大規模商用施設や宿泊施設などでもし災害に出会ってしまったら、あなたはどのように避難するのかを意識したことがありますか?
災害が発生したときには、原則としてその場所の従業員がお客の誘導をしてくれるはずです。
ですが、それが必ず行われるとは限りません。
最近は従業員がパートやアルバイトが殆どというお店も珍しくありませんし、外国籍の日本語が通じない方がお仕事をされている場合もあるかもしれません。
従業員がいても、きちんと誘導がしてもらえない場合も想定しておかないといけないのです。
一般的に、避難誘導灯は必ず設置されていますから、それを確認すること。
そして、出入り口や階段の近くには殆どの場合避難経路を記した案内図が掲示されているので、それを確認しておくことをお勧めします。
また宿泊施設などでは、チェックインの際に必ず避難経路の確認をするように指示もされますし、宿泊室の扉の内側には避難経路を示したものが貼られていることが多いと思います。
それらを確認し、面倒くさがらずに一度避難経路をたどってみること。それだけで、災害時の生存確率はかなり上昇します。
火災や地震といった大規模な災害が発生するたびに、命を守るためのさまざまなことが追加され続けています。
ですが、それを活かすも活かさないもあなたの行動にかかっています。
上手に活用して、いざというときに備えたいものですね。