【活動報告】高津小学校で防災クラブを開催しました

2024年6月19日に益田市立高津小学校で防災クラブを開催しました。
今回は暑くなってきたので経口補水液の作り方。
砂糖と塩の量に驚いたり、飲んでみて、そのまずさにびっくりしたり。
例年だとおいしいという生徒がいるのですが、今年度は幸いに全員が「まずい!」という評価となり、脱水症状の子はいなかったことがわかりました。
これから夏場を迎え、熱中症や脱水症状には気をつけなければならない時期に入ります。
何かのときに思い出して、また作ってくれるといいなと思います。
参加してくれた子ども達と、担当の先生に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】高津小防災クラブで「経口補水液を作ろう」を開催しました

 去る5月17日に益田市の高津小学校で今年初めての防災クラブを開催しました。
 本来は初回なので「災害ってなんだ?」というタイトルで災害の定義や種類について考えてみる回なのですが、前日から気温30度超えで熱中症が心配されたことから、急遽熱中症対策と経口補水液づくりをやってみることにしました。
 熱中症対策としては、まずは暑さに体を慣らしてしっかりと汗をかくようにすることと、こまめに水分補給をすること、できれば水や麦茶がよいというお話をし、経口補水液は脱水症状を起こしているときや起こしかけのときに使ってほしいという説明をしました。
 実際に経口補水液を作ってみたのですが、飲んでみた感想は全員「まずい!」でした。これがおいしく感じると脱水症状が始まっていますので、とりあえずは一安心。次にレモン果汁を加えて飲んでもらうと、感想がいろいろと変わって「ポカリみたい」とか、「よくわからん」「さっきよりまし」といった感じで、「まずい!」ではなくなりました。脱水症状を防止するために経口補水液を使うときには、ある程度何か味がついているほうが飲みやすいようです。
 最後は、もし熱中症で倒れたらということで、急速冷却材の説明と、冷やすのは大きな血管が肌に近いところにある場所ということで、わきの下や足の付け根、首の下などを冷やすことをお話し、意識がはっきりしていない場合には、点滴が必要となるのですぐに救急車を呼ぶことを重ねて説明し、終了しました。
 今年度初めての子ばかりで、17名中過去に参加したことのある子が1名だけという、なんとも捉えどころのない今年の防災クラブですが、そのうちには今年の個性が出てくるのかなと楽しみにしています。
 次回は改めて「災害ってなんだ?」というお話をしたいと思っていますが、状況によっては、またメニューが変わるかもしれません。
 参加してくれた児童の皆さん、そして担当の先生にこころから感謝いたします。

【試してみた】アイススラリーを飲んでみた

 以前に体内から冷やす熱中症対策のドリンクとしてアイススラリーというものをご紹介したことがありますが、筆者自身は当時手に入りにくかったこともあって、まだ試したことがありませんでした。
 ただ、最近コンビニエンスストアで見かけることができるようになったので、早速購入して試してみることにしました。
 大塚製薬と大正薬品のアイススラリーを見つけたので両方買ったのですが、今回はまず大塚製薬のポカリスエットアイススラリーを試してみることにしました。
 ちょうどこれを買うまで外で仕事をしていたので、全身汗だくでびっちゃんこになっている状態。これがきちんと冷えてくれるのかの実験でもあります。


 「4時間以上冷凍庫に入れてしっかり固め、飲む前にはもみほぐし、柔らかくなったら吸い込まずに手で押して飲む」と書かれています。
 しっかりともみほぐし、それから口を切って、容器を押さえるのですが、これがなぜか中身が出ない。
どんなに一生懸命押しても、出ません。
切り方間違えたかと思って口の部分をもう少し切り取ったのですが、やっぱり出ません。
揉みようが足りなかったのかなとさらにもみほぐすと、ちょろちょろといった感じで水と氷の混じったものが出てきました。

 しばらく格闘していると、ちょっとずつ出る量が増えてきて、最後のほうはあっという間に中身がなくなりました。
 以前のアイススラリーの説明書きから、溶けかけたかき氷をイメージしていたのですが、実際にはのどを冷たいものが通る感覚はあまりなかったです。
 一本空けたのですが、なんかどこか拍子抜けした飲み物でした。
 ただ、それから少し経つと吹き出ていた汗が収まって、体内が冷却されている感じがしたので、きちんと効能は発揮してくれたのではないかと思います。
 溶かし方にコツがあるのか、それとも口の開け方が悪かったのかはわかりませんが、どうも一気に飲み干すのではなく、ちょっとずつ補給するようなイメージなのかなと感じました。
 分量は少なめで飲んだという満足感はなかったですが、体内ではしっかり仕事をしてくれていたので、暑いさなかの水分および体内温度の低下をするにはとても向いているのではないかと思います。
 もしも屋外の暑い場所で作業をするのであれば、このアイススラリーは水分および体内温度低下の救世主になってくれそうな気がします。
 もっとも、使うまで凍らせておかないといけないので、その環境を作れるかがカギになりそうですが。

