【活動報告】高津小学校防災クラブを開催しました

 2023年10月11日、益田市立高津小学校で防災クラブを開催しました。
 今回は「ストローハウスを作ろう!」。
 ストローとクリップを使って構造物を作り、揺らして強度を確かめるまでがこのプログラムなのですが、1時間ではそこまでたどり着けないので、構造物を作るまでをやってみました。
 当日の子ども達の反応は、最初あまりよくなかったのですが、ストローとクリップで何かを作ってみるという発想が面白かったらしく、参加してくれた子供たちは楽しそうに組み立てをしていました。
 ただ、このプログラムは楽しめる子とそうでない子の差がはっきり出ます。器用さがなければなかなかうまく出来ません。
 三角形を基本にして組み立てていくということを最初に説明して作り上げていくのですが、なかなかうまくできず、あきらめてしまう子も出てしまいます。

 でも、終わってみると三角形を組み合わせた面白い形や、巨大な三角形を作ったりと、それなりに楽しんでもらえたようです。
 毎回どうやって伝えたらうまく伝わるだろうかと思いながら開催しているこのプログラムですが、参加してくれる子みんなに楽しんでもらうためには、もう少し講師側の技量がいるなと感じています。
 今回参加してくれた子ども達、そして担当の先生に、こころから感謝します。

【活動報告】第4回高津小学校防災クラブを開催しました

 去る12月2日、高津小学校のクラブ活動の一つとして採用していただいた防災クラブの第4回目を行いました。
 今回は前回選んだけれどできなかった校内安全点検とビニール袋で防寒着作りの2種類の内容を同時に開催することにしてみました。

どちらを選ぶのかも楽しいひととき。今回はどちらを選んでもできるので、みんな張り切っています。

 当研究所初の講師二人体制での実施でしたが、子ども達はそれぞれに楽しんで作業をしてくれ、怪我もなく無事に終了することができました。

校内点検の一コマ。ロッカーや本棚が固定されているかどうかもチェックしてました。

 校内安全点検では、限られた時間でしたが校内を見て回り、安全な場所危険な場所の点検をして地図を作成してくれました。

集めた情報を元にして地図に落とし込んでいきます。手際よく進めていきます。
防寒着作り。試行錯誤しながら自分だけのオリジナルな防寒着を作っていく。

 防寒着作りでは、ビニール袋を利用した防寒着をそれぞれの発想で自由に作ってもらい、実際に着てみて「暖かいね」という感想をもらい、最後は記念写真をそれぞれに撮ってみました。

腕が出ないことや腕が寒いという話になって、袖をつけて服のように仕上げる人も出てきた。

 限られた時間ですが、さまざまな体験をすることによって子ども達が自分たちでもできることをたくさん見つけ、実際に行動することで子ども達も大人達も防災意識を高めていくことができるといいなと思っています。
 今回参加してくれた子ども達、そして担当の先生にお礼申し上げます。

【活動報告】第2回高津小学校防災クラブを開催しました

 去る10月14日、高津小学校のクラブ活動の一つとして採用していただいた防災クラブの第2回目を行いました。
 今回は応急手当のうち出血を止めるための圧迫止血法と安全な場所へ移動させるための搬送法について一緒にやってみました。
最初にみんなに怪我の種類と手当の方法を出してもらいました。毒蛾に刺されたときや切り傷、やけどといった怪我がでてきて、それに対する手当の方法もしっかりと出してくれましたが、やはり最終的には病院で手当をしてもらうという流れで考えてくれていたようで、そこで応急処置と病院での処置という話をさせてもらいました。

クラブの一コマ。手に持っているのが720mlのトマトジュース。対象年齢がちょうど30kg前後の子ども達だったので説明がしやすかった。

 そのあと、なぜ出血を止めなければいけないのかということで、人の血液の量は1kgで約80mlであることと、全身の血液量の30%を失うと失血死してしまうことを説明し、実際に体重30kgの場合で血液量はおよそ2400ml、危険になる血の流出量の720mlは、実際に720mlちょうどのトマトジュースのボトルを見てもらいました。
 驚いた子、眉をしかめた子、子ども達の反応はさまざまでしたが、圧迫止血法は子どもでもきちんと人を助けることのできる方法であることを理解してくれ、その後の演習には真剣な表情で取り組んでくれました。
 圧迫止血法のやり方では、まず最初に自分の腕をハンカチで押さえて圧迫する感覚を掴み、そのあと二人一組でお互いの腕に圧迫止血をして包帯で止めるまでの処置をやってみました。

感染防止のためビニール手袋をつけて圧迫止血から包帯巻きの処置を練習する。ビニール手袋が思った以上に使いにくかったようで、困惑している子もいた。

 ガーゼを使った圧迫止血はすぐに理解できたのですが、その後でやった包帯巻きでは、包帯を巻くのが初めてという子も多く、少し苦労したみたいですが、慣れてくると上手に巻けるようになり、処置終了後は使った包帯をきれいに巻いてしまうところまでやってくれました。
 搬送法は最初は要救助者を一人で運ぶための方法をやってみました。
脇の下から手を入れて腕を両手で引っ張って移動させるのですが、これが思った以上に難しかったようで子ども達は首を傾げながらいろいろと考えてやっていました。

負傷者役の先生を担架に載せて搬送練習。いつ落とされるかもしれないと、先生はおっかなびっくりだった様子。

 最後は担架による搬送法で、これは子ども達が担架の周りをぐるりと囲んでみんなで抱え、実際に担当の先生を載せて御神輿のように練り歩いていました。
 本当は最後に意識の確認から応急処置、安全な場所への搬送までを一つの流れとしてやる予定だったのですが、時間が足りなくてそこまではたどり着けませんでしたが、技術はしっかりと習得してくれたと思っています。
 もし、これから先人を救助しなければならなくなったとき、少しでもこの知識が役に経つといいなと思います。
 今回参加してくれた子ども達、そしてお手伝いいただいた先生に感謝します。