災害に備える話が出てくるときには、ほぼ100%ハザードマップの話が出てきますが、あなたはハザードマップを持っていますか。
ハザードマップは、大雨や洪水といった水の災害、そして土砂災害の予測がされているものなので、梅雨や台風の時期には必ず確認するクセをつけておきたい大切な防災グッズの一つです。
自治体で配布されているはずですが、何らかの事情で自治体からの配布がない場合には、その自治体のウェブサイト、国土地理院の「重ねるハザード」で確認することができますので、必ず確認しておいてください。
できれば、紙に印刷してよく見る場所、例えば玄関やトイレの壁といった場所に貼り付けておくと、知らないうちにあなたのいる場所を含む地域のハザードが頭に入っていると思います。
人間の行動や考え方には、まだまだデジタル機器はなじんでいません。また、デジタル機器は発災時には動かなくなる可能性がありますので、誰でもすぐに見ることのできる紙媒体は重要です。
手持ちのハザードマップには、できれば避難経路も書き込んでおきましょう。
複数の避難先を確保して、それぞれに安全だと思われる避難経路を設定して記載しておけば、実際に緊急で避難しなければならないときでも迷うことなく避難が可能です。
この記事を書いているのは2023年6月7日。翌日くらいからまた大雨が降る予報が出ています。
今からでも十分間に合いますから、ハザードマップを確認して、自分が安全に過ごせる行動を練っておいてほしいと思います。
重ねるハザードマップ(国土地理院のウェブサイトへ移動します)