【お知らせ】外あそびごはんの会inみと自然の森を開催します

 2023年6月25日に益田市美都町にある「みと自然の森」で防災ディキャンプ「外あそびごはんの会」を開催します。
 ファイアスターターを使ったたき火体験やご飯炊き、自然観察など、さまざまなプログラムを用意しています。
 また、現地までが遠く、途中の道が悪いので、益田市内の集合場所からバスもご用意しました。
 6月10日締め切りで、事前申し込み制。雨天時は中止となりますが、前日昼までには開催の可否を判断いたします。
 参加者は抽選ですが、益田市内限定などはありませんので、広く興味のある小学生・中学生の参加をお待ちしております。
 内容について詳しくは、別添のチラシをご覧ください。

【活動報告】塩づくり体験会を開催しました

 2023年5月20日に益田市高津町にある持石海陽王国様で塩づくり体験会を開催しました。
 当日は天気の変わり目で強い風の吹く中、6組の参加者がそれぞれ海水を汲んで煮立て、実際に塩づくりをしてみました。
 持石海岸の海水は不純物が少ないのか、やってみると非常にきめが細かくきれいな海水塩が取れます。
 参加者の皆様は「思ったよりもたくさん塩が獲れた」と驚かれていました。


 食べてみると「塩辛い! でも普段の塩とはだいぶ違う」という意見で参加者の皆さんが一致していました。
 また、手間暇と値段を考えた時に大手企業は絶えず企業努力をして、おいしい塩を私たちの食卓に提供してくれているのだなというお話もありました。
 今回の想定は「お子様連れの家族」を想定していたのですが、大人の方でも楽しめる体験会になっていたようです。
 イベント終了後には、海陽王国様のご好意でレストランでジュースも頂戴し、お時間のとれる方に楽しんでいただきました。
 コツさえつかめればどなたでも楽しくできる塩づくり。
 また機会を見てやってみたいと思っていますが、場所によっては出張体験会も行うことができますので、興味のある方はご連絡いただければと思います。
 今回参加してくださった皆様、イベントの周知やPRをしてくださった方々、そしてイベントに全面的に協力してくださいました持石海陽王国様にこころからお礼申し上げます。

持石海陽王国(持石海陽王国様のウェブサイトへ移動します)

山野草にご注意を

山草・野草は季節を感じることができて食べる楽しみがあり、問題のない場所で必要最低限の量を採集することはあると思います。
ただ、気をつけないといけないのは、それが食べられないものであることがある場合も多いということ。
山草・野草をとるベテランの方でも、どうかすると間違えてしまうこともありますので、ベテランが大丈夫と言っていても、自分で調べてみるくらいの慎重さは必要です。
また、自分で判定できないようなものは原則として食べないでください。
よく間違えやすいものの例としてあげられるのが、ニラと水仙ですが、ぱっと見て違いが判らない人は、採って食べてはいけません。セリと毒セリ、行者ニンニクとイヌサフランなども
きのこなどにはよくありますが、ある地域では食用可でも、別の地域では毒になっているということもありますので、山草野草を採って食べるときには、確実に食用と判別ができたものだけを食べるようにすると間違いないと思います。

野菜・山草とそれに似た有毒植物(農林水産省のウェブサイトへ移動します)

【終了しました】塩づくり体験会を開催します

 来る5月20日の午前10時から、益田市高津町の持石海岸沿いにある持石海陽王国で塩づくり体験会を開催することになりました。
 日本海の良質な海水を使い、実際に塩を作ってみます。うまく出来ると、にがりも取れるかもしれません。
 詳細は添付しているチラシをご確認ください。
 普段何気なく使っている塩がどのようにしてできるのか、自分の手で体験してみませんか。
 準備の都合上、事前申し込みをお願いします。
 興味のある方のお申し込みをこころからお待ちしております。

当日の様子はこちら

静かに溺れる

 先日スイミングスクールで参加していた子が溺れてなくなるという事故がおき、無くなられたお子様にはご冥福をお祈りします。
 この報道を聞いて、スイミングスクールのコーチがどうして溺れていることに気づかなかったのかと疑問に思われた方もいるのではないかと思います。
 テレビドラマの影響かなという気がしているのですが、「溺れる」というのは水中でもがき苦しんでいるというイメージをされることが多いです。でも、実際には、ああいった溺れ方をする人はかなり少ないのではないかと、溺れて死にかけたことのある筆者としては疑っています。
 筆者の場合には、溺れる瞬間、突然息ができなくなって動けなくなりました。
 そのときの思考は「溺れた!」というパニック状態で「呼吸ができない」や「浮かべない!」といった考えが同時並列で発生、なぜか水の底がとても近くに見えました。
 身体の動きを取り戻して水面に浮かび上がったときには、溺れる前とほとんど周りの人の動きは変わっていなかったのでほんの数秒だったと思うのですが、溺れるというのはこういうことかと、それから後、水の中で泳ぐのが非常に怖くなりました。
 専門的にはこれを「溺水反応」というそうですが、後で聞いたらすぐ傍にいた人も溺れていることに気が付いてなかったそうです。
 また、おぼれてばちゃばちゃしている場合でも、「助けて」という大声は出せません。声は肺に空気がないと出せないのですが、溺れているということは肺には充分な空気がなく、声が出せても小さいものになってしまいます。
 もう少しすると、水遊びが楽しい季節がやってきますが、子どもも大人も、予想しない「まさか」というところで溺れることもありますので、水遊びの時にはとくに気を付けておいてください。
 水遊びの時には浮力のしっかりあるライフジャケットを身に着けること、必ず監視役を置くこと、そして静かになったらすぐに確認することを心がけておきたいですね。