アイススラリーってなんだろう

熱中症のニュースを連日聞くようになって結構立ちますが、あなたは熱中症対策にどのようなことをしていますか。
いろいろとあると思いますが、最近の考え方では、体表温度と身体の奥の深部温度の両方を下げないと危険な状態になることがあるということのようです。
体表面は水浴びをすれば取りあえずは下がりますが、身体の奥の深部温度はなかなか下げるのが難しいようです。
アイスクリームや氷菓子などを食べて体温を中から下げるのはいい手なのですが、氷が溶けながら体内に入っていくので、身体の奥ではすっかり常温になって、思ったほどの冷却効果は期待できません。
また、冷たい飲み物も同様で、飲み過ぎると胃の温度が下がって深部温度が下がる前にお腹が下ってしまうようなことも起こります。
そこで登場してきたのがこのアイススラリーなるものだそうで、直訳すると「泥状の氷」といった意味になりますが、細かく破砕した氷と冷やしたドリンクを混ぜ合わせることで氷が深部まで届き、効果的に冷やすことができるそうです。
このアイススラリー、メーカーとしては大塚製薬が「ポカリスエットアイススラリー」というものを、主に通販で取り扱っているようですが、手間を惜しまなければ自分でも作ることができます。
おおざっぱに書くと、凍らせたスポーツドリンクをかき氷器などで細かく粉砕し、冷やしたスポーツドリンクを注ぐというもの。氷が2~3に対して液体が1の割合だと飲みやすいと思います。
飲んでみるとわかりますが、お腹の中が涼しくなる感覚がはっきりとわかります。
飲み過ぎるとお腹が急降下しますので、経口補水液と同じように、ちょっとずつ飲むのが正解のようですが、その辺りに放置するとあっという間に常温になってしまいますので、持ち歩く場合にはしっかりとした魔法瓶に詰めてください。
夏、身体の表面温度を下げる工夫はいろいろすると思いますが、体内温度を下げる工夫も、考えてみると楽しいと思います。
ただ、繰り返しになりますが、お腹が冷え過ぎると下痢で苦しむことになりますので、冷やしすぎにはご用心ください。

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感想(4件)

屋内での熱中症に気をつけて

お手製の経口補水液を作っておくのもよい。その時は砂糖の量を調整すること。

 暑くなってきましたが、あなたの体調に変わりはありませんか。
 屋外での作業時には、小まめな休憩や補水を意識するものですが、熱中症は屋内でも起こりますし、案外と屋内で熱中症で倒れている人は多いようです。
 政府からは節電要請が出ていますが、節電した結果、熱中症で倒れてしまっては何にもなりませんので、しっかりとエアコンの冷房を効かせておくようにしてください。
 どうしても節電に協力したいという方は、午前中の涼しい時間に図書館などにでかけて夕方まで過ごすようにすれば、節電と熱中症の両方の対応ができます。
 また、コンクリート住宅では、日中熱せられた外壁がなかなか冷えずに、屋外が涼しくなったからといってエアコンを切ってしまうと、あっという間に室温が上がってしまいますので、気をつけて下さい。
 室温は28度を超えたとき、湿度は70%を越えたときがエアコンを起動させる一つの目安になります。
 そして、エアコンを使うのと同時に、水分補給を忘れないようにしてください。
 のどが渇いたときに飲むのではなく、2時間間隔くらいで時間を決めて、しっかりと取るようにしてください。また、飲むときにはコーヒーや紅茶、緑茶などの利尿作用のあるものやジュースなどの糖分の高いものは避け、水や麦茶といったものにしてください。
 家の中にいると、他人の目が届かない分倒れるとかなり危険です。屋内にいるときにも、熱中症対策をしっかりと取るようにしてください。

熱中症対策の飲み物を考える

 熱中症については先日ざっくりと触れたのですが、その中で熱中症予防にはこまめな水分補給が重要だというのがありました。
 利尿作用のあるカフェインが含まれる、例えば日本茶やコーヒーなどは却って脱水症状を招くので駄目とも書きましたが、ではどんな飲み物がよいのか。
 今回はそれを考えてみたいと思います。
 代表的なものとして、今回は「水」「麦茶」「経口補水液」「スポーツドリンク」の4つを比べてみることにします。

