【活動報告】親子防災ディキャンプを開催しました

2024年6月30日。浜田市三隅町にある黒沢まちづくりセンターで、親子防災ディキャンプを開催しました。
元々は屋外でブルーシートテントづくりやたき火づくり、炊飯体験を予定していたのですが、当日は大雨警報が出るかもしれないという天候でしたので、屋内開催に変更し、経口補水液づくり、避難所設営練習、ポリ袋クッキングを体験してもらいました。
当日ご参加いただきました3組の親子の皆様には、ちょっと物足りなかったかもしれませんが、今後屋内開催のディキャンプも内容を充実していければなと思っています。
今回ご参加いただきました家族の皆様と、会場を快く貸してくださった黒沢まちづくりセンターの皆様に厚くお礼申し上げます。
なお、黒沢まちづくりセンターでは、当研究所との防災イベントをあと2回計画しており、次回は10月19日に親子防災キャンプを予定しています。
興味のある方は、ぜひご参加ください。

【活動報告】オンラインによる防災クッキングを開催しました

2024年6月15日に三重県津市の子ども教室ミラコロ様からのご依頼で、オンラインによる防災クッキング講座を開催しました。
当日はたくさんの親子連れの皆さんにご参加いただき、ポリ袋クッキングでお米を炊くことができました。
普段台所にあるアイテムで水を使いまわせる調理法であるポリ袋クッキング。
思ったよりもいろいろなものが調理でき、簡単で衛生的にだれでも調理することが可能です。
今回は時間超過をしてしまって参加者の皆様にご迷惑をおかけしてしまったのですが、次回はごはんとみそ汁づくりをしたいというご依頼者様からのオーダーもいただき、また来年度に向けてさまざまな準備をしていきたいと思っています。
今回お話をくださいました子ども教室ミラコロ様、参加してくださいました皆様にこころからお礼申し上げます。

【お知らせ】防災ディキャンプをしました

2024年3月27日に、益田市の水防センターをお借りして、益田市の民間学童施設よつばキッズスクールの子ども達と一緒に防災ディキャンプを行いました。
当日は消防団に配属される新型の消防車が届いたということで、その車を見せてもらうところから始まり、ゲームでしっかりと体を動かしてから、ポリ袋を使ったご飯炊きを行いました。
その後、炊けるのを待っている間は横揺れ体験やブロック塀体験をし、実際に地震が起きた時がうまくイメージできるようになるといいなと思います。
ご飯が炊きあがったところで、よつばキッズスクールで育てた大根を使った大根ステーキを作り、炊きあがったご飯はカレーをかけて、カレーライスと大根ステーキを昼食にして食べました。
その後はお片付けをして終わったのですが、子ども達は興味をしっかりと持って楽しんでくれていました。
長期休みになると、学童保育でも子供をお預かりする時間は長くなり、どのようなことをやるのか頭を悩ませることも多いと思います。
こういった防災ディキャンプがその手助けになればいいなと思います。
今回この企画に乗ってくださったよつばキッズスクールの先生方、会場を貸してくださり、当日は消防車まで見せてくださった益田市消防団の皆様、そして、参加してくれた子ども達に、心から感謝します。

【活動報告】リモートによる防災研修会を開催しました

 2024年3月10日。三重県津市のコミュニティプラザ川合様とオンラインで結んでの防災研修会の2回目は、ポリ袋クッキングでした。
 料理は、感覚によるものが結構あるので説明が難しいなと思いましたが、皆さんのご協力で無事に終わることができました。
 次回が今回の連続講座の最後となる、避難所を設計してみよう、です。
 楽しみながら考えてもらえるような講座にしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
 今回お話をくださいましたコミュニティプラザ川合の皆様、繋いでくださいました子ども教室ミラコロ様、そしてご参加くださいました参加者の皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】二条公民館で防災クッキングを行いました

 2024年1月21日に益田市の二条公民館様主催のお楽しみ教室で、家にある材料を使ってポリ袋での調理をやってみました。
 当日はご飯と味噌汁の具になる野菜を持ってきてもらい、白飯とお味噌汁、それに焼かない卵焼きを作ってみました。
 皆さん初めてとは思えないくらい上手に作ってくださり、会食では意外に普通に食べられるという嬉しいご意見をいただきました。

