頭を守るというとまず第一に出てくるのは「ヘルメット」です。きちんと頭に合わせて設定し、あごひもをきちんと締めることができれば、かなり安全度は高いと思われます。
丈夫なヘルメットは置く場所もとりますので、折りたたみのできるさまざまなものも作られています。
防災ずきんも有効です。防炎素材、難燃素材であることは絶対的に必要ですが、これをかぶることで頭へのダメージを格段に減らすことができます。
視界が悪くなるのが難点ですが、断熱効果も期待できるのである程度の寒さを防ぐこともできるでしょう。
身近なものでは帽子があります。前頭部に耐衝撃素材を埋め込み、首元を守る難燃性素材で作られた防災帽子も売られていますが、サイズが選べないのが難点です。
普通の帽子でも、中にタオルを入れ、端っこを首元に垂らせば簡単な衝撃対策ができます。
なにもなければ、上着を頭からかぶったり、タオルをほっかむりするだけでもけがを防ぐことができます。
大事なのは、頭をむき出しにしないこと。
ガラスや建物の破片が頭や首に当たらないように、なんらかの形で対策をしておくことが大切です。