有害鳥獣対策ということで、住宅地に出没するイノシシの捕獲が継続中です。
前回捕獲してから1ヶ月弱になりますが、先日また一頭捕獲することができました。
同じ檻に1ヶ月程度で再びかかるのは珍しいですが、出没している頭数が多ければこういったことも起こりうるのかなと思います。
ちなみに、今回捕まったやつはサイズが小さかったので監視カメラを確認してもらったところ、親子連れの子を捕まえたことが判明。
監視カメラには、母イノシシを始めとする7頭のイノシシが映っていたとのこと。
施主様及び市役所様からは引き続き捕獲作業を行ってほしいとのご依頼をいただき、捕獲業務を継続することになりました。
現地では現在檻が2基稼働していますが、それぞれに違ったイノシシが寄ってきているようで、引き続きイノシシとの知恵比べが続きます。
イノシシに限らず、野生動物は一度居着くと排除するのがかなり大変です。
事故を防ぐためにも、不要な果樹の撤去や伐採、生ゴミを放置しないなど、えさとなるものを出さないような対策をしっかりとすることが大切です。
また、隠れ場所となる茂みなどをできるかぎり皆伐し、イノシシの姿が見えるようにしておく必要もあるのかなと思います。
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【活動報告】有害鳥獣対策への対応、その後(~5月28日)
ご依頼を受けてから約一月半。罠を仕掛けてから敷地内には出なくなったということですが、数日前に自宅前に現れたというお話をいただきました。
「ブヒブヒ言ってた」との証言があったので確認したところ、ご自宅の前の庭を掘り返した跡があり、痕跡から見てイノシシがやったものと確認できました。
ただ、イノシシ檻を出すには場所が狭く、防除用の電気牧柵は小さい子どもさんがいて危険だと判断し、しばらく様子を見てもらうことにしました。
また、裏山からも夜に獣の音がするということで、そちらの方も対応することにしました。
裏山と敷地の間にはイノシシ柵が展開されているので裏山側からのイノシシの侵入はできないだろうと見ていますが、何が来ているのか気になったので監視カメラを仕掛けてみたところ、おおきなイノシシが来ていることがわかりました。
このイノシシのうちの一頭がイノシシ柵沿いに移動してご自宅前を掘ったのかもしれませんが、確証はもてません。
幸い、裏山には一台稼働休止状態のイノシシ檻がありましたので、所有者とお話をさせていただき、当方で維持管理させていただくことを条件にお借りすることができましたので、現在そちらに重点をおいて対応をしています。
敷地内の檻は、このまま出なければ休止から撤去に向かいますが、対応エリアが裏山に移動して、イノシシとの知恵比べは続きます。