稲むらの火

 今日、11月5日は世界津波の日です。
 津波という言葉は、あまり他の言語では存在しないようで、国際的にも「TUNAMI」と呼ばれているようです。
 ところで、あなたは稲むらの火という故事をご存じですか。
 江戸時代に起きた安政南海地震のとき、夜に村を襲ってきた津波から逃げるため地元の商人だった濱口梧陵という人が丘にあった稲わらに火をつけて村人達に避難の方向を教えたというものです。
 元々はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が採録したお話だそうですが、この出来事が旧暦の11月5日だったことから、この日が世界津波の日になったそうです。
 いくつかの大陸プレートで構成されている日本列島は地震大国ですが、津波大国でもあります。
 最近東海・東南海地震が起きるような話が出ていますが、これに限らず、津波の影響のある地域にお住まいであれば、こういった日にご自身の避難経路や避難方法について考えてみて欲しいと思います。
 ちなみに、坂口梧陵さんの地元である和歌山県広川町のウェブサイトで紹介されている「稲むらの火」の話は、伝えられている物語とはちょっと異なっているようですので、興味がある方はそちらもぜひ覗いてみてください。

資料室【稲むらの火】~安政地震津波の顛末~(和歌山県広川町「稲むらの火の館」のウェブサイトへ移動します)