去る1月14日、益田市の市民学習センターにおいて研修会「ハザードマップの読み方を知ろう」を開催しました。
当日は2名の方にご参加いただき、益田市のハザードマップを使って実際にそのマークのあるところではどのような出来事が起きるのかについて、映像を交えながら一つずつ確認し、なぜこんな風に書かれているのかなどについて雑談を交えながら研修しました。
ハザードマップを読むことは災害対策の基本になる部分ですが、表示されている中身が理解できていないと単なるデータの書かれた冊子にしかすぎません。情報が読み取れると、備えなければいけない災害やいざというときの避難経路、そして普段行き来する場所の危険性まで理解できるようになりますから、興味のある方はハザードマップを読む前に最初の凡例をしっかりと読み込んでみてください。
これから先も機会があればまたやってみたいと思っていますので、もし興味がある方がおられたら、またのご参加をお待ちしています。
今回ご参加いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。
カテゴリー: 活動報告
【活動報告】高津小学校防災クラブを開催しました
2022年12月21日に益田市立高津小学校で防災クラブを開催しました。
今回は二本立てで、最初は火災について、その後は大きなゴミ袋を使った防寒着を作ってみました。
火災については、前回の防災オリエンテーリングで消火器の表示を見た子が「電気火災ってなんだ?」と呟いたことから、油火災や電気火災の時にどうして水を使ってはいけないのかについて、映像を交えながら確認してもらいました。
その後は、火を使わずに温まれる方法ということで、ごみ袋を使った防寒着を作ってみました。
毎年この防寒着づくりをやるといろいろな防寒着ができて面白いのですが、今回は時間がなかったこともあって割と普通のものができていました。
実際に着用した子からは「あったかいね」という感想をくれました。
ちょっとしたことなのですが、物事には理屈があってからくりがあります。
それを知ることで、災害時にも元気で過ごせるような子供たちになってくれるといいなと思います。
参加してくれた子供たち、そして担当の先生、手伝ってくれているスタッフに感謝します。
【活動報告】研修会「持ち歩き防災セットを作ろう!」を開催しました
2022年12月18日に益田市の益田市民学習センターにおいて、研修会「持ち歩き防災セットを作ろう!」を開催しました。
当日は雪の舞う寒い中、5名の方にご参加いただき、持ち歩くための防災セットの考え方や実際に用意してあるさまざまなアイテム類の中から自分が必要だなと思うものを選んでもらって自分用の防災セットを作ってもらいました。
これらの防災セットを普段使いのカバンなどに入れてもらって使ってもらい、しっかりとアップデートしていってほしいなと思います。
寒い中、熱心に参加してくださった皆様にこころからお礼申し上げます。
【活動報告】高津小学校の防災クラブを開催しました
2022年11月30日に益田市立高津小学校で11月の防災クラブを開催しました。
この防災クラブは学校のクラブ活動の一つとして取り入れてもらっているものですが、今回は校内に設けられたチェックポイントに準備された問題を解いたり、演習をしたりしてもらう「校内オリエンテーリング」を開催しました。
去年のチェックポイントは問題だけだったのですが、こちらの想定よりも相当早く帰ってきてしまって時間が余ってしまったという経験から、今回は消火器の使い方や胸骨圧迫を交代で2分行うこと、そして階段で地震に遭遇した時の防御法について実際に動いてみてもらいました。
結果としてはかなり楽しんでもらえたようですが、このオリエンテーリングは当日の準備が大変なので、いかに当日の手間を減らすかがこれからの課題となりそうです。
今回参加してくれた子どもたち、快く支援してくれた先生方、そして毎回手伝ってくれるスタッフの皆様に感謝します。
【活動報告】防災講習会で非常用持ち出しについての講師をしました
去る11月19日、益田市の市民学習センターで開催された南町自治会様・同自主防災組織様の防災講習会の一コマで非常用持ち出しについて講師をしました。
災害時、自分の避難が完了してから支援物資が届きだすまでは自分の持ち込んだ非常用持ち出し品を使ってしのがなければなりません。
その際にどのようなものを用意しておくのかやちょっとしたコツなどについてお話をしました。
皆さん熱心に聞いていただき、こちらの説明がいざというときに備えた非常用持ち出しを上手に作るための参考になるとよいなと思います。
お声がけくださった南町自治会の皆様にこころからお礼申し上げます。
なお、当日カメラを忘れて写真がありませんことをご了承ください。
【活動報告】イノシシ対策その後(~2022.11.10)
9月に入ってイノシシの出没が見られたことから、仕掛けていた罠を起動させることにしました。
9月中は見向きもされなかったのですが、9月後半からでっかい2頭と小さな4頭が餌を食べに来るようになり、こいつら家族かなと思っていましたが、10月に入ると連続してかかって合計で4頭捕獲することができました。
