避難訓練というと日中の条件のよいときに行うことが殆どです。
避難とはどのようなものかを体験してもらい、事故が起きないようにするためにはそうするしかないのですが、毎回同じ条件だと慣れっこになってしまうものです。
災害は夜中に起きることがありますから、条件を変えてみることも兼ねて、一度夜間に避難訓練してみることをお勧めします。
もちろん快晴の時で構いません。月明かりや星空の下、自分たちが決めている避難先まで移動してみるのです。
平時は防犯灯がついていますのでそこまで危険でもありませんし、夜道を歩く練習にもなります。
実際にやってみると、普段歩き慣れている道でも、夜歩くとまた違った表情を見ることができて意外な発見があったりします。
これから秋。涼しく歩ける季節になります。
避難が必要な場所にいる方は、一度やってみてはいかがでしょうか。