靴のにおいを減らす方法

 長時間靴を履きっぱなしだったり、かなり激しい運動をしたりした後に靴を脱ぐと思わず眉をしかめてしまいそうな臭いになっていることがあります。
 足をきれいにしたり、きれいな靴下に履き替えたりするとそこまで気にならない状態になりますが、避難所生活ではそういうわけにいかない場合もあります。
 ストレスの多い避難所生活では、靴のにおいが喧嘩の元になりかねませんから、ちょっとした消臭の方法を知っておくと便利ですよ。
 今回は2つの方法をご紹介します。

1.使用済みの使い捨てカイロを使う

使い捨てカイロには活性炭が含まれていますので、カイロとして使用した後、靴に入れておくと脱臭と湿気取りの効果があります。
湿気も靴のにおいの原因になりますから、これを活用することでにおいを消すことができます。

2.10円玉を使う

 10円玉を靴の中に入れると、10円玉の銅イオンでにおいの元となる細菌を殺菌し、においを消すことができます。10円玉1枚では効果が薄いので、靴1足に5~10枚程度入れておくと効果的です。
 ただし湿気まではとってくれませんので、定期的に陰干しするなどして靴の中を乾燥させるようにするといいでしょう。

 ひょっとすると、一番効果的なのはこの両方を一緒にすることかもしれません。
 においの元を絶ち、湿気を取り去ればにおいが籠もることもありませんので、災害時に限らず、気になる方は一度試してみて下さい。