このうちの3頭はまだ小さく、サイズ的に4頭いた兄弟の3頭だと思われるのですが、残りの1頭が90kg超えの雄。
この大きなイノシシ、オリの中でかなり派手に暴れてくれたのでオリの仕掛けがぶっ壊れてしまい、修繕しないと稼働できない状況に追い込まれました。
ただ、監視カメラでの観察を続けたところ、猟期に入ったとたんにイノシシが来なくなり、現在継続して様子を見ています。
猟期に入ってイノシシが警戒しているのか、それとも最後の追い込みとして他の場所でおいしい餌をあさっているのかはわかりませんが、これから冬に向けて山の餌はかなり減ってしまいます。
空腹のイノシシが街に出ると人を襲いかねませんので、様子を見ながら引き続き捕獲を続けていきます。
【活動報告】「はじめての防災キャンプ冬の陣」を開催しました
去る11月5日から6日にかけて、益田市北仙道公民館において「はじめての防災キャンプ冬の陣」を開催しました。
今回は13名の子供たちが参加してくれ、一泊二日で疑似避難所での避難体験をしました。
当日の夜はかなり冷え込み、子供たちもなかなか眠れなかったようですが、それでも最後まで元気いっぱいにさまざまな企画に挑戦していました。
「またやってほしい」というご意見をいただきましたので、春になったらまた企画してみたいと考えていますので、興味のある方はご参加ください。
今回参加してくれた子どもたち、参加を許可してくださった保護者の皆様、忙しい中を手伝ってくれたスタッフの皆さん、北仙道公民館様をはじめ、さまざまな形で支援してくれた皆様にこころから感謝します。
本当にありがとうございました。
【活動報告】小学校の避難訓練支援を行いました
去る10月27日に益田市立高津小学校様で実施された避難訓練の支援を行いました。
当日は大きな地震が発生し、津波が来るために高台へ避難するということで、実際に実際に避難先である県立翔陽高校まで全校生徒が避難して、流れを確認しました。
今年からは避難先は翔陽高校、児童の引き渡しは状況が落ち着いてから指定避難所である隣の高津中学校に移動して保護者へ引き渡すということに整理されたそうで、今後は翔陽高校まで駆け足で移動することになるそうです。
400名を超える児童のいる学校が実際に一斉に避難するというのは大変なことなのですが、見ている限り非常にスムーズに流れていて、先生たちも児童たちも毎年のこととしていい意味で訓練慣れしているなと感じました。
今回もいろいろと気づいたことはありましたが、そういった部分を見つけて改善していくのがこういった訓練の大きな目的です。
後日今回の訓練に関する報告書を提出しますが、こういった訓練を当事者ではない第三者がチェックして改善を進めていくことでより効果的な訓練が実施できるのではないかと思っています。
欲をいえば、休憩時間や登下校時に避難しなければいけなくなったときにどう判断するかというところまでできるといいなと思っていますが、学校で授業中である限り、恐らくはきちんと対応がしてもらえるのではないかと感じる訓練内容でした。
今回避難訓練についてお声がけいただきました高津小学校の皆様に感謝いたします。
【活動報告】保育園の避難訓練支援を行いました
去る10月26日に益田市東町のすみれ保育園様で実施された避難訓練の訓練支援を行いました。
当日は平常時よりも少ない職員で地震から津波発生、高台への避難ということで実際に避難先である益田東中学校まで全園児が避難して、流れを確認しました。
保育園では月1回の避難訓練を実施しているそうですが、園児たちも予想していたよりもはるかに機敏な動きで、避難開始から避難完了までわずか13分で行えたのはとてもすごいことだと思っています。
もちろん途中でさまざまなトラブルはありましたが、そういったトラブルを見つけて改善していくのが訓練の大きな目的です。
後日訓練に関する報告書を提出しますが、こういった訓練を当事者ではない第三者がチェックして改善を進めていくことでより効果的な訓練が実施できるのではないかと思っています。
いざというときに何も考えなくても体が動くように、訓練の時にはしっかりと自分の行動を確認しておきたいですね。
今回避難訓練について見学の許可をくださったすみれ保育園の皆様に感謝いたします。
【活動報告】救急救命講習会を開催しました。
去る10月23日13時から、益田市民学習センター多目的ホールにおいて今年度第2回目となる救急救命講習会を、日本赤十字社島根県支部の方を講師にお招きして開催しました。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDの使い方、水難事故への備えなど、講師と参加者の方の対話形式で3時間、みっちりと学習することができました。
誰もがいつどこで心臓マッサージやAEDを使う可能性があると考えると、誰でも助けられる命を助けられるようにしておくことは非常に大切なのではないかと思います。
参加してくれた皆様、そして講師をしていただきました日本赤十字社島根県支部の皆様に厚くお礼申し上げます。