【活動報告】避難所設営練習をしました

2024年8月25日。午前中、益田市桂平町の桂平小学校で、同校PTA主催による防災研修会が開催されました。
今回初めての開催だったのですが、この学校が指定避難所になっていたことから、実際に備蓄として準備されていた避難所用テントや段ボールベッド、仮設トイレを使って避難所を設営する練習をやってみることになりました。
当日はテントを3張出したのですが、それを並べてみて、思ったよりも体育館に人が収容できないということに驚いていました。
避難はせずにすむならそれに越したことはないのですが、避難をするとき、どこでどのようなものが保管されていてどのように使うのかを知っておくことはとても大切です。
親子で避難所を作るという練習は非常に楽しんでもらえたようで、またやってみたいといううれしいお話もいただくことができました。
お声がけいただきました桂平小学校PTAと保護者の皆様、小学生の皆様、教員の皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】かっぱランド安全教室の講師をしました

 2024年8月7日。浜田市三隅町のかっぱランドで、保育園児向けの安全教室を開催しました。
 当日は三隅保育園の園児18人に、ライフジャケットの着方や川の流れ方を体験してもらいました。
 ライフジャケットは、正しくつければ川遊びの頼もしい味方になりますが、着方を間違えると事故が起きます。
 また、もし川に流されたとき、浮き方を知っていれば助かる確率はかなり高くなります。
 危険を感じた時に冷静に行動することは大人でもかなり難しいことですが、今回の体験をとおして少しでも参加してくれた子ども達の安全が確保できればいいなと思います。お声がけいただきました黒沢まちづくりセンターの斎藤センター長様、三隅保育園の皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】オンラインによる防災クッキングを開催しました

2024年6月15日に三重県津市の子ども教室ミラコロ様からのご依頼で、オンラインによる防災クッキング講座を開催しました。
当日はたくさんの親子連れの皆さんにご参加いただき、ポリ袋クッキングでお米を炊くことができました。
普段台所にあるアイテムで水を使いまわせる調理法であるポリ袋クッキング。
思ったよりもいろいろなものが調理でき、簡単で衛生的にだれでも調理することが可能です。
今回は時間超過をしてしまって参加者の皆様にご迷惑をおかけしてしまったのですが、次回はごはんとみそ汁づくりをしたいというご依頼者様からのオーダーもいただき、また来年度に向けてさまざまな準備をしていきたいと思っています。
今回お話をくださいました子ども教室ミラコロ様、参加してくださいました皆様にこころからお礼申し上げます。

【お知らせ】防災ディキャンプをしました

2024年3月27日に、益田市の水防センターをお借りして、益田市の民間学童施設よつばキッズスクールの子ども達と一緒に防災ディキャンプを行いました。
当日は消防団に配属される新型の消防車が届いたということで、その車を見せてもらうところから始まり、ゲームでしっかりと体を動かしてから、ポリ袋を使ったご飯炊きを行いました。
その後、炊けるのを待っている間は横揺れ体験やブロック塀体験をし、実際に地震が起きた時がうまくイメージできるようになるといいなと思います。
ご飯が炊きあがったところで、よつばキッズスクールで育てた大根を使った大根ステーキを作り、炊きあがったご飯はカレーをかけて、カレーライスと大根ステーキを昼食にして食べました。
その後はお片付けをして終わったのですが、子ども達は興味をしっかりと持って楽しんでくれていました。
長期休みになると、学童保育でも子供をお預かりする時間は長くなり、どのようなことをやるのか頭を悩ませることも多いと思います。
こういった防災ディキャンプがその手助けになればいいなと思います。
今回この企画に乗ってくださったよつばキッズスクールの先生方、会場を貸してくださり、当日は消防車まで見せてくださった益田市消防団の皆様、そして、参加してくれた子ども達に、心から感謝します。

【活動報告】外あそびごはんの会inやぶさめ公園を開催しました

2024年3月3日に益田市高津町にあるやぶさめ公園にて、外あそびごはんの会inやぶさめ公園を開催しました。
当日は13人の子供たちが、雨が降ったり止んだり、冷たい風が吹いたりする中を、ブルーシートテントを作ったり、たき火を作ってご飯を炊いたり、おにごっこや斜面滑りなどをして楽しみました。
今回は高校生も四人お手伝いに来てくれて、スタッフをしながら子供たちと一緒に活動をしてくれました。
こういった輪が広がっていくとよいなと思いながら、今回の活動を終了しました。
今回参加してくれた子どもたちと、参加を許可してくれた保護者の方、手伝ってくれた高校生の皆さん、そしてスタッフの皆さん。
本当にありがとうございました。

