市販品の非常用持ち出し袋には、軍手またはビニール手袋がついていることが多いのですが、災害時の避難や災害後の後片付けに使おうとすると、どちらもやや心許ない装備です。
特に最初からセットされている軍手は玉石混淆で、耐火性のある純綿手袋もあれば火気厳禁の合繊軍手もあり、同じ軍手でもまったく異なる性質のものが入っていたりして困ることになります。
そこで、市販品の作業用手袋を一つ追加してみてはどうでしょうか。
災害後に必要とされ、かつ不足するものの中に作業用の手袋があります。
さまざまな作業時にしっかりとした手袋が一枚有るのとないのでは、作業効率がかなり変わります。
作業用手袋には皮、合皮、ゴム手袋などありますが、個人的には耐熱や耐火、耐切創性の機能を持っているものをお勧めします。
普通に買っても一つ1,000円あればお釣りがくると思いますので、軍手やビニール手袋に追加して、作業用手袋を準備しておいてくださいね。