 災害時には、できる限り馴染みのある温かな食べ物を食べることで、気力を維持することができます。
 簡単に、しかも美味しく食べられる調理法を知っていれば、いざという時にも気分を落ち着かせることができると思います。
 今回参加してくださった皆様、そして二条公民館の皆様に、ここらからお礼申し上げます。

【活動報告】「簡単おいしい非常食づくり」を開催しました

 2023年11月26日に益田市駅前町のnicohouse様で調理師の秋田瑞穂様を講師に「簡単おいしい非常食づくり」を開催しました。
 当日は小さなお子様も含めて7名の方にポリ袋クッキングを体験していただき、ご飯、茹でパン、そして焼かないグラタンを実際に作ってみました。
 災害後にはきれいな水が不足しがちですが、暖かい食事を作るためには水はかかせません。実際に口に入れるもの以外の部分できれいではない水でも使うことができれば、少ないきれいな水で効率的に温かくておいしい料理を口にすることができます。
 ポリ袋を使えば、茹でるための水はきれいでなくてもきちんと食べることができる調理をすることができますし、茹でなくても、ポリ袋があるだけで調理器具を汚さずにさまざまな調理を行うことができます。
 今回参加された方からも「簡単にできる」や「焦げるのを気にしなくていい」「子どもと一緒に調理ができる」といった感想をいただきました。
 実際に出来上がったものはかなりの分量がありましたので、皆さん残ったものはお持ち帰りになりましたが、おうちでも防災と食事について話をしてもらえればなと思います。
 今回参加してくださった皆様、講師の秋田様、そして会場を提供してくださったnicohouse様にこころから感謝いたします。

【活動報告】浜田市で防災ディキャンプ&モルック体験会を開催しました

 2023年10月1日に浜田市の「海のみえる文化公園」においてモルック浜田様主催の防災ディキャンプ&モルック体験会に共催しました。
 当日は午前中、島根キャンプ協会の濱野様によるロープワークやブルーシートシェルターづくり、アウトドアベースSUNPOの積田様によるたき火づくりがあり、当研究所はポリ袋炊飯を担当しました。
 ポリ袋炊飯は飲める水が少ない中でいかに効率よく水を使うかが問題になる時に非常に役に立つ技術です。
 参加者の皆さんもスタッフも一緒になってわいわいとご飯を準備し、たき火でお湯の沸いた飯ごうに仕掛けたご飯をいれて茹でること数十分。
 出来上がったご飯は全体に固めでしたが、皆様持参されたレトルトカレーをかけ、おいしそうに食べていました。
 午後からはモルック体験会。老若男女問わず誰でもできる簡単なスポーツであることから、被災地で運動不足になりがちな高齢者や子どもが一緒に楽しめます。
 今回もさまざまな人が一緒になってわいわいと盛り上がっていました。
 一度大きな災害が起きると、生活を復旧させるだけでも長期戦になります。
 その間、自分の健康を適切に維持できるような遊びやスポーツ、食事などを知ってもらい、災害に遭っても元気に過ごせるようにできるといいなと思います。
 主催のモルック浜田様、参加してくださった皆様に、こころからお礼申し上げます。
 ちなみに、浜田では次回11月19日に黒沢まちづくりセンターで当研究所主催で同じような親子防災ディキャンプを開催しますので、興味のある方はぜひご応募ください。ご応募をお待ちしております。

とりあえず備蓄する

 災害などの非常事態に備えるために、生活に必要なものについては3日~1週間程度は備蓄するように政府は推奨しています。
 ただ、普段はあまり使うことのない水のストックやアルファ化米、災害食などは長期保存できる分値段も高いですし、どうかすると使わずにそのままダメになってしまうこともあると思います。
 備蓄するためには場所も必要ですが、単身の方でワンルームなどにお住いの場合などは、そもそも備蓄品を置く場所がないという場合も想定されると思います。
 だからといって何も備えなければ、非常事態が発生した時にはどうにもならなくなりますので、とりあえず1日分の備えをすることをお勧めします。
 1日分で考えると、例えばペットボトルは2リットルですので、500mlのボトルで4本あればいいことになります。これくらいなら、しまう場所は見つけられると思いませんか。
 また、アルファ化米も3袋なら、さほど場所は必要ありません。
 そして、それくらいの量なら、賞味期限が来ても使うことはさほど難しくはありません。例えば昼食で500mlの水のボトルとアルファ化米を一つ使えば、3日で消費できる計算です。
 また、一口ようかんやカロリーメイトなどの栄養補助食品、スニッカーズといったチョコレートといったものがあれば、ひもじくはなりますが数日は命をつなぐことができます。
 家で調理をする人なら、普段から一食分程度材料を多めに買っておくと、非常事態でもそのまま1食は確保できる計算になりますので、それもお勧めです。
 肝心なことは、まず備蓄することです。備蓄があれば、消費量を調整すればある程度は持たせることができます。
 備蓄がなければ何もできません。
 まずはあなたの周りにある備蓄品を確認してリスト化してみてください。リスト化してみると、案外と手元にあるもので1週間くらいはなんとかなるかもしれませんよ。