1.水

お水にはいろいろな種類がある。

 水分補給というと、文字通り水を飲むことが最初に浮かぶと思います。
 炎天下で飲む冷えたお水はなんともいえず美味しいですし身体への負荷も少ないのですが、実は水だけ飲み続けると、水を飲んでいるのに脱水症状が起きるという妙なことになってしまいます。
 これは血液などの体液にある塩などのミネラル分が汗や尿と一緒に体外に排泄され、体液が減ったところに水だけ補給することで体液の濃度が下がり、体液の濃度を戻そうとする身体の働きによって水分が排出され、結果として脱水状態になってしまうからです。
 塩分や糖分を一緒に摂取すれば発生しない問題なので、お水と一緒に塩飴や塩分補給用のタブレットなどを食べるとよいでしょう。
 もちろん、食べ過ぎ飲み過ぎにはご注意を。

2.麦茶

麦茶には六条麦茶、二条麦茶、ハトムギ茶などがある。メーカーによって微妙に味が異なるので、お気に入りを見つけるのも楽しい。

 麦茶は夏の飲料の代表選手です。熱中症対策に重要なミネラルがしっかりと含まれていて、熱中症予防の飲み物としては非常に優秀です。
 1リットルの麦茶にひとつまみの塩を加えることで水分が身体に吸収されやすくなります。
 はと麦が原料のものは、成分に利尿作用のあるものが含まれているらしく気をつける必要がありますが、手軽で安く、飲み続けることができる飲料としては最適だと思います。
 一つ気をつけておきたいのが、小麦アレルギーの方。食品表示法における27品目に大麦は入っていないのですが、小麦アレルギーの方の中には麦茶でアレルギー反応が出る方もおられるそうですので、該当する方は気をつけていただきたいと思います。

3.経口補水液

写真は経口補水液として有名な大塚製薬のOS-1。これ以外にもいろいろとある。味付きの方が飲みやすい。

 経口補水液は、元々は医薬品ですが、医療行為を伴わずに脱水症状の改善が期待できることから割とよく使われるようになっています。
 特長は、身体への吸収の早さ。脱水症状の改善のために使われるものですので、身体に吸収しやすいように電解質濃度が高くなるように作られています。
 同じ理由から、スポーツドリンクよりも糖度は低くなっています。わかりやすく書くと塩分多めで糖分控えめということです。
 塩分が多めですから、塩分の摂取制限のある方は飲むときに注意が必要です。また、飲み方や取り使いについてもパッケージに記載があるので、それに従って服用することになります。
 常用するのではなく、脱水症状が感じられる状況で使うというのが正しいと思います。個人的な感覚ですが、これを美味しいときには身体に脱水症状が起きつつあって、そうでないときにはまずくて飲めないというのを体験しています。

4.スポーツドリンク

スポーツドリンクはさまざまなサイズがある。用途に応じて選ぶ方が無難。

 ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクも身体の水分補給を目的として作られています。
 経口補水液と異なるのは、汗や排尿で失われる塩分だけでなく、運動時に失われる糖質の補給も考えられていること。
 そのため、運動していない状態でスポーツドリンクを摂取し続けると糖分過多になってしまうので気をつけてください。
 また、作られた目的上塩分・糖分がしっかり含まれていますので、それらの摂取制限を受けている人は注意が必要です。
 ちなみに、以前「甘いので水で割って飲む」という話を聞いたことがありますが、身体への吸収効率などが変わってしまううえにおいしくないのでお勧めはしません。

 目安としては、ゆったりとしているときや日常生活程度の運動であれば水や麦茶、炎天下での作業やスポーツをするならスポーツドリンク、脱水症状を感じたら経口補水液といった感じでしょうか。
 その時々に応じて飲み物を変えていけばいいと思います。
 気をつけたいのは、冷えすぎている飲み物は胃腸に負担をかけてしまうということ。
 汗をかいた後に飲む冷たいものはとてもおいしいのですが、胃腸に負担がかかると吸収しにくくなるようですので、冷やしすぎないことも上手な水分摂取のコツといえるでしょう。
 上手に水分を摂取することで、脱水症状を防ぐようにしたいですね。

熱中症対策を考える

 ここ数日暑い日が続いていますが、ここ数年、暑くなってくると熱中症についてさまざまなところで注意が呼びかけられています。
 暑いところで起きる熱中症ですが、似たようなものに熱射病や脱水などがあったりして、筆者自身はどう違うのかいまいちピンときていません。
 そもそも熱中症ってなんでしょうか。
 今回はざっくりと熱中症について調べてみたいと思います。

1.熱中症とは?

