非常口の鍵

鍵の開け方は書いてあるが、小さいのでいざというときには読めない。

 災害だけでなく火災のときにもとても重要になるのが非常口です。
 普段はスタッフ専用出入口になっているか、もしくはまったく使わない純粋な非常用として作られている非常口の扉には、ほぼ確実に鍵がかけられています。
非常時にはこの鍵を解放して脱出するのですが、実はこの非常口の鍵は解除するのに決まったルールがないため、非常口を使う事態になったときには焦りながら鍵の解除方法と格闘することになります。
 カバーを外してロックを解除するといった単純な作業でも、焦っているときにはなかなかうまくいきませんので、そういった場所にでかけたときには、念のために鍵の解除方法を確認しておいたほうが安心です。
 本当のことをいえば、非常口には鍵はかけないのが一番いいのですが、非常口を使ってさまざまな悪事を働く人が出ることを考えると、そういうわけにもいかないみたいです。
 ちょっとしたことなのですが、そういった細部の確認が一秒を争うときにはとても重要になりますので、非常口の鍵、ちょっとだけ意識しておくことをお勧めします。