ご依頼を受けているイノシシ捕獲については、現在も継続中です。
対象地に仕掛けている監視カメラの映像では、次のシーズンも子どもが増えるんだろうなというようなシーンがあったりしていますので、このままいくとエンドレスになってしまいそうな気配です。
イノシシは猟期に入ると罠にかからなくなる感じがしているので、猟期ぎりぎりでしたが大きい雄を捕まえることができたのには少し驚きました。
欲を言えば、雌であれば出産を阻止できるので非常にありがたかったのですが、こればかりは仕方がありません。
個体を一頭減らすことができたということで、引き続き圧力をかけ続けるしかないようです。
このまま出なくなってくれればいいなと思ってはいるのですが、望みは薄そうです。
タグ: イノシシ捕獲
【活動報告】有害鳥獣対策・その後(~2021.12.12)
住宅地に出没するイノシシ対策として、現在当研究所では2基の檻を有害駆除として管理しています。
前回捕まえてから、獣道が変わっていることを確認したので、今までの檻とは別に一回り小型のイノシシ檻を仕掛けてみました。
同時に、さっぱり寄らなくなった一番大きな檻は扉を落として稼働停止とし、様子を見ています。
途中、とある事情が発生して関係者総出で柿の木を切り倒したりもしましたが、相変わらず檻にはイノシシが来ています。
先日は3頭の子どもがかかり、監視カメラを見てみると、その親らしき日大きなイノシシがほぼ毎日来ているので、現在はその親を狙っているところです。
だんだんと寒くなってきて、山の餌も減ってきているところではありますが、一体全体、この住宅地近くの場所にどれくらいのイノシシが住んでいるのか、一度イノシシに聞いてみたい気がしています。
世の中では狩猟期に入りましたので、捕獲圧が強くなってイノシシが出なくなることを願っています。
【活動報告】有害鳥獣対策・その後(~2021.10.23)
宅地に出没するイノシシ対策として、現在当研究所では2基の檻を有害駆除として管理しています。
前回捕まえてから、檻に寄ってきてはいるもののなかなか捕まらない日々が続いていましたが、本日施主様から連絡があり、イノシシの子が2頭、罠にかかったという連絡をいただきました。
監視カメラの画像を確認してみると、早朝に親子で来ていたイノシシの子が2頭のかかったようでした。
捕まるのは毎回最初から設置している檻なので、何かあるのかもしれませんが、ともあれ置いておくと被害が発生するのは目に見えていますので、処分を行うことにしました。
実のところ、施主様からの最初のご依頼は「庭にでるイノシシを何とかして欲しい」というものでしたので、ドングリの木の撤去をお願いし撤去されて後はすでに庭にイノシシはでなくなっているのですが、ご近所に被害が出ていることからできるなら捕まえて欲しいとの施主様のご希望で、もうしばらく檻を運用することになりました。
ただ、イノシシに限らず、檻で有害鳥獣を捕獲しようとすると餌を撒くことになりますから、有害鳥獣はターゲット以外にもたくさん寄ってきます。
捕まえることで個体数を減らせるのは確かなのですが、他の野生動物の数を増やしても困るので、正直なところ罠の運用は悩むところです。
ともあれ、周辺で被害が続いているのも確かですので、イノシシに相手にされていない檻は位置を変えながら、もうしばらく様子を見ながらの運用をしていきたいと思っています。
【活動報告】有害鳥獣対策への対応、その後(~7月14日)
住宅地に出没するイノシシを防除してほしいというご依頼で、ご依頼主に誘因物撤去をお願いしたところ、その場所にはイノシシは出なくなったのですが、その後周囲の住宅地に出没することから捕獲してほしいというご依頼がご依頼主と市役所様の双方からあり、箱わなを展開して試行錯誤。
えさを変え、わなを工夫し、イノシシに壊され、イノシシに遊ばれ、またわなを工夫してと、当研究所の猟師とイノシシとの知恵比べが続いていましたが、このたびやっと一頭捕まえることができました。
監視カメラの映像ではかなり大きそうな感じでしたが、捕獲後に測定したところ70kg超の雄でした。
同じような大きさのイノシシが後2頭確認されているので、施主様及び市役所様からは引き続き捕獲作業を行ってほしいとのご依頼をいただき、引き続き捕獲業務を行うことになりました。
今回は防除、捕獲の条件が非常によかったので対応ができていますが、そんな場所ばかりではありません。
イノシシに限らず、野生動物は一度居着くと排除するのがかなり大変です。
事故を防ぐためにも、不要な果樹の撤去や伐採、生ゴミを放置しないなど、えさとなるものを出さないような対策が必要だなと考えています。