防災用電化製品の乾電池のサイズと規格を意識する

 防災グッズを用意するときに気をつけておきたいのは、電化製品の電池の大きさを統一しておくことです。
 普通に準備すると、懐中電灯は単二電池、携帯ラジオは単三電池、ヘッドライトは単四電池やボタン電池ということになってしまい、それぞれの電化製 品で互換が無く、全ての予備電池を持って歩かなければいけないことになってしまいかねません。
 電池は、できれば汎用性の高い単三、あるいは単四に統一し、予備電池は一 種類あればいいようにしておくのが安全です。
 もし大きな懐中電灯を使いたいというのであれば、単三を単二電池として使えるようにするスペーサーなどもありますので、そういったものを活用してください。
 また、最近よく使われている光量の強い小型懐中電灯は、専用の充電池を使
っている場合があります。この場合、通常の乾電池は使えません。

乾電池は規格と出力を確認して揃えよう。

 防災用品で使う消耗品は、基本は手に入りやすいことです。
 できれば普段から使い慣れておくことで、本体にセットした電池の液漏れや、予備電池の利用期限切れを起こすことを防ぐことも可能です。
 また、その電化製品が使える電池の規格にも気をつけましょう。
 乾電池には大きく分けるとマンガン電池、アルカリ電池、エネループなど再利用が可能な乾電池がありますが、電化製品にもそれぞれ適切な出力があり、それに適合する乾電池があります。
マンガン電池だと動かないものや、 再利用型乾電池が使えない電化製品がありますから、その電化製品が使える電池の規格を必ず確認して準備するようにしてください。
ちなみに、私自身は単四電池で規格を揃えています。
軽くて持ち運びしやすいためですが、電池の持ちは大きさ相応ですので、数を用意することになります。