2022年4月28日に、江津市都野津町の都野津まちづくり協議会様で、地域の方を対象に防災講話をさせていただきました。
ご依頼の内容は「胸を張って助けてもらうには」。
普段の防災講演会では救助の話ばかり出てくるのですが、助けられる方はどうしても負い目を感じてしまうので、胸を張って助けてもらうことができるようなお話をしてくださいとのことで、助けられる側の助けてもらうための準備や心構えについて1時間半に渡ってつたない話をさせていただきました。
当日は江津市役所様の協力で、実際に使用する段ボールベッドやパーテーションセットも組み立てて展示してもらい、簡易トイレについては参加者の方に実際に設営してみてもらいました。
助けてもらうためには、自分がなにを助けて欲しいのかを明確にしておき、助けてくれる人にきちんと伝えておくことが大切です。
そして、地域に自分の存在をアピールしておくことで、いざというときに思い出してもらえるようにしておくことも、捜索時の優先順位を上げてもらうためには重要です。
参加された方に少しでも何か持って帰ってもらえるといいなと思いながらお話をさせていただきました。
お忙しい中ご出席いただきました皆様、展示にご協力いただいた江津市役所の担当者様、お声がけいただきました都野津まちづくり協議会様、当研究所をご紹介いただきました県社会福祉協議会の当時の担当者様にお礼申し上げます。