【活動報告】子ども防災キャンプを開催しました

 2024年2月23日から25日にかけて、二泊三日で子ども防災キャンプを開催しました。
 場所は浜田市三隅町の黒沢まちづくりセンター様。
 今回は黒沢まちづくりセンター様の全面的な後援をいただき、期間中仮設トイレ体験やゴミ袋防寒着、ダンボールシェルター作りなどを体験しました。
 途中、地元の方々や地元消防団の皆様、浜田市社会福祉協議会三隅支所様、浜田消防本部西部消防署様のご協力をいただき、避難所設計や放水体験、消火器体験、炊き出し訓練をさせていただきました。
 参加してくれた子どもたちは全部で7名でしたが、非常に濃い経験ができたのではないかと思っています。
 参加してくれた子どもたちと彼らを快く送り出してくださった保護者の皆様、黒沢まちづくりセンターの職員の皆様、黒沢まちづくり協議会の皆様、浜田市消防団黒沢分団の皆様、浜田消防本部西部消防署の皆様、浜田市社会福祉協議会三隅支所の皆様、野菜やお米などの提供をしてくださった皆様に、厚くお礼申し上げます。
 ありがとうございました。

【活動報告】高津小学校で防災クラブを開催しました

 2024年1月31日に、益田市立高津小学校で、今年度最後の防災クラブがありました。
 今回は、最初にクイズをし、それから正解のない答え探しというタイトルで、二つの問題を考えてもらいました。
 一つは800人いる避難所に届いた700個のロールケーキをどうするかをそれぞれ個人で考えてもらい、どう考えたかを全員に聞いてみました。その後、避難所が必要か必要でないかを二つのチームに分け、それぞれの立場から考えてもらいました。
 災害時には、さまざまな考え方でさまざまな人が動きます。その行動に後付けで文句を言うのは簡単なのですが、その時に最善を考えて行動するのなら、それが正解なんだと言う話で、一年を締めくくりました。
 一年間、よくわからないクラブ活動に参加してくれた子どもたちと、担当の先生、手伝ってくれたスタッフの皆様に、改めて感謝します。
 ありがとうございました。

【活動報告】二条公民館で防災クッキングを行いました

 2024年1月21日に益田市の二条公民館様主催のお楽しみ教室で、家にある材料を使ってポリ袋での調理をやってみました。
 当日はご飯と味噌汁の具になる野菜を持ってきてもらい、白飯とお味噌汁、それに焼かない卵焼きを作ってみました。
 皆さん初めてとは思えないくらい上手に作ってくださり、会食では意外に普通に食べられるという嬉しいご意見をいただきました。

 災害時には、できる限り馴染みのある温かな食べ物を食べることで、気力を維持することができます。
 簡単に、しかも美味しく食べられる調理法を知っていれば、いざという時にも気分を落ち着かせることができると思います。
 今回参加してくださった皆様、そして二条公民館の皆様に、ここらからお礼申し上げます。

【活動報告】青原小学校避難訓練を見学しました

 2024年1月17日、津和野町立青原小学校にて、地震からの避難訓練について見学させていただきました。
 生徒さんの数は少ないですが、淡々と、そしてきびきびと準備し、避難している光景はいざというときにも大丈夫だろうなという安心感を持たせてくれるものでした。
もちろん絶対ということはありませんので、引き続きしっかりとした訓練は必要だと思いますが、身を守るための避難訓練が校風になるような学校になればいいなと思います。
 また、見学後には管理者である校長先生、教頭先生から山のような質問もいただき、知っている事例を交えながら、わかる範囲で一生懸命こちらも説明させていただきました。
 避難訓練実施後に管理職の方から詳細な意見を求められることはほとんどないので、正直なところ驚くやらうれしいやらです。
 引き続きできる範囲にはなりますが、関りを持っていけたらいいなと思っています。
 この度見学を快くさせてくださいました青原小学校の皆様に、こころから感謝します。

【活動報告】初めての防災キャンプ冬の陣を開催しました

 去る11月4日から5日にかけて、益田市の北仙道公民館様で「初めての防災キャンプ冬の陣」を開催しました。
 今回は男の子6名、女の子10名、合計16名の子が、益田市、江津市、浜田市、津和野町から集まってくれて、1泊2日の防災キャンプに挑戦しました。
 ゲームや工作、火起こし、ご飯づくりと盛りだくさんのメニューでしたが、参加してくれた子ども達はみんな楽しそうに活動をしてくれていました。

 避難所に限らず、災害後にはいかに自分の生活の質を落とさないかということが重要となります。
 一度やってみて経験しておくことで、いざというときにも困らなくて済むのではないかという思いでこのイベントを行っているのですが、参加してみるといろいろと思うこともあったようです。
 初めて出会う子ども達が、それぞれの個性を認めてそれぞれに楽しんでいるのは、正直なところちょっと意外でしたが、無理やり一緒に遊ばせなくても仲良くなることはできるのだなと思いました。
 また、今回は災害時に安心して給電する方法を知ってもらうということで、島根トヨペット益田店様からハイブリット車の派遣をしていただき、実際に一升炊きの炊飯器を車の電源で炊いてみました。
 また、ふろしきワークショップをfuwariito様にやっていただき、災害時に一枚の布を使ってどのようなことができるのかも体験してもらいました。
 当研究所だけではできないさまざまな体験を、それができる方にお願いし、子ども達の体験や経験を積ませていければと考えており、さまざまなところと連携できればという思いで活動をしています。
 参加してくれた子ども達、今回お世話になりました島根トヨペット益田店様、fuwariito様、陰で調整に動いてくださった損保ジャパン様、参加を許可してくださいました保護者の皆様に厚くお礼申し上げます。