以前に国産の液体ミルクが発売されるという記事を書きましたが、あれからおよそ1年が経過しました。
実際に使った方からの意見では、「調整しなくて済むので衛生的に使える」と概ね好評だったようですが、「ほ乳瓶の衛生を保つのが難しい」という大きな問題がありました。対策として、紙コップとスプーンを使った飲み方や、使い捨てのほ乳瓶が提案されたりもしていたのですが、今回液体ミルクのパッケージにそのまま取付のできるほ乳瓶が開発されたと聞いたので記事にしてみます。
国内で製造されているのは、江崎グリコが製造している紙パックの「アイクレオ」と、明治が作っているスチール缶の「ほほえみ」の2種類です。
それぞれ形態が違っていて容量も異なっているので月齢や好みによって使い分けることになっているのではないかと思いますが、どちらもそれぞれ紙パックや缶に直接取付のできるほ乳瓶ができました。
現在はアイクレオで使う紙パック用ほ乳瓶が発売されている状態ですが、こちらは同じサイズであれば麦茶や水といった他のものに転用することも可能だとのこと。
また、缶につける方は令和2年3月から発売されるようで、缶と乳首の間にスペーサーが入り、乳首は交換できるようになっているようです。
ほ乳瓶の瓶の持ち歩きや消毒という手間や容量が減る分、保護者にとっては使うメリットがあるのではないかと思います。
災害時だけで無く、授乳者の体がくたびれているとき、普段お世話したことのない方にお願いするとき、そしてお出かけ時にも安心して使えるアイテムですので、機会を作って一度使ってみるのもよいのではないかと思います。
詳しい記事はこちらのリンクからご確認ください。
「赤ちゃんには選択肢がないのは不公平」 ほ乳瓶いらずの紙パック装着用乳首はこうして生まれた (ねとらぼ)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/04/news019.html
缶入り乳児用液体ミルクで“哺乳びん用乳首”のアタッチメント開発、「明治ほほえみ らくらくミルク」を移し替えずそのまま(食品産業新聞社)