保育園さんで使っているロッカーの扉をロックできるようにしようということになりました。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold1.jpg?resize=668%2C497&ssl=1)
これがロッカーの全景。扉の内側には固定具はありません。扉のちょうつがいのスプリングで扉を固定する構造で、上下の二段となっています。
上の段は普通の金属製のドアストッパーで止めることにしましたが、問題は下のロッカー。高さ的に子どもの頭が当たるかもしれない場所なので、普通のドアストッパーでは事故が起きる可能性があります。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold21.jpg?resize=840%2C345&ssl=1)
そこで安全面を考えてプラスチック製のドアストッパーを用意したのですが、今度は強度でいまいち不安が出てきました。
そこで、プラスチック製のドアストッパーを小改造して皿ねじを使えるようにし、しっかりと取り付けられるようにしてみました。
作業と取付、万一の場合は自己責任になりますが、改造は次のとおりです。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold9.jpg?resize=584%2C430&ssl=1)
まずはキャップを外します。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold22.jpg?fit=840%2C258&ssl=1)
そして、内部のピンを切り取り、その部分に錐で穴を開けます。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold23.jpg?fit=840%2C270&ssl=1)
ねじの皿部分がキャップ内に収まるように皿に合わせて形を作り、皿ビスを貫通させてうまく収まるかを確認します。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold17.jpg?resize=766%2C445&ssl=1)
ビスを貫通させた状態がこれです。ロッカー側には今日粘着タイプの両面テープに取り替えています。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold19.jpg?resize=530%2C479&ssl=1)
ビスで取り付けます。皿部分はなんとかうまくキャップ内に収まりました。
![](https://i0.wp.com/sekisei-bousai.org/wp-content/uploads/2019/03/tanahold6.jpg?resize=644%2C558&ssl=1)
全体につけるとこうなります。
上部ロッカーは内容物の重量と扉の精度によって固定具を変えています。
同じようなロッカーが3カ所あり、取付自体は正味1時間で完了しました。
このロッカーの下でお昼寝する子どもさんもいるということなので、とりあえずはこれで安全が確保できそうです。
できるところから始めて行くことで、準備は進んでいきます。とりあえずの第一歩を踏み出すことが、実はとても大切なのだろうと思います。