【活動報告】有害鳥獣対策への対応、その後(~5月28日)

 ご依頼を受けてから約一月半。罠を仕掛けてから敷地内には出なくなったということですが、数日前に自宅前に現れたというお話をいただきました。
 「ブヒブヒ言ってた」との証言があったので確認したところ、ご自宅の前の庭を掘り返した跡があり、痕跡から見てイノシシがやったものと確認できました。
 ただ、イノシシ檻を出すには場所が狭く、防除用の電気牧柵は小さい子どもさんがいて危険だと判断し、しばらく様子を見てもらうことにしました。
 また、裏山からも夜に獣の音がするということで、そちらの方も対応することにしました。
 裏山と敷地の間にはイノシシ柵が展開されているので裏山側からのイノシシの侵入はできないだろうと見ていますが、何が来ているのか気になったので監視カメラを仕掛けてみたところ、おおきなイノシシが来ていることがわかりました。


 このイノシシのうちの一頭がイノシシ柵沿いに移動してご自宅前を掘ったのかもしれませんが、確証はもてません。
 幸い、裏山には一台稼働休止状態のイノシシ檻がありましたので、所有者とお話をさせていただき、当方で維持管理させていただくことを条件にお借りすることができましたので、現在そちらに重点をおいて対応をしています。
 敷地内の檻は、このまま出なければ休止から撤去に向かいますが、対応エリアが裏山に移動して、イノシシとの知恵比べは続きます。