【活動報告】浜田市の浜田第三中学校で防災体験会をしました

2024年6月21日に、浜田市の浜田第三中学校で防災体験会の講師をさせてもらいました。
前回は防災講話として防災についてのお話をしたのですが、今回は地域の方と一緒になるべく活動体験をさせてやりたいとのお話で、何をやったらいいのかなと試行錯誤し、結局「ダイレクトロード」「避難誘導に協力しよう」という二本のゲームと、実際の体育館を使った避難所設計、そして実際の道具を使った避難所用アイテムの組み立てまでを行い、生徒さんや地域の方に支えられて、なんとか無事に終わらせることができました。


「難しかったけど楽しかった」とか、「途中から何やってるかわからなくなった」とか、終わった後の振り返りでもたくさんの意見をもらって、もし次回があればもっと楽しみながら考えてもらえるような内容にできればいいなと思っています。
今回参加してくれた生徒さんや地域の方、そして先生方に感謝します。

【活動報告】中学生向け防災教室の講師をしました。

 2024.5.21。浜田市の浜田第三中学校の一年生の皆さんに総合的な学習の時間として防災教室をやらせていただきました。
 当日は実際に体を動かしてもらう内容を主に、地震時に身を守る姿勢や、避難所と避難場所の考え方、収容人員の違いなどを体験してみてもらいました。
 途中で説明が長くなって退屈させてしまうところもあり、今後の中学生向けのプログラムについて検討が必要な部分もたくさんありましたが、伝えたことの一つでも生徒さんに残ってくれているといいなと思います。
 次回は6月に、図上演習や実際の避難所設営を行ってみたいと思っています。
 今回お声がけいただきました浜田第三中学校の阿部先生、ご紹介くださいました長浜公民館の長谷川様、そしていろいろな質問で盛り上げてくれた生徒の皆さんに心から感謝します。

【活動報告】高津小学校の防災クラブを開催しました

2024.5.15。益田市立高津小学校で今年度初の防災クラブがありました。
顔ぶれも変わって、防災ってなんだろう?、という子たちが参加してくれています。
最初は、地震と身の安全の守り方。
机の下に隠れる方法、台車による横揺れ体験。そしてダンゴムシのポーズを、それぞれ必要なシーンを考えながら実際に動いてみてもらいました。
今年は体を動かすのが好きな子が多いようなので、体験型で防災クラブをやってみたいと思っています。
参加してくれた子供達、担当の先生、そして支援に入ってくれたスタッフに、感謝します。

【活動報告】防災カフェを開催しました

2024年3月15日に益田市高津にある連理松センター様で、高校生のお二人に防災についてお話をさせてもらいました。
お一人は食、もう一人は医療と防災について調べているそうで、防災についての質問を受けました。
あちこち飛んでまとまりのない所長の話を聞くのは大変だったと思いますが、お二人ともしっかりと話を聞いてくれました。
今後の研究がうまくまとまることを願うと同時に、引き続きできる範囲での支援ができるとよいなと思っています。
この度高校生の皆さんとのご縁を作ってくださった連理松センターの職員様に、厚くお礼申し上げます。
また、こういった調査研究のお手伝いもやりますので、興味のある学生さんがいれば、声をかけてみてくださいね。

【活動報告】高津小学校で防災クラブを開催しました

 2024年1月31日に、益田市立高津小学校で、今年度最後の防災クラブがありました。
 今回は、最初にクイズをし、それから正解のない答え探しというタイトルで、二つの問題を考えてもらいました。
 一つは800人いる避難所に届いた700個のロールケーキをどうするかをそれぞれ個人で考えてもらい、どう考えたかを全員に聞いてみました。その後、避難所が必要か必要でないかを二つのチームに分け、それぞれの立場から考えてもらいました。
 災害時には、さまざまな考え方でさまざまな人が動きます。その行動に後付けで文句を言うのは簡単なのですが、その時に最善を考えて行動するのなら、それが正解なんだと言う話で、一年を締めくくりました。
 一年間、よくわからないクラブ活動に参加してくれた子どもたちと、担当の先生、手伝ってくれたスタッフの皆様に、改めて感謝します。
 ありがとうございました。

【活動報告】高津小学校防災クラブを開催しました。

 2024年1月17日、午後は高津小学校の防災クラブ。
 前半、能登地震のお話を少しだけして、寒い時期にどうやって保温するかということで、ごみ袋を使った防寒着づくりをやってみました。
 毎年いろいろな防寒着ができるのですが、今年の流行は袖付き。
 そしてポケット付きとなったようです。
 部屋を暖めることも大切ですが、身体が作った熱を逃がさないこともとても大切です。空気を遮断できるゴミ袋は、体の内部の熱をそのまま閉じ込めてくれるので、思った以上に暖かいものです。おしゃれに、個性を出しながら、しっかりと暖かいものを作り上げていく子ども達。
 いざというときに思い出してほしいなと思います。
 今回参加してくれた子ども達、そして担当の先生に、こころから感謝します。

