先日「終活ノート」、いわゆるエンディングノートを見せてもらう機会がありましたが、その内容を見ていてどこかで見たことがあるなぁと妙な感覚になりました。
ちょうどその頃に「我が家の防災ノート」という埋め込み式で自分の災害対策の計画ができるノートを作っており、そのときにこの防災ノートが終活ノートの内容にとてもよく似ていることに気がつきました。
どちらも「私にもしものことがあったら」という想定で作るものなので似てくるのでしょうが、一つ作っておくとどちらにも使えるのかと妙に納得してしまいました。
違っているのは防災グッズや避難経路、周囲の避難所を記入する欄がないことと、付録の情報部分でしょうか。防災ノートでは災害時伝言ダイヤルや被災証明書の取り方などがかかれているのに対して、終活ノートはお葬式の形式や遺産相続の手続きなどが書かれています。
防災ノートの作り方がわからない人や何を書いたらいいかわからない人は、一度エンディングノートを買ってきて内容を埋めてみてください。
その中に防災グッズの管理表、避難経路と避難所の位置図を追加して、表紙に家族写真を貼っておけば、立派な防災ノートができあがると思います。
一度作れば、あとは作った人が必要な情報を追加していくのはどちらも変わりがありませんので、お時間を作って作成してみることをおすすめします。