2022年6月25日に益田市の市民学習センターで開催された益田市の財政を学ぶ会様にご依頼いただき、防災の研修会をさせていただきました。
今回は普段と違い、法律のお話や益田市で進められている自主防災組織と、国の内閣府が進めている地区防災計画との違い、個人の避難の考え方について1時間と少しの間お話をしました。
過去には行政が全てを担うような印象がある時代もありましたが、現在行政が行う公助は、地方公務員の縮減につぐ縮減で住民と直接接触する市町村の対応がかなり困難になってきています。
そのため、公助だけに頼るのではなく、自分のことを自分でする自助、そして近所や避難者同士で助け合う共助が現在求められています。
自主防災組織も地区防災計画もその中で設定や運営が求められているものであり、地域コミュニティが健在なら自主防災組織、そうでないなら地区防災計画で自分や周りの人の命を守っていく必要があると思っています。
この会でもさまざまなご意見をいただき、こちらもそういう見方があるのかというよい勉強をさせていただきました。
今回お声がけいただきました主催者様をはじめ、防災研修に参加して下さった皆様に感謝いたします。