 熱中症とは、何らかの理由で体温が上がったことにより、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能が働かなくなって体温上昇、めまい、けいれん、頭痛など、さまざまな症状の総称です。
 このうち、強い直射日光によって起きるものが日射病、車や部屋の中といった閉ざされた空間が高温になって起きるものを熱射病、汗や尿など体内の水分は出て行くのに適切に水が供給されずに起こるものを脱水症状と言います。
 お年寄りは感覚が鈍いため、自分が熱中症になったことに気づいたときには自分が動けない状態になっていることが多いですし、地面に近く水分の調整が未成熟な子どもも発症しやすいです。
 ようするに、熱中症は「高温多湿な環境に身体が適応できなくなることにより生じるさまざまなトラブルの総称」だと考えればよさそうです。
 ただ、放っておくと重度な後遺症や死亡を招く場合もあるので症状の初期でいかに適切な対応をするかがとても大切です。

2.熱中症が発生しやすい条件

1)気温が摂氏25度以上のとき
2)湿度80%以上の湿度が高いとき
3)直射日光や日差しの照り返しなど日差しが強いとき
4)無風もしくは風が弱いとき
5)暑さ指数が高いとき
 これらの条件が単独だったり重なったりしたとき、体調によって熱中症が発症します。環境省が運用している熱中症警戒アラートは、この熱中症が発生しやすい条件が揃うと発令されますので参考にするといいでしょう。

3.発生する症状

1)めまいや顔のほてり
2)筋肉痛や筋肉のけいれん
3)身体のだるさや吐き気
4)異常な汗(多量または出ない)
5)体温の上昇
6)皮膚の異常
7)呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない、一時的な意識の喪失
8)腹痛
9)水分補給ができない
といった症状があったら、熱中症を疑います。新型コロナウイルス感染症のおかげであちこちに非接触型の体温計が設置されていますので、体温はこまめに確認しておくと安心です。

4.対応方法

 いずれにしても涼しい場所にすぐに移動させます。クーラーの効いている部屋が一番ですが、なければ風通しのよい日影でも構いません。
 可能であれば衣服を脱がして皮膚に水をかけ、うちわなどであおいで身体からの放熱を助けます。
 氷や冷えた保冷剤があるなら、首筋や脇の下、太ももの付け根など、皮膚のそばを大きな血管が走っている場所を冷やして身体の冷却を助けます。
 とにかく体温を下げることを目的として身体を冷やします。
 身体の深部体温が摂氏40度を超えると全身痙攣などが起きて危険な状態になることがありますから、あらゆる手段を使って身体を冷やしてください。
 意識がはっきりしていて飲み物が飲めるなら、冷たいスポーツドリンクや経口補水液を飲むことで、身体の内部から温度を下げることも可能です。
 ただし、意識がなかったり混濁していたり、吐き気を訴えたりしているときには無理に飲ませないでください。
 「3.発生する症状」の(5)~(9)の場合には救急搬送が必要となりますので、身体を冷やす作業をしながら救急車を手配してください。

5.熱中症の予防

 とにかく暑さを避けることです。涼しい服装で、クーラーの効いた部屋で過ごすこと。窓を開けていても熱風が吹き込んでくることもありますので、涼しい環境を意識して作るようにしてください。
 自宅が暑くてどうにもならないときには、図書館などの公的施設に出かけてみるのも手です。
 また、コロナ渦で標準装備になっているマスクは口元に熱が籠もって体温上昇を招く元です。外出時のソーシャルディスタンスを確保できないときを除いて、なるべく外すようにしてください。どうしてもつけないといけない場合には、負荷のかかる運動や作業はしないようにしてください。
 こまめな水分補給も大切です。喉が渇いていなくても、30分~45分程度に一回は水分をとるようにしてください。このとき、利尿作用のあるカフェインを含む飲料、例えばコーヒーやお茶は飲むと利尿作用によって脱水症状を招くこともありますので、できるだけカフェインの入っていない飲み物を取るようにしてください。

 熱中症は気がついたときには一人ではどうにもならない状態になっていることもよくあります。なるべく誰か人のいるところで水分を取りながら暑さをしのぐというのが、一番よいのかもしれませんね。

熱中症対策をしておこう

経口補水液やスポーツドリンクは熱中症対策に重要。でも、飲み過ぎ注意!

