令和元年5月3日にワークショップ「空き缶でご飯を炊こう」を開催しました。
最初ということもあって会員限定で行いましたが、当日は天気にも恵まれ参加していただけた皆さんも楽しんでいただけたようです。
途中、空き缶コンロの火が消えてつかないというハプニングもありましたが、なんとか上手に炊きあがり、参加した皆さんでおいしくいただくことができました。
今後ともいろいろなワークショップを開催していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
○ワークショップ「空き缶でご飯を炊こう」
350mlの空き缶を二つ用意して、鍋とコンロを作ってみました。
・材料
350mlの空き缶二個、アルミホイル、缶切り、カッターナイフ、きり、燃料
炊くためのお米とお水
・作り方
1.まずは二つとも飲み口のある側を缶切りで切り取ります。
2.そのうちの一つの胴部分にカッターで穴を開けます。
これでコンロのできあがり。
3.空き缶一つでおよそ1合のご飯が炊けます。ご飯を入れて研ぎます。
4.炊くためのお水を注ぎます。お米よりも2.5cmくらい多めにします。所長は自分の人差し指の第一関節までと決めてます。
5.アルミホイルで包みます。お腹が減っていなければ、ここで1時間くらい水を吸わせるとさらにおいしいご飯になります。
6.コンロに燃料を入れます。今回は料理屋さんの一人鍋についている固形燃料を使います。
7.火をつけてご飯の入った缶を上にのせます。
7-1.固形燃料の火が消えました。慌ててその辺にあった木ぎれをくべましたが、火がなかなか続きません。吸排気がうまくいっていない感じなので、上部に排気口をきりで開けてみます。
新しい固形燃料を入れると、今度はうまく燃えてくれました。
8.うまくいくと、やがて「チリチリ」「グラグラ」といった小さな音が聞こえてきますので、
その音が止むまで火にかけたままにします。
9.音が消えたらご飯の入った缶を火から外してひっくり返して蒸らします。
10.10分くらいしたら元に戻してアルミホイルを外します。
11.きらきら白ご飯の炊きあがり。
ご飯を炊くときにはお米の量と水加減、火加減によって炊きあがりがさまざまに変化しますが、空き缶でやるととくに顕著ですので、いろいろと試してみると面白いと思います。
アルミ缶は非常に薄いので、卓上コンロなどのガスを使うと高温で溶けてしまう可能性があります。
また、炊きあがりは非常に缶が熱くなりますので、手袋などを使ってやけどしないように気をつけてください。
なお、アルミ缶のこういう使い方は製造元では想定していませんので、真似してトラブルが起きたときの責任はされた方の自己責任でお願いします。