【活動報告】あるご家庭の防災計画策定のお手伝いをしました

 当研究所のキャッチフレーズは「命を守る、命を繋ぐ」ですが、その大元には自分の命を自分で守るためにあらかじめ準備しておくことが大切だと考えています。
 新型コロナウイルスの影響でなかなか大きな勉強会はできませんが、こんなときでも各ご家庭の避難や備蓄と言った防災計画を作るお手伝いはできるのではないかと考えていたところ、内容に興味を持ったご家庭から防災計画作りのお手伝いのお話をいただきました。
 災害対策は重要だという認識はもっていただいていたのですが、何をどのように準備すればいいのかがわからない。どのような情報を意識すればいいのかわからないということで、住居や勤め先でどのような災害で被災する可能性があって、何に気をつければ良いのかに始まり、避難条件の設定や避難経路の作り方、ご家庭の状況から見た備蓄品の考え方などをご説明させていただき、ご家族で検討いただきながら悩まれた部分についてご相談にのるという形でご家庭の防災計画書を策定してみました。
 実際にそのように準備できるのか、訓練をされていくのかについては今後のことになってきますが、それぞれのご家庭でご家族にあった防災計画を作ることで、災害対策は自分の命を守ってくれるものになっていきます。
 パーソナルカードのお話をして、ご家族分のものを作成されるようなお話をされていましたが、引き続き関わっていければ良いなと考えています。
 わからないところは分かる人に相談することであっさりと解決することも多いです。
 当研究所がそのお役に立てれば良いなと考えながら、引き続き活動していきたいと思っています。