を開催しました。

天気の良い海辺はテンションが上がります。

5月29日、益田市喜阿弥町のデルマーレキアーミで外あそびごはんの会inデルマーレキアーミを開催しました。
今回のテーマは塩づくり。実際に海水を汲んで煮て最終的に本当に塩ができるのかどうかを試しました。

 そして、かなりたくさんいただくことのできた農家さん差し入れのお野菜を使った具だくさんスープとポリ袋を使ったもみもみ料理、あとはアルファ米と水戻ししたカップ焼きそばを昼食として食べました。
午後は日差しが強かったのでのんびりと過ごし、喜阿弥海岸で少しだけビーチコーミングし、缶切りを使ってフルーツ缶を空けておやつでみんなで食べました。
日差しは強かったですが海が穏やかで、参加者も少なかったのでゆったりまったりと開催する事ができました。
今回会場を貸して下さったデルマーレキアーミ様は普段は貸別荘やイベントをされている施設です。
街からは少し離れていますが、海のそば、風光明媚な場所にありますので、益田での宿泊や合宿、ちょっとしたイベントなどに利用してみてはいかがでしょうか。
参加してくれた子ども達、お野菜を差し入れて下さった農家の皆様、いつも助けてくれるスタッフやお手伝いの皆様にこころからお礼申し上げます。

【活動報告】活動見本市に出展しました

イベント開始前のブースの様子。本番中は必死で写真が撮れませんでした。

 2022年5月27日に浜田市のいわみーるで開催された”人生100年時代”生きがいやりがい活動見本市に出展しました。
 意欲のある高齢者の方が学習しているくにびき学園西部校の主催で、石見地方で活動しているさまざまな団体の活動内容について受講生や卒業生の方などにお話をするという企画でした。
 当日は総勢19名の方にお話を聞いていただく事ができ、短い時間でしたが災害ボランティアについてのお話をしました。
 災害ボランティアはやろうという気持ちのある方には必ずなにがしかの仕事はあります。自分ができる事を見つけて上手にそれをボランティアセンターに伝える事で、ボランティアセンターに来るさまざまな仕事を手伝う事ができます。
 自分の強みを見つけて、ボランティアだけでなく日々の生活にも活かしてもらえるといいなと思いながら行事を終えました。
 時間管理がうまくいかなくてお話が最後までいかないこともありましたが、こういった機会に見ず知らずの人に当研究所の活動を知ってもらう事も大切なのかなと思っています。
 お声がけいただきました島根県社会福祉協議会石見支所の担当様、そして当日お話を聞いてくれた参加者の皆様にお礼申し上げます。