雷に気をつける

 夏の天気で夕立とセットでよく出てくるのが雷です。
 雷は湿った空気が上昇気流によって上空に集まった水蒸気が凍ってぶつかることで空気が帯電し、限界を超えたときに地上に逃げる電気を指します。
 昔は雷が光ってから音がするまでの時間を計って安全かどうかを確認していましたが、現在では「音が聞こえる=雷が落ちる危険性がある」という整理がされています。
 この雷、雲の量や大きさによって数分から数時間暴れるわけですが、どうしたものか尖ったものに集まる習性があります。
 そのため、雷の中で傘をさして歩いていたりすると、落雷する危険性が上がりますので注意が必要です。
 また、雨宿りするときには木の下は避けましょう。もしも木に雷が落ちると木よりも電気を通しやすい人体に雷が飛んできてしまって大けがをすることがあります。
 落雷時には、なるべく姿勢を低くしておくことが望ましいです。なるべく姿勢を低くして、近くの建物などに逃げ込むのが身を守る方法です。
 雷は割と予測しにくいようで、雷注意報が出ていてもなんともないこともあれば、何も出てないのに雷が鳴りまくっていることもあります。
 空中放電や雷の音が聞こえたら、なるべく早く近くの建物などに逃げ込む、逃げ込めない場合は、身につけているもので身体から出ている突起類を可能な限り収納し、できるだけ低い姿勢でやりすごす。
 雷は当たるとよくて大やけど、へたすると死んでしまいますから、雷が鳴ったら、できるだけ早く安全対策を取るようにしてくださいね。