年末になって、いろいろなところで事故やけがをしている場面に遭遇することがあると思いますが、あなたは応急処置をすることができますか。
例えば、ひどい出血をしている人や心臓が停止している人に処置ができるだけで、その人の生存確率は格段に上昇します。
救急車や医師が到着するまで命を繋ぐことができれば、あとは専門家がなんとかしてくれます。
救急車や医師は、死ぬか生きるかの瀬戸際の人を救命することはできるかもしれませんが、死んでしまった人をよみがえらせることはできません。
つまり、その場にいる誰かが専門家が到着するまでの命を繋ぐ必要があるのです。
怪我の手当は無理でも、心臓マッサージなら誰でもできます。たとえやる人が子どもであったとしても、やり方を知っていれば心臓マッサージをすることはできるのです。
どんなことでも構いません。あなたが誰かを助けるために、何か一つでもいいので応急処置の技術を身につけておいてください。
それが土壇場で誰かの命を救うことになります。