マスクと眼鏡

眼鏡とマスクの他に、土埃を落としやすくするための雨合羽を着るとより安心。

 地震が起きた後や水害の後しばらくすると、細かな土埃が舞うことがあります。
 この土埃、普段の土埃と異なり、さまざまな雑菌や小さなゴミがたくさん混じっていますので、できるだけ粘膜に触れないようにしたほうが安心です。
 そのために必要なのがマスクと眼鏡です。
 マスクつけることで、のどや気管に入ってくる汚染された土埃を防ぐことができるのはなんとなくイメージができると思いますが、眼鏡はどうですか。
 案外と意識されていませんが、目も立派な粘膜組織です。
 汚染された土埃が入ると、眼球に傷がついたり、病原菌が体内に侵入したりすることがありますので、しっかりと防御しておくようにしてください。
一番効果的だと思うのは水泳用のゴーグルですが、花粉症用の眼鏡でも大丈夫です。
単なる眼鏡やサングラスでも、裸眼の状態よりはましです。
目や気管を守ることはあなたの被災後の健康維持にかならず役立ちます。
このご時世なのでマスクは持っている人が多いのではないかと思いますが、できれば眼鏡も準備しておくようにしてください。特に子供さんは粘膜が弱いので、しっかりと準備してくださいね。