益田市役所の前に防災公園が完成し、一般にも解放されたようです。
防災公園ということなので、市役所に出かけたついでにどんなものか見学させていただきました。
全景です。東屋が一棟、水飲み場が1つ、ベンチが3つ、太陽光パネルのついた街灯が二機と同じく太陽光パネルのついた時計が一基。 地面はコンクリート製かな?
水飲み場。防災公園だとよくある、地下にある清水タンクからのくみ上げか、あるいは単純に水道に繋がっているのか?
ベンチの2基は非常時には炉として使えるタイプのようです。座面の下にコンクリート製のU字溝が置かれています。
この1基は、なんだろう? 炉ではないようですがよくわかりません。
照明はLEDです。一灯は公園内を、もう一灯は通常の街灯として歩道を照らすようになっています。
時計はどうやら寄付のようです。
東屋は、周りをキャンバス地で覆うことができるようです。
中に大きめの棚もありそうなので、地元自治会の道具が何か入っているのかもしれません。でっかい南京錠がかかっています。
ここまで見て、トイレがないことに気づきました。災害時に最も重要かつ緊急性の高いトイレがないとはどういうことなのか?
戻ってきて益田市役所のホームページを調べてみたら、都市計画課のところにこの公園についてのコンセプトや検討結果が掲示されていました。
どうやらトイレを作っても汚物処理についてうまくできそうにないことから、下水道管がこの公園まで伸びたところで改めて検討するようです。
それまでの間、せめて東屋の中の棚に仮設トイレが入っているといいのですが、もしないとするとトイレ問題が即座に出てきそうです。
もっとも、益田市内の大きな避難所はどこも同じ問題を抱えてはいるのですが・・・。
ともあれ、日当たりもよくこれからの季節、のんびりするにはよさそうな場所ですので、市役所に出かけたついでにでも見学してみるといいかもしれません。