JPCZってなんだろう

 ここのところ気象情報でJPCZ(ジェイピーシーゼット)という言葉が頻繁にでてきています。
 このJPCZ、日本語にすると日本海寒帯気団収束帯(Japan-sea Polar air mass Convergence Zone)となるのですが、日本語にしても意味がよくわからないと思います。
 気象用語なのですが、簡単に書くと、冬の日本海側の東北から山陰にかけて大雪が降るような状態と考えてください。
 大陸から吹く冷たい風が、朝鮮半島北部にある長白山脈で南北の二手にわかれ、日本海で再びぶつかるのですが、その際、日本海で暖かな水蒸気を吸収して大きな積乱雲が発生します。
 その積乱雲がほぼ同じような場所を通過していくため、その場所で大雪が降ることになります。

赤丸で囲った部分がJPCZの部分。

 天気図で見ると、西高東低の冬型の気圧配置で、等圧線が「く」の字状になっている部分、ここに発生します。
 そのような天気図を見たら、早めの雪対策をとるようにしてください。

冬型の気圧配置(気象庁のウェブサイトへ移動します)

大雪が降るかもしれません

 山陰地方では、これから年末年始にかけて大雪が降るかもしれないという予報が出ています。
 大雪に対する対策としては、水道管の凍結防止対策、停電に備えて発熱素材を使った服の準備などを含む暖房の多様化、それから雪による交通障がいによる食料品の配送遅延や買い出しできない場合に備えた食べ物の準備をしておくと気分的に安心すると思います。
 また、初詣などにお出かけの場合には、事前に気象情報や交通情報をしっかりと確認し、移動中も定期的に確認して道路での立ち往生を防ぐようにしましょう。
万が一に備えて、お出かけの荷物には水と簡単な食料を入れておいた方がいいと思います。
 準備しても、何事も起きないかもしれませんが、何事もなければ準備した物をそのまま使えばいいだけの話です。
 備えあれば憂いなしです。しっかりと準備をしておきましょう。
 ちなみに、水道管が破裂すると給水が止まってしまうことになりますので、念のため生活用水としてお風呂のお湯は落とさずにいたほうがいいかもしれませんね。