助けられる人から助ける人へ

 災害時に備えて訓練をするわけですが、可能であればさまざまなシーンでけが人の想定をしてみるといいと思います。
 そしてけが人の救助や手当をすることで、どのようなシーンでどのような怪我をするのかというイメージができます。
 その際にどうすれば怪我をしないのかということも知っておいて欲しいと思います。
死なない、怪我しない、そして救助の手段や応急処置を知っていてそれをすることができるということは、助ける人を作ることにつながります。
 助けられる人がいなくなる世の中になることが理想ですが、救助・救援を求める人は必ず出ます。
 可能な限りそういった人を減らし、そしてできる限り助けることができる人を増やしていくこと。
 災害対策というのはそういう視点が必要なのでは無いかと思っています。