石西、と言いながら、今回は益田市に特化したお話です。
数年前、災害対策の一環として益田市内の全世帯に戸別防災無線受信機が設置されました。
その設置を巡ってはいろいろなことでかなり大騒ぎになってましたが、この受信機は停電時に受信するため単三電池が4本必要とされています。
そして、その交換寿命は約1年。電池が無くなると、災害で停電したときに受信ができないことになりますので、定期的に電池交換を行う必要があります。
とはいえ、この受信機は益田市が住民に貸し出している機械で、電池の交換期限を勝手に本体に書いたりするわけにもいきません。
何を目安にしたらいいんだろうと思っていたら、電源のランプがチカチカしていることに気づきました。
市の防災担当課へ電話して聞いてみると、まずは電池を替えてみて欲しいという指示があり、その上でまだチカチカするようなら機械を交換しますという説明がありました。
どのように交換するのかと訪ねると、市のホームページを見てほしいとのこと。
見てみると「1.AC電源を抜く」「2.古い電池を外す」「3.AC電源のみを戻してラジオが聴けるかを確認」「4.AC電源を抜く」「5.新しい電池を入れる」「6.AC電源を繋ぐ」ということでしたので、その通りにやってみると、再び電源ランプが正常に点灯しました。
「電源ランプの点滅=電池交換」という認識でいいのかなとも思いますが、市のホームページでは「1年ほど経過したとき」には替えるように書かれています。
この受信機に関してはいろいろと思うところはありますが、電池交換だけは毎年やっておかないと、いざというときに役に立ちません。
意識して維持管理できるといいなと思います。
また、津和野町や吉賀町にも戸別防災無線受信機は設置していたと思うので、そちらがどんな風になっているのかも気になるところです。