“静かに”溺れる?夏休みの水遊びに潜むリスク」(NHKのウェブサイトへ移動します)

【活動報告】「ちりめんモンスター図鑑づくり」を開催しました

 2023年4月3日、益田市のよつばキッズスクール様で、「ちりめんモンスター図鑑づくり」を開催しました。
 ちりめんモンスターとは、和歌山県にあるカネ上様きしわだ自然資料館様と思いついたいろいろと混じったしらすになった海の生き物たちのことで、当研究所のちりめんモンスター図鑑づくりはしらすになった海の生き物たちをピックアップし、一枚の紙にまとめていくものです。
 当日は30名以上の子供たちが集まってくれて、1シート8種類のしらすになった海の生き物たち、つまりちりめんモンスターを見つけては木工用ボンドで貼り付けていき、人によっては一枚では足りずに台紙を次々と持って10種類以上のちりめんモンスターを並べていました。
 ちりめんモンスターの図鑑を見ながら、あれこれと種類を考え、迷ったり該当するものが見つけられなかったりしたものを質問したり、また図鑑を調べたりして、気が付くと想定していた時間の倍である2時間も図鑑作成に熱中してくれて、最終的には全員が一枚のシートができたところで終了としました。
 人によって好奇心は異なると思いますが、普段意識していない海の中のさまざまな生き物について思いを馳せてもらえるとうれしいです。
 今回参加してくれた子ども達、そして、今回の研修会を快く許可してくださったよつばキッズスクールの先生方に感謝します。

ちりめんモンスターの仕入れ先:カネ上(カネ上のウェブサイトへ移動します)
きしわだ自然資料館(きしわだ自然資料館のウェブサイトへ移動します)

【活動報告】「やってみよう防災キャンプ・春の巻」を開催しました

 2023年3月25日から26日にかけて、益田市の北仙道公民館で「やってみよう防災キャンプ・春の巻」を開催しました。
 当日は15名の子にご参加いただき、段ボールシェルターづくりや心肺蘇生法、ポリ袋炊飯、暗闇体験などを体験してもらいました。

搬送法の一コマ。担架で安全な場所まで搬送する練習をする。

 今後の予定は未定ですが、次回もしやるとしたら、もっと内容を練り込んで、、リピーターも初めての人も楽しみながら防災を学んでもらえるような企画をしていきたいと思っています。
 今回参加してくれた皆様、参加を許可してくださった保護者の方、会場を快くお貸しいただきました北仙道公民館の皆様、そしてさまざまな形でこのイベントを支えてくださった皆様に心から感謝します。
 ありがとうございました。

【終了しました】外あそびごはんの会inやぶさめ公園を開催します

 去年に引き続き、外あそびごはんの会を開催することになりました。
 今回の会場は、清流といわれる高津川沿いにあるやぶさめ公園です。
 この公園と隣接する河川敷を使って、ご飯を作ってみんなで遊んでみようと考えています。
 防災に興味はあるけれど、防災キャンプはハードルが高いと思っている方は、こちらにぜひご参加ください。
 ちょっとだけですが、防災についての気づきがあるかもしれませんよ。
 このイベントは事前申し込み制です。
 定員になり次第募集を締め切りますので、興味のある方は早めにご応募ください。
 参加をお待ちしております。
 なお、このイベントではお手伝いいただけるボランティアスタッフも募集しています。興味のある方は、以下のリンクからお問合せ、お申し込みください。
 併せてお待ちしております。

3月5日開催「日帰り防災DAYキャンプサポーター」募集(「しまっち!」のウェブサイトへ移動します)

【終了しました】第2回「はじめての防災キャンプ」を開催します

 2022年11月5日から6日に、島根県益田市の北仙道公民館で「初めての防災キャンプ」を開催します。
 これは実際に体育館で宿泊をして、避難生活で起きそうなさまざまな出来事を体験したり、防災活動を学んだり、近くを散策して自然観察をしたりするもので、8月に開催した第1回は参加者に好評をいただきました。
 新型コロナウイルス感染症の蔓延で参加できなかった方や参加した方から「次回はいつやるの?」というお問い合わせをいろいろといただきましたので、冬に向けて第2回を開催することとしました。
 対象は小学生、中学生で、地域は限定しません。
 先着15名となっておりますので、興味のある方のご参加をお待ちしております。
 また、当日のお手伝いをしてくださるボランティアも募集しています。
 短時間でも手伝ってくださる方がおられれば、事務局までご連絡いただければと思います。

虻とブユ

 水遊びの楽しい季節ですが、水辺には大体の場合刺す虫が待っているので気を付けておいてください。
 特に上流部ではそれが顕著で、虻とブユはほぼ確実に出てくると思われますので、できるだけ肌を露出させないようにしたほうが無難です。
 虻もブユも血を吸うという点ではその辺の蚊と変わりませんが、これらが刺すとかゆい上にものすごく腫れます。
 そして腫れたら何をしてもなかなか治りません。
 薬もあまり効かないので、非常にやっかいな状態が続きます。
 彼らは肌の露出部を狙ってきますので、できるだけ肌を露出させない格好をしておいてください。
 実は先日の水難事故防止講習会&水遊びでも、当研究所のスタッフが1名、虻とブユの両方にやられてしまいました。
 写真を出せないような場所がやられてしまっているのですが、強力なステロイド系の塗り薬を使っても腫れは引かず、かゆみも収まらずないことから、なかなかてこずっているようです。
 虫よけはしっかりと吹いていたのですが、水遊びしたら流れてしまったようで、虫よけの効果にも限界があるようですから、肌の露出はなるべく避けることくらいしか手が思いつきません。
 特に川の上流部での水遊びではいかにして地肌を隠すかを意識するようにしてくださいね。