2021年4月25日、山口県山口市阿東町にある十種ヶ峰で自然観察会を行いました。
十種ヶ峰はこのあたりの単独峰で、地下には青野山造山帯に連なる火山ドームがあるとされていて、そのドームの形成によってできた山だとされています。
この山には荒れた斜面に生えるヤマシャクナゲと言われる花の群生地があり、ちょうど花の時期だったことから、ヤマシャクナゲを観察しながら鉄砲水の出た痕跡や地面の変化などを辿りました。
当日は天気がよかったこともあり、ヤマシャクナゲだけでなく、イカリソウやヒトリシズカ、カンアオイといったさまざまな花もゆっくりと観察することができました。
また、ここ数年の大雨による川の掘削なども確認でき、土地の成り立ちによってさまざまなリスクや生態があるということを学習することができました。
現在は会員向けということで、なかなかお声がけすることが難しかったのですが、参加してくださった皆様に感謝します。