【活動報告】青原小学校避難訓練を見学しました

 2024年1月17日、津和野町立青原小学校にて、地震からの避難訓練について見学させていただきました。
 生徒さんの数は少ないですが、淡々と、そしてきびきびと準備し、避難している光景はいざというときにも大丈夫だろうなという安心感を持たせてくれるものでした。
もちろん絶対ということはありませんので、引き続きしっかりとした訓練は必要だと思いますが、身を守るための避難訓練が校風になるような学校になればいいなと思います。
 また、見学後には管理者である校長先生、教頭先生から山のような質問もいただき、知っている事例を交えながら、わかる範囲で一生懸命こちらも説明させていただきました。
 避難訓練実施後に管理職の方から詳細な意見を求められることはほとんどないので、正直なところ驚くやらうれしいやらです。
 引き続きできる範囲にはなりますが、関りを持っていけたらいいなと思っています。
 この度見学を快くさせてくださいました青原小学校の皆様に、こころから感謝します。

【お知らせ】ペット防災講習会を開催します。

能登半島で起きた大きな地震に被災された方にお見舞い申し上げます。

まだ全容がわかっていない状態ではありますが、現地の一刻も早い復旧と災害関連死がでないことを願っています。

ところで、災害のたびに問題にされるのがペットのことです。

もしあなたのおうちにペットがいたとしたら、災害発生時にそのペットをどうするかを考えたことがありますか?

また、避難してくるペットを受け入れる避難所や自主防災の方は、そのとき自分たちがどのようにすればいいのか、しっかりとわかっていますか?

今回はNPO法人人と動物の共生センター、NPO法人全国動物避難所協会の理事長である奥田順之先生とオンラインでつないでペット防災について一緒に考えてみたいと思います。

後半では、「ペットの防災・あなたの防災」として、いざというときを想定したワークショップを行います。

申込不要で参加費は無料となっていますので、この機会に災害時のペットについて考えてみませんか?

あなたのお越しをお待ちしております。

日時:2024年1月27日13時30分~15:30

会場:島根県芸術文化センターグラントワ多目的ホール

参加費:無料

※詳細はチラシをご確認ください。

【活動報告】高津小学校の避難訓練を見学しました

2023年11月7日に益田市立高津小学校で開催された避難訓練を見学させていただきました。
この小学校では年に2回大規模な避難訓練をしているのですが、今回は国道9号バイパスの脇に作られた緊急避難場所に生徒の半分が避難するということで、元々計画されている翔陽高校の校庭と二手に分かれての避難となりました。
地震発生、校舎からの避難、そして津波発生に対して高台への避難と3つの課題をどうやってクリアするのかを見ていきましたが、地震発生想定時に何の退避行動もとらないクラスがあったり、整然と並んで避難させようとしたり、校庭で全員が揃うまで待つなど、学校の訓練ならではの光景を見ることができましたが、生徒よりも先生の訓練について、少しやり方を変える必要があるのではないかと感じました。
また、今回避難場所として避難してみた、道路わきに作られた緊急避難場所は、ただの場所提供のために簡易照明以外何もないスペースです。
管理者が国土交通省となるため、市役所も具体的な何かができるわけではないとのことで、ここに避難した後、どのように移動してどのように引き続きの安全を確保し続けるのかについて行政機関同士の調整も必要なのかなという印象を受けました。
ともあれ、毎回、訓練のたびにいろいろな改善点を講評として挙げており、ほんの少しずつですが改善はされてきています。
せっかく訓練するのですから、訓練のための訓練ではなく、自分の安全を確保するための訓練になるといいなと思っています。
今回避難訓練の見学のお声がけをしてくださった高津小学校の先生方に感謝いたします。

【活動報告】高津小学校防災クラブを開催しました

 2023年10月11日、益田市立高津小学校で防災クラブを開催しました。
 今回は「ストローハウスを作ろう!」。
 ストローとクリップを使って構造物を作り、揺らして強度を確かめるまでがこのプログラムなのですが、1時間ではそこまでたどり着けないので、構造物を作るまでをやってみました。
 当日の子ども達の反応は、最初あまりよくなかったのですが、ストローとクリップで何かを作ってみるという発想が面白かったらしく、参加してくれた子供たちは楽しそうに組み立てをしていました。
 ただ、このプログラムは楽しめる子とそうでない子の差がはっきり出ます。器用さがなければなかなかうまく出来ません。
 三角形を基本にして組み立てていくということを最初に説明して作り上げていくのですが、なかなかうまくできず、あきらめてしまう子も出てしまいます。

 でも、終わってみると三角形を組み合わせた面白い形や、巨大な三角形を作ったりと、それなりに楽しんでもらえたようです。
 毎回どうやって伝えたらうまく伝わるだろうかと思いながら開催しているこのプログラムですが、参加してくれる子みんなに楽しんでもらうためには、もう少し講師側の技量がいるなと感じています。
 今回参加してくれた子ども達、そして担当の先生に、こころから感謝します。