保育園さんで使っているロッカーの扉をロックできるようにしようということになりました。
これがロッカーの全景。扉の内側には固定具はありません。扉のちょうつがいのスプリングで扉を固定する構造で、上下の二段となっています。
上の段は普通の金属製のドアストッパーで止めることにしましたが、問題は下のロッカー。高さ的に子どもの頭が当たるかもしれない場所なので、普通のドアストッパーでは事故が起きる可能性があります。
そこで安全面を考えてプラスチック製のドアストッパーを用意したのですが、今度は強度でいまいち不安が出てきました。
そこで、プラスチック製のドアストッパーを小改造して皿ねじを使えるようにし、しっかりと取り付けられるようにしてみました。
作業と取付、万一の場合は自己責任になりますが、改造は次のとおりです。
まずはキャップを外します。
そして、内部のピンを切り取り、その部分に錐で穴を開けます。
ねじの皿部分がキャップ内に収まるように皿に合わせて形を作り、皿ビスを貫通させてうまく収まるかを確認します。
ビスを貫通させた状態がこれです。ロッカー側には今日粘着タイプの両面テープに取り替えています。
ビスで取り付けます。皿部分はなんとかうまくキャップ内に収まりました。
全体につけるとこうなります。
上部ロッカーは内容物の重量と扉の精度によって固定具を変えています。
同じようなロッカーが3カ所あり、取付自体は正味1時間で完了しました。
このロッカーの下でお昼寝する子どもさんもいるということなので、とりあえずはこれで安全が確保できそうです。
できるところから始めて行くことで、準備は進んでいきます。とりあえずの第一歩を踏み出すことが、実はとても大切なのだろうと思います。