非常食を食べ比べてみる

同じ品名でも、味付けはかなり異なる。好みで選べるのが面白い。

 

 災害時の非常用持ち出し品に入っている非常食。
 アルファ米や缶詰、レトルト食品などさまざまだと思いますが、あなたはそれを実際に食べてみたことがありますか。
 気分の沈んでいるときや不安な時にはちょっとでも元気をつける必要がありますが、その元気のでる代表的なものの一つが食事です。
 普段食べなれているものや、普段あまり食べられない好物などをこういったときに食べると、案外と気力が持つものです。
 でも、口に合わない食事を毎食食べると考えてみたらどうでしょうか。
 恐らく、食事が気分が落ち込んでしまうものの一つになってしまうのではないでしょうか。
 ちょっとした気分の落ち込みかもしれませんが、少なくとも食事は一日何回も食べることになりますから、そのたびにちょっとずつ落ち込んでいくと、ちょっとやそっとでは復活できないくらいになってしまうと思います。
 食べなれたものを食べるのが一番いいのですが、どうせ非常食を準備するのなら、さまざまなメーカーのものを食べ比べてみることをお勧めします。
 缶詰やレトルトパウチ、アルファ米など、非常食を作っているメーカーさんはかなりありますが、各社とも自社が一番おいしいと思う味付けで売り出しています。
 そのため、同じ名前の商品でも味が全く違うことがあるのです。
 つまり、一つ食べておいしくなかったとしても、他の会社なら好みの味があるかもしれないのです。
 もちろん結果的にすべてのメーカーがダメなひともいると思いますが、各社を食べ比べして、自分の好みの味を探すというのも楽しみの一つではないでしょうか。
ちなみに、最近ではアルファ米もさまざまな味が出ていますし、一昔に比べるとかなり味もよくなっています。
 また、売っている場所も増えてきていますから、買い物に出かけた時にでも探してみて、もし見つけたなら、実食してみてはいかがでしょうか。

【試してみた】牛丼缶を食べてみた

 牛丼缶というのがあります。
 牛丼で有名な吉野家さんが販売しているものですが、「非常用保存食」となっているとおり、災害時の食事としても使えるように冷たいままでも食べられるようになっているそうです。
 冷めた牛丼というとべっとりとして油が固まっていて食べられないという印象なのですが、本当においしく食べることができるのか。
 気になったので買って食べてみることにしました。


 お値段は、牛丼として考えるとかなり高いですが、非常食として考えたら妥当かなと思うくらい。
 缶切り不要のプルトップ缶で、開けるのは簡単です。
 開けてみると、イメージしたような冷たくなった牛丼が登場。
 温めたほうがよかったかなと思いながら、食材を箸で持ち上げてみると、案外と簡単に持ち上がります。


 たれはごはん全体にまぶされているような感じです。
 食べてみると、最初の一瞬、油のざらっとした触感を感じるものの、口内の体温で油が溶けてちゃんと牛肉の味がします。
 非常食なので、栄養のバランスを考えてのことだと思いますが、ご飯は麦飯。食感はプチプチします。
 筆者は麦飯が大好きなのでご機嫌でしたが、苦手な人は食べにくいかもしれません。それくらいしっかりと麦飯です。
 おやつくらいの分量かなと思っていたのですが、食べてみると結構満足感があります。ご飯が麦飯なのでしっかりと噛むというのもあるのかもしれません。
 缶詰なので、汁漏れを気にせずどんなところでも食べることのできる牛丼。
 麦飯好きな人、牛丼好きな人は非常食として一度試してみてはいかがでしょうか。

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