林野庁パンフレットのご紹介

 大雨になると、山の斜面の崩壊があちこちで発生しますが、ある程度しっかりとした植生になっているところは、他の場所に比べて斜面崩壊の起きる確率が低いということは、木の根がしっかり張っているからだということはイメージできると思います。
 その効果や限界について取りまとめたパンフレット「森林の根系が持つ表層崩壊防止機能」を林野庁が作成しました。
 中身をざっくりと書くと、
1.斜面の崩壊には表層崩壊、深層崩壊の二種類があること
2.木の根には土砂災害の発生を防ぐ効果があること
3.間伐をしている森は表層崩壊が起きにくいこと
4.とはいえ、一定以上の雨量が降ると、木の根も山を支えきれなくなること
 といった感じの内容が紹介されています。
 最終的には「山にしっかりと手を入れましょう」ということなのですが、災害を防ぐための一つの方法として山の樹木を適正に管理することは非常に大切なことだと思います。
 興味のある方は、リンク先から一度目を通してみてください。

パンフレット「森林の根系が持つ表層崩壊防止機能」(林野庁のウェブサイトへ移動します)