去る2月15日に当所研究員が福岡県福岡市にある福岡市民防災センターで防災体験をさせていただきました。
この施設は、福岡市消防局が運営する施設で、さまざまな防災体験や防災グッズの展示、またヘリコプターの静態展示などもあり、非常に面白いところです。
ここでは枠に余裕があれば当日飛び込みでも1時間の防災体験コースを受講することができ、これは市民に限定していないため、誰でも参加することができます。
当所研究員達もこの1時間の防災体験を受講させていただき、家屋火災からの避難、消火器の使い方、起震機による地震体験(震度6強)、そして風速30mの強風体験を経験してきました。日頃さまざまな災害対策について知識としては持っていても、実際に体験してみるとやはり勝手が違うもので、いろいろな気づきがあったようです。
当日は家族連れや自治会の防災担当者、地元の少年防災クラブなど、たくさんの方達が防災体験をしていて、こういった体験が身近な防災意識の醸成に役立っているのだろうなと感じます。
体験終了後は119番通報の練習や、水没した車からの脱出体験などをし、帰る前はセンター隣の消防署で行われていた消防隊員の訓練を興味深そうに見ていました。
福岡へお出かけの際、是非一度行って体験していただきたいなと思います。