防災缶を開けてみた

 以前に名古屋市港防災センターに出かけたとき、受付で売っていたので買っていた「防災士が考えた防災缶」。
 パッケージには、中にろうそく、マッチ、手袋(白手袋、ポリ手袋各1)、マスク、ホイッスル、ビニール袋が入っていることが書かれています。
 非常時に使う用として大事に保管していたのですが、具体的にどんなものが入っているかどうしても気になったので開けてみることにしました。

 ビニールの開閉自在の蓋と、その下は缶切り不要のプルトップがついています。

 これを引っ張って開けてみると、中はこんな風になっています。

 品物を取り出してみると、こんな感じ。

手袋が軍手ではなく白手袋。軍手だと嵩張るからだと思われる。

 当たり前ですが、缶の外側に書かれていた内容物がきちんと納められています。
 ただ、イマイチこれらのアイテムをどういう風に使うのかがピンときませんでした。パッケージの説明にはそれぞれのアイテムをどんな風に使うのかが書いてあるのですが関連性がよくわからない。どのアイテムも被災後に使うものではあるのですが、それぞれ使う時点が異なるアイテムが一緒に納められているような気がします。
 以前に防災ポーチを作ったことがありますが、そちらは「被災してから避難するまでのアイテム」という明確な設定があったのですが、防災缶はいろいろなシーンに思い出して使ってねといったイメージ。
 もちろんいらないものは入っていませんし内容物的に腐るものも入っていませんので、缶が駄目になるまでは保管もしっかりとできそうです。
 で、これらのアイテムを見ていて、うちの研究員が首を傾げて一言。
「このマッチ、どうやって使うんですかね?」
 ・・・とりあえずはそこから説明が必要そうです。