使い捨てマスクを洗濯してみた

洗濯済み使い捨てマスク。耳ひもとマスクの取り付け部が洗濯で外れることもある。
洗濯ネットに入れて洗おう。

 いつまでたっても使い捨てマスクの供給がありません。生産量の不足や買い占めやらでまだまだ品薄は続きそうな気配です。
 花粉症持ちが多い我が家では使い捨てマスクはそれなりに備蓄していましたが、さすがに品切れ3ヶ月ともなると在庫に不安が出てきます。
 そこで、使い捨てマスクを洗濯して使ってみることにしました。

 使い捨てマスクは不織布で、その材料はポリプロピレン。耳ひももポリウレタンなので洗っても大丈夫そうです。
 絡んだりばらばらになってもいやなので、念のためネットに入れてお洗濯。
 仕上がりは悪くなさそうで、干してみると、いい感じに再生できました。
 薄手で耳紐が一体成形型はちょっと難しそうでしたが、プリーツタイプの使い捨てマスクは花粉症対策としては再生して使える感じです。
 衛生上はよくないのでしょうが、花粉を受けた鼻水やくしゃみのことを考えればつけている方が安心なのは確かです。

洗ったものと新品の対比。右上が洗濯した再生品。新品に比べるとマスク部分が柔らかくなっているのでフィット感はよい。また、鼻水かみすぎて赤くなったお肌にもやさしい肌触りになっている。

 何度も使い回すのは難しそうですが、一度二度なら洗濯してリサイクルできそうなので、花粉症用マスクに困っている方は、プリーツタイプの使い捨てマスクを洗濯して使ってみてください。
 なお、この方法はN95やDS2などウイルスを通しにくい高性能のマスクでは使えないのでご注意ください。

高性能マスクの一例。使い捨てで設計されているので再利用は不可。

 なお、これはあくまでも花粉症の方向けのリサイクルです。新型コロナウイルス対策としては使い捨てマスクは使い捨てることが原則になると思いますので、念のため。