大雨が降っているときに危険だから避難しようと考えるのは非常に大切だと思います。ただ、タイミングを間違えると避難している最中に遭難することになってしまうので、避難をするときには十分注意してください。
水が溢れだして水没が始まった状態になったら、避難はかなり危険だと考えてください。その場合には、上層階への垂直避難を行います。
ただ、低地にお住いの場合には家がきれいに水没してしまう可能性もありますので、そういった地域にお住いの場合には、他の人よりも気象情報や気象レーダーなどに注意を払っておく必要があります。
雨だけなら、家の中にいれば問題なくしのげますが、大雨になって水が出たときに危険になります。
お住いの地域の事情に応じて、避難が必要な場所の場合には近くでどういったことが起きたら避難を開始するのかのトリガーを、普段から観察して決めておくようにしてください。
また、夜間の避難は相当危険ですので、夜に大雨の予報が出ている場合には、早めに高台に避難することを考えてください。