目の悪い人にとって、コンタクトレンズや眼鏡などの視力矯正具は身体の一部になっていると思います。
目が見えないというのは不安ですし、危険です。その上、見えないことがストレスになることもありますので、どんな状況であれ視力矯正具を複数確保しておくことは大切なことだと思います。
ただ、気をつけておいて欲しいのが、コンタクトレンズの場合。
災害時や災害後は、平常時に比べると衛生環境が悪化することが多いです。
流水で手を洗ったりすることができない場合、コンタクトレンズの脱着時に目に汚れが付着して目に傷をつけたり目の病気になったりすることも起こりえますので、コンタクトレンズ派の人も、普段持ち歩くカバンや非常用持ち出し袋には眼鏡を用意しておくことをお勧めします。
ちなみに、さまざまな理由でコンタクトレンズも眼鏡もなしになってしまった場合には、紙に小さな穴をあけてその穴を通して周りを見ると、ちょっとだけですが視力が良くなります。
よく知られていることではあるのですが、こういったときに使えるというのは意外と知られていないので、念のため覚えておくといいと思います。