 暑くなったり寒くなったり忙しい天気ですが、どうやらだんだん暑くなってきているのは確かなようです。
 寒かったものが徐々に暑くなっていくのであれば、身体が馴化していくので大きな問題にはならないのですが、寒かったところがいきなり暑くなると、身体がついていけなくなります。
 それだけならいいのですが、温度変化に適応できないと熱中症になる危険性があるので注意することが必要です。
 炎天下に日差しの下に長い時間いないことや、水分補給、休憩をきちんととること、そして何よりも無理しないことが大切になってきます。
 ある程度馴化すると、身体が楽になるのですが、それまでは行動するときには時間に余裕を持たせることや睡眠不足を防ぐこと、飲料水を常に持ち歩くこと、そして万が一に備えて経口補水液や冷却剤を用意することを忘れないようにしたいものです。
 体温調整がきかなくなって身体がオーバーヒートしてしまうのが熱中症です。事前の予想である熱中症警戒アラートも以前にご紹介していますので、そちらも参考にして、できる限りの備えを持っておいてくださいね。

【お知らせ】熱中症警戒アラートの運用が開始されました

 寒暖の差が激しいですが、日中のもっとも温度が高いときは25度を超えるような状況も出てきています。
 ここ数年、熱中症にかからないように暑くなりそうだと予測されるときには「高温注意情報」が気象庁から発令されていましたが、今年は環境省と気象庁が一緒になって「熱中症警戒アラート」というものを全国を対象に運用することになりました。
 気温や湿度、日差しの強さなどの予想から熱中症の危険度を示す数値である「暑さ指数」が33以上になると判断された場合、前日17時と当日5時に熱中症警戒アラートを発表。テレビ、ラジオや防災行政無線、両省庁の公式ホームページ、登録メールなどで住民に伝えるそうです。
 期間は10月27日5時まで。都府県単位の発表が基本となるそうですが、一部では複数の地域にわけての発表となるようです。
 この熱中症警戒アラート、2020年度は関東地方で試行していたそうですが、今回それを全国に広げての運用になりました。 
 詳しくは環境省のウェブサイトをご覧下さい。
 また、登録をすると個人のメールアドレスにも熱中症警戒アラートの予報が送られてくるようになっています。
 こちらも令和3年4月28日から運用開始で、詳細は同じく環境省のウェブサイトをご確認ください。
 これから暑い季節がまたやってきます。
 熱中症対策の一つとして、参考になるのではないかと思いご紹介しておきます。

熱中症予防情報サイト(環境省のウェブサイトへ移動します)

熱中症対策を考える

 全国的に梅雨明けした途端、気温が軒並み30度越えという暑さに見舞われていますが、あなたの体調管理は大丈夫ですか?
 急激な暑さのためか、熱中症で緊急搬送されている人が多いようですので、今回は熱中症対策について考えてみたいと思います。

1.熱中症ってなんだろう?

 熱中症は気温や湿度が高い環境にいることで発生します。
 原因は体内の水分や塩分などのバランスが崩れて体温調節機能が働かなくなり、熱が排出できなくなることによって起きるもので、体温の上昇やめまい、体のだるさ、ひどくなると意識障害や失神、けいれん、吐き気などさまざまな症状が起きます。
 炎天下にいなければならないと思われがちですが、家の中であっても室温や湿度が高い状態が続いていると熱中症になる場合がありますので注意が必要です。

2.対策は?

 とにかく無理をしないこと。寝不足や疲労があると危険です。
 また、室温や湿度がコントロールされていれば、熱中症を発症する確率は殆どありませんので、なるべく28度以下の涼しいところに身を置くようにしましょう。
 そして、意識的に水分と塩分をとることも大切です。このときに気をつけないといけないのは、スポーツドリンクを飲み過ぎないことです。スポーツドリンクは運動で消費したカロリー補充の目的もあって糖分が大量に含まれています。そのため、飲み過ぎると糖分過多によるめまいや吐き気、意識障害が起きることがあります。飲むのであれば、スポーツドリンクでは無く、経口補水液や塩を少し加えた麦茶などをお勧めします。

3.熱中症かなと思ったら

熱中症の分類と対処方法は次のとおりです。

 会話の受け答えがおかしくなったり、けいれんや運動障害、体が熱いなどの異常がある場合には、涼しいところに移動させて冷やしながら、大至急救急車を要請するようにしましょう。
子どもや高齢者などは体温調整機能が未熟だったり反応が落ちてきたりしているので、自覚の無いままに熱中症になっていることがあります。気温や湿度が高い状況の時には特に意識して気をつけるようにしてください。

なお、今回の記事は総務省消防庁の作成したパンフレット「熱中症を予防して元気な夏を!」を参考にしております。わかりやすく書かれていますので、ぜひご覧になり、熱中症にならない